【目黒区】「Cafeモクシャチャイ中目黒」が4月24日(土)グランドオープン!スパイシーで薫り高いチャイの魅力にハマルかも!
「モクシャチャイ」はインド出身の父・カプールさんと日印ハーフの息子・玲夫奈さんが、日本で本格的なチャイの魅力を発信しているブランド。2019年4月にチャイティーに特化したオリジナル紅茶の販売をスタートしました。
同年の9月にはモクシャチャイを提供するカフェを曜日限定で中目黒アロマカフェ内にオープン。毎週木曜と土曜だけの営業でチャイとスイーツを提供してきました。
そして2021年4月24日(土)に週5日営業する「Cafeモクシャチャイ中目黒」を正式にグランドオープン!店内でのイートイン、テイクアウト、ウーバーイーツでのデリバリーに対応するお店として本格始動しました。
「モクシャチャイ」とはチャイを通じて“癒しとゆとりのあるライフスタイル”を届けるブランド
店名の「モクシャ」とは、サンスクリット語で「自由や解放」を意味することば。日々慌ただしい日常を送る現代人にチャイを通じて「癒しやゆとりのあるライフスタイル」を提案したいという思いからつけられた名前だそう。
代表取締役であるカプールさんは北インド出身で、日本で数々のインドに関する映画やCM、取材などをコーディネートしてきたキャリアの持ち主。
そして共同創業者である大久保 カプール 玲夫奈(レオナ)さんは、日本生まれの日本育ちで、名づけ親はなんと「日本ロケット開発の父」であり工学博士の糸川英夫さんだそうです。
玲夫奈(レオナ)さんは、大学卒業後に機械メーカーに入社し、イタリアで現地法人立ち上げ、欧州市場開拓に従事していたそうです。
日本に帰国後、自分自身のルーツであるインドが抱える社会課題への関心が高まるとともに、家でいつも飲んでいたチャイが持つ魅力をもっと広めたいと考え、今回のブランド立ち上げに尽力しました。
インドの茶園に自ら足を運んで交渉。高品質な茶葉を直接輸入し、父であるカプールさんとともに立ち上げたのがオリジナルブランド「モクシャチャイ」というわけです。
“チャイ”とはどんなもの?インド家庭の味
インド式のミルクティーとして親しまれている”チャイ”は、もともとは粉茶をおいしく飲むために考えられたという説があります。
インドは長らくイギリスの植民地になっており、良質な茶葉はイギリスへと輸出されていました。国内には品質があまり良くない茶葉しか流通せず、それをおいしく飲むためにミルクやお砂糖などを加えて工夫され“チャイ”が生まれたのでは、というわけです。
インドには5000年以上というスパイスの歴史があり、カレー料理によく使用されていますが、どのようなスパイスをどう組み合わせるかは各家庭やお店によって異なります。
“チャイ”もミルクやお砂糖だけではなく、スパイスを加えて、各家ごとの味が存在するというわけです。「モクシャチャイ」を立ち上げた玲夫奈さんは、早起きして会社へ出かける母のために、オリジナルスパイスを調合してオリジナルチャイを淹れている父の姿を見てきたといいます。
風邪気味のときは生姜を多めに、夫婦喧嘩の後はまごころを込めて。チャイを飲むことでわだかまりがほどけて、言えなかったことばが自然とこぼれてくる。チャイには心の緊張を解く魔法の力があると感じたそうです。
日本人のライフスタイルは慌ただしくて、休息が足りないと感じている玲夫奈さん。父であるカプールさんが淹れてくれるチャイを家族で飲む時間のように、のんびりとした癒しの時間を提供したい。そんな思いをカタチにしたブランドが「モクシャチャイ」なのです。
「モクシャチャイ」のチャイとはどんなお茶?その魅力は?
「モクシャチャイ」が使用している茶葉は100%インド産。一つひとつ手摘みされた茶葉の中から厳選したものを生茶からていねいに仕上げたクラフトティーになります。
インドは世界最大の紅茶生産国であり消費国。もっとも生産量が多いのはインド島北部で、アッサム、ダージリンなどが有名です。
「モクシャチャイ」のスパイスティーには、生姜、シナモン、カルダモン、クローブなどの様々なスパイスをブレンドして使用。過去にイベントで開催された際のお客様の意見や感想をもとに改良を重ねて仕上げた配合になっています。
つまり、日本人の好みに合わせたオリジナルのおいしさで提供しているということですね。
スパイスには体を温める効果の他、胃腸の調子を整えるなどさまざまな美容&健康効果が期待できます。香りにもリラックスやリフレッシュ効果があるので、疲れた時のティーブレイクに最適ですね。
「モクシャチャイ」ではフェアトレードにも取り組み中
“フェアトレード”とは、開発途上国の生産者や労働者の生活改善・自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。原料や製品の適正価格で継続的に購入することで、社会課題の解決を目指そうというもの。
コーヒーやチョコレート、コットン製品、バナナ、ハンドメイド商品など、フェアトレード商品として売られているのをよく目にしているのではないでしょうか。
玲夫奈さんが自分のルーツであるインドが抱える社会的課題解決に向けて、「モクシャチャイ」を通じて少しでも貢献できればと考え、会社のミッションとして掲げています。
2021年3月現在、「モクシャチャイ」の紅茶を生産している農園に直接支援が可能に。農園近くにあるインフラ整備(水道などの水回り)建設が決定しているそうです。
途中に支援団体を介することなく、透明性のある支援ができるのは安心ですね。
テイクアウト・デリバーリーだけではなく、「モクシャチャイ」店内ではイートインも可能!
「モクシャチャイ」は東急東横線・中目黒駅から山手通りを池尻方面へ歩いて約8分程度の場所にあります。山手通りに面したビルの2階(1階は餃子福包 中目黒店)の上にあり、目黒川へもすぐに出られるロケーション。
お散歩ついでに立ち寄るのもおすすめです。店内はナチュラルなインテリアでテラス席もあってくつろげます。
本格的なマサラチャイの他、季節のフルーツを使ったオリジナルチャイなども販売。いまならストロベリーチャイが旬でしょうか。桜と塩見ときびを使ったチャイ、抹茶を使ったチャイなども登場し、和素材との素敵な組み合わせも楽しめます。
これから暑くなる季節にはチャイジェラートもいいですね。町田の焼きドーナッツ専門店「Daddy Donut(ダイディードーナッツ)」とコラボした日替わり客ドーナッツも一緒に楽しめます。
ドリンクやスイーツはすべてテイクアウトOK。Uber Eats(ウーバーイーツ)でデリバリーもやっています。その範囲は渋谷、代官山、恵比寿、三軒茶屋など中目黒を中心に半径約3㎞まで対応してくれるそう。
オンラインショップでも電子レンジで手軽に本格的なチャイを淹れられる「レンジdeチャイ」を販売中。オフィスや自宅でのリモートワークに便利でおすすめです。
週2日営業から5日営業へ変わり、利用しやすくなった「Cafeモクシャチャイ 中目黒」。チャイがもたらす休息のひとときをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。