【目黒区】自由が丘に醬油らーめん専門店「麺 ひしおのキセキ」が5月1日(水)オープン、「茶工廠(ちゃこうじょう) 自由が丘店」の跡地です
東急大井町線・自由が丘駅、踏切の脇にあった「茶工廠(ちゃこうじょう)自由が丘店」の跡地に「麺 ひしおのキセキ」が2024年5月1日(水)にオープン。
自由が丘周辺では数少ない醤油ラーメン専門店となります。
偶然に生まれた醬油のルーツ「醬(ひしお)」の物語を店名に込めた「麺 ひしおのキセキ」
「麺 ひしおのキセキ」という店名は、醤油が生まれた軌跡に感謝し、皆さんに奇跡の一杯を、という想いが込められているそうです。
「醤油」は奇跡的にできた偶然の産物。”奇跡”的にできた一滴の醤油の”軌跡”を追いながら、こだわりの醤油らーめんがお客様や地域の皆様へ広く広がっていってほしい。そして、お客様との出会いも一期一会であり、”キセキ”だと思っているというコメントが、公式Instagramで紹介されていました。
大手醬油メーカーであるキッコーマン株式会社の公式ホームページを拝見すると、醤油のルーツは「醬(ひしお)」であり、その歴史について詳しく紹介していました。「醬油」ということばが出現したのは室町時代だと考えられており、それまでは「醬(ひしお)」という発酵調味料が存在していたのだそうです。
食物を塩に漬けて保存すると発酵してうま味を持つことを体験し、試行錯誤の末に醤をつくるようになったと考えられています。
日本で「醬(ひしお)」ということばが使われた例は、飛鳥時代・藤原京から出土した木簡。
「醬油」という記述が登場するのは1568年(永禄11年)の「多聞院日記」で、原料の配合などから、しょうゆやたまりに近いものだろうと推定される調味料が「唐ミソ」「唐ミソ汁」などの表記で登場しているそうですよ。
「べんがら色」の格子、瓦の軒など、落ち着いた和のたたずまい「麺 ひしおのキセキ」
「旧・茶工廠(ちゃこうじょう)自由が丘店」が壊され、新しく工事がスタート。その後、ベンガラ色に塗られた壁や格子扉、軒先には瓦が付けられ、趣のある外観に仕上がっていく過程を眺めつつ「どんなお店が出来るのだろう」とワクワクしながらチェックしていました。
和食系のお店だろうなと思っていたところ、ついに店先に看板が出現。
醬油らーめん専門店「麺 ひしおのキセキ」がオープンするというのがわかった、という次第です。どんなラーメンが提供されてくるのか、1種類はスープの色が濃い目の“特製 濃醇”で、もう1つは“特製 淡麗”の2種類が公式Instagramで紹介されていました。
店内はどんな雰囲気なのか、スープの味は?などなど、いろいろ気になることがたくさん。オープンしたらさっそく食べに行ってみたいと思います。
↓「麺 ひしおのキセキ」の場所は「茶工廠 自由が丘店」跡地・最上ビル1階になります。