【目黒区】つくり手さんの熱い思いが伝わって来た「第11回目黒マルシェ」、取材を忘れて満喫してしまいました

第11回目黒マルシェにおじゃましてきました

地元から愛され続けている「目黒マルシェ」。2024年4月27日(土)におじゃましてきました!

朝から小雨がちらつく不穏なお天気でしたが、マルシェがスタートする11時頃にはすっかり上がり、ちょっと蒸し暑いぐらいのお天気に。

目黒マルシェに4月27日(土)おじゃましてきました

今回は主催者である「ANALOG LIGHTING」の代表である山本威史さんにもお会いし、イベントの見どころ・楽しみどころも伺うことができました。

石川県・能登半島を応援する「田谷漆器×目黒マルシェ」コラボブース

田谷漆器×目黒マルシェブース

田谷漆器×目黒マルシェブース

主催者である山本さんから「ぜひ!」とおススメいただいたのが「能登半島エリア」のブース。「目黒マルシェ」のスペシャルゲストとして、能登半島の伝統工芸である「輪島塗」の老舗「田谷(たや)漆器」の十代目、田谷昂大(たや たかひろ)さん他がいらっしゃっていました。

伝統工芸品である輪島塗

田谷漆器は1818年(文政元年)創業で、寺社仏閣、料亭や旅館等で使われる漆器の製作・販売・修理を手がけてきたお店。確かな技術を見込まれ、最近では国宝・重要文化財の修復分野でも尽力されています。

繊細な職人仕事に思わず目を奪われる

輪島塗の実演も行われており、小さなお子様も興味津々。職人さんの鮮やかな手さばきを食い入るように見つめていました。

きらびやかで美しい輪島塗の漆器

輪島塗の特徴は、高度に専門化した職人の分業制にあるといいます。木地を作る木地師(きじし)、漆を塗る塗師(ぬりし)など、124にものぼる行程をそれぞれの職人たちが手がけるのは全国でも類を見ないとのこと。

昔ながらの手仕事で仕上げる輪島塗漆器

田谷漆器では、この伝統の“手仕事”を守り抜き、ヒバやアテ(ヒノキ・アスナロ)などの天然木に天然漆を用いた漆器作りを貫き、ゆっくり時間をかけたモノづくりに定評があります。

普段なかなか目にすることが出来ない、職人さんの技を間近で見ることができて、とても貴重な体験となりました。

オーダーメイドで和菓子を製造・販売する「ゆり屋」

和菓子のオーダーメイド製造・販売「ゆり屋」

武蔵小山のミチノサキビルで定期開催されている「ミチノイチバ」でお会いした、和菓子のオーダーメイド製造・販売を手掛ける「ゆり屋」を発見!みたらし団子と月餅、琥珀糖を販売されていました。

【目黒区】武蔵小山・ミチノサキビルで開催された「心と体でつながるマルシェ ミチノイチバ」を満喫!地元の人たちとの温かなつながりが感じられた1日

ゆり屋のみたらしだんご

「ゆり屋」のみたらし団子は、ふっくらもちもちしていてとてもおいしいんです。甘辛くて濃厚なタレもたっぷりかけていただきました。

大倉山駅にあるマッシュポテト専門店「アフロポテト」も出店!

アフロポテト

「ゆり屋」の店主さんから「向こうでアフロポテトさんが出店してるわよ!」と教えていただき、ブースにおじゃましてきました。アフロポテトもやはり「ミチノイチバ」に出店されたことがあるお店。

グルメマッシュポテトのあの絶妙な味が忘れられず「ソーセージ」「チリコンカンチーズ」の2種類を購入です。マルシェイベントで見知ったお顔に出会えるのはとても嬉しく、ワクワクしてしまいます。

お惣菜が主役のベーカリー「田中惣菜店」

田中惣菜店

そして「アフロポテト」のお隣は「田中惣菜店」。最寄り駅は西小山で以前、こちらのお店も取材させていただいたことがあります。

【目黒区】地元で話題の「田中惣菜店」に行ってきた!お惣菜が主役のパンは斬新なアイデアが光る逸品

「明太バター」と「タバスコカレー」のパンを購入。「明太バター」はスティックタイプで食べ歩きしやすかったので、お昼ご飯としてその場でいただいちゃいました。

濃厚な明太バターの味、おいしかったです!

この他、カンボジアの生胡椒・塩漬け「おうさまペッパー」を発見し、思わずGET。

カンボジア産の生胡椒

お料理にはもちろん、そのまま食べてもおいしいのでお土産にしました。

4月27日(土)にお引越しされたばかりの「レッカービッセン」

レッカービッセン

「目黒マルシェ」といえば「レッカービッセン」。いつもお店の前には大行列が出来、焼き立てのフランクフルトやベーコン串を求める人たちで大賑わいしていました。

レッカービッセンがお引越し

今年はお店の前に行列がない、と思ったら、道路のお向かいにお引越し。ちょうど4月27日(土)にオープンしたばかりだったそうです。

【目黒区】「ハムソーセージ工房 レッカービッセン 目黒本店」が目黒通りを挟んでお向かいにお引越し。「目黒マルシェ」でもその人気ぶりは健在

ドライフラワーなどの出店

この他にも、たくさんのお店が出店されており、全部をご紹介できずにすみません。

第11回も大盛況だった「目黒マルシェ」

お客様の出足は少しゆっくりだったようですが、今回も大盛況のうちに無事終了です。次回開催は秋を予定しています。

行きそびれちゃったという方は、直近でまた「目黒マルシェ・サークル」が5月4日(土)に開催されますよ!

1人でイベントを切り盛り、目黒の街に賑わいを取り戻すべく奮闘中の山本さん

ANALOGLIGHTINGの前ではキッドニアマルシェも開催

「ANALOGLIGHTING」前では「KIDNIA×キッドニア目黒」がオープン

目黒通りの歩道を借りて100店舗を超える出店者数というなかなか大規模なイベントに成長した「目黒マルシェ」。実は「ANALOG LIGHTING」代表の山本さんお1人で切り盛りされています。

目黒マルシェオリジナルグッズ

「目黒マルシェ」オリジナルグッズも販売

お会いした日は「もう2日間ほとんど寝てない」とかなりのお疲れモードでした。そんな山本さんですが、地域活性化活動に取り組みつつ、ていねいな手仕事で伝統的なモノづくりに取り組んでいる生産者さんを本業そっちのけで全力応援中。

GW中にもう1回「目黒マルシェ・サークル~おかわりマルシェ~」を5月4日(土)10時~16時に「MEGRO MARC(目黒マーク)」で初開催を予定しています。

おかわりマルシェもやります!

生産者さん・つくり手さんをイベントの主役である「出演者」にした「ほんきもの」マルシェフェスとして盛り上げ、「本気でものづくりをする人が集まる1つのエンターテイメント」を目指していきたいとのこと。

ECサイトが物販の主軸になりつつある現代で、地道に本気でものづくりを続けている生産者さんにスポットライトを当て、その仕事ぶりが再評価される未来を目指して取り組んでいらっしゃいます。

私たちは消費者として「ほんきもの」を応援できたらいいですね。

「目黒マルシェ・サークル」が開催される場所は目黒駅の東口側、住所では品川区西五反田となりますが、歩いて約7分程度となります。今後も月1回ペースで開催される予定とのこと。

年2回開催されている「目黒マルシェ」同様、皆さんもぜひ足を運び、存分に楽しんでいただけたらと思います。

■取材協力

目黒マルシェANALOG LIGHTING代表・山本威史さん

↓「目黒マルシェ」開催場所はこちらになります。

↓「目黒マルシェ・サークル」開催場所は「MEGRO MARC GARDEN(中央広場)」になります。

 

Chikuwa

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