【目黒区】東京科学大学学園祭で、フードロス削減体験型イベント「限界(ギリギリ)食堂」が11月2日・3日に出店。おいしく食べて脱炭素にも貢献しよう

(画像提供:Earth hacks株式会社)
大岡山駅から徒歩約1分のところにある東京科学大学大岡山キャンパスで、2025年11月2日(日)・3日(月・祝)の2日間、「工大祭2025 Bloom」が開催されます。
【工大祭2025 開催日程のお知らせ】
今年度の工大祭は、11月2日(日)~3日(月・祝)に東京科学大学 大岡山キャンパスにて開催いたします。
皆様の工大祭へのご参加、ご来場をお待ちしております!#科学大 #工大祭 #工大祭2025 pic.twitter.com/HwrD6lzoJS
— 工大祭2025 (@koudaisai_tokyo) April 21, 2025
その学園祭にフードロス削減体験型イベント「限界(ギリギリ)食堂」が出店。賞味期間間近の食材や規格外野菜などを活用したフードメニュー「もったいない鍋」を、一杯100円の”ワンコイン”で提供することになりました。
仕掛けるのは、⽣活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を⽬指す⽣活者共創型プラットフォームを展開するEarth hacks株式会社。
会場では、安価に美味しく食事を楽しみながら、フードロス問題やデカボスコアに関する展示ボードなどを設置し、フードロス削減が脱炭素につながるということを体験から学ぶことができますよ。
「限界食堂」ではまだ食べられるのに廃棄されてしまう食材をおいしい鍋に大変身
イベント会場では、賞味期限ギリギリの食材や規格外野菜などが並ぶマルシェコーナーを設置。そこから食材を最大3つまで選び、”食材カード”をスタッフに渡します。

「もったいない鍋」提供の流れ(画像提供:Earth hacks株式会社)
選んだ食材とベースの鍋出汁、お肉をキッチンカーで調理。熱々出来立ての「もったい鍋」を提供するという流れです。
待機列にはフードロス問題やデカボスコアに関する展⽰ボードを設置していますので、お鍋が提供されるまでの間、脱炭素への取り組みについて学ぶこともできますよ。
「FOOD&COMPANY」のこだわり食材を使用
「もったい鍋」に使用する食材は「FOOD&COMPANY」のもの。学芸大学駅近くに本社のある有機栽培で作られた農産物や、それらを使った加工品を販売するお店です。

(画像提供:Earth hacks株式会社)
学園祭期間中から9⽇(⽇)まで「FOOD&COMPANY」の学芸⼤学店、代官⼭T-SITE店でも、賞味期限ギリギリの⾷材が購入できる”期間限定コーナー”を展開する予定。
イベントに来場できない方に、「限界(ギリギリ)⾷堂」のようなフードアクションを実践できるよい機会となればとのことでした。
↓「FOOD&COMPANY 学芸大学店」の場所はこちらになります。
↓「FOOD&COMPANY 代官山T-SITE店」の場所はこちらになります。
お財布”ギリギリ”の限界大学生を救う!?イベント
Earth hacksがLINE ヤフー株式会社、株式会社seamint.と共同で設⽴した「デカボLab」においてZ世代を対象に実施した調査の結果、Z世代の約6割が「今、⽣活費のやり繰りが苦しい状況」と回答。

(画像提供: :Earth hacks株式会社)
さらに⽣活費節約のためにまず初めに削減するのは「⾷費」であることが明らかになりました。

( 画像提供:Earth hacks株式会社)
今回のイベントでは厳しいお財布事情を抱えるむ”限界⼤学⽣”に、お腹いっぱいにおいしいお鍋を楽しんでもらいつつ、フードロス削減が脱炭素につながるということを学んでもらえる機会となっています。
フードロス削減が脱炭素につながる理由とは?
廃棄された食材はどうなるのでしょうか。その多くは焼却処理などされるため、CO2排出に繋がっています。
現在国内で発生しているフードロス量は年間で約472万トン。ひとりあたり毎日おにぎり1個を捨てている計算になるそうです。
このロス分を生産するために、製造・輸送・販売の過程で排出されるCO2は年間約1,046万トンにのぼるとか…(参照元:農林水産省「食品ロス及びリサイクルをめぐる情勢(令和6年発表、令和4年度データ)」より)。
この量を1年間で吸収するためには、九州地⽅と四国地⽅を⾜した⾯積とほぼ同じ規模の森林が必要な計算になるそうです。
フードロスがCO2排出量に影響していることを、Z世代の半数以上が知らない!?

(画像提供 :Earth hacks株式会社)
環境貢献活動やサスティナブルに関心が高いといわれているZ世代。フードロスを問題視している一方で、フードロスがCO2排出量に影響を及ぼすことを、約半数以上が知らないという回答しています。

(画像提供 :Earth hacks株式会社)
フードロスを減らすアクションも脱炭素に貢献できる、というのは私たちの生活の中で気軽にできる環境貢献活動。
サステナブルな暮らしを実践したい、という思いがありつつも、なかなかアクションできない。何をすればいいかわからない、という方にとっても、よいきっかけになりそうですね。
「もったいない鍋」のデカボスコアについて
“デカボスコア”とはEarth hacksが提供する、商品やサービスにおけるCO2排出量の削減率をスコア化した指標です。

(画像提供 :Earth hacks株式会社)
従来の素材や⼿法を⽤いた商品等と⽐較し、環境に配慮した⼯夫によって変化するCO2排出量の削減率を表⽰し、製品やサービスの環境貢献度をひとめで、わかりやすく伝えます。
2022年7⽉に提供を開始し、2025年7⽉時点で導⼊企業は265社以上、対象商品・サービスは1,000点以上にのぼります。

(画像提供 :Earth hacks株式会社)
例えば今回の「限界食堂」で⽩菜、にんじん、⻘ねぎを選択して、ベースの鍋出汁と鶏⾁を加え「もったい鍋」を楽しんだ場合、デカボスコアは11%*になる、というわけです。
*イベント直前の流通状況により、使用する食材を決定。記事記載の食材提供がない場合もありますので、ご了承ください。
脱炭素社会の実現に向けて「⽣活者1⼈ひとりの主体的なアクション」を体現したイベント
今回、Earthhacksが東京科学大学の「工大祭2025」に出店するきっかけとなったのは、CEO関根澄人(せきねすみひと)さんの母校であったことから。
そして「限界食堂」は、Earthhacksが脱炭素社会の実現に向けて大切にしている、「⽣活者1⼈1ひとりの主体的なアクション」を体現した取り組みです。

関根澄人さん(画像提供 :Earth hacks株式会社)
関根さんからは以下のようなメッセージが届いています。
2050年に向けて「電⼒」というエネルギーを節約していく代わりに、若者たちの「活⼒」というポジティブなエネルギーを世の中に広げ、社会全体をもっと明るくしたいと願っています。
この「限界(ギリギリ)⾷堂」が、来場者の皆さんにとって、環境について考え、主体的な⾏動を起こすきっかけとなることを期待しています。ぜひブースにお越しください!
学生さんはもちろん、ご家族そろってぜひ「工大祭2025」に足をお運びください。おいしくて栄養満点の「もったいない鍋」を楽しみつつ、構えず、自然体で楽しむ”環境貢献活動”を体感してみてくださいね。
「限界(ギリギリ)食堂」イベント概要

(画像提供 :Earth hacks株式会社)
11月2日(日)10時~17時(LO.16時30分/完売次第終了)
11月3日(月・祝)10時~15時(LO.15時/完売次第終了)
【開催場所】東京科学⼤学 ⼤岡⼭キャンパス(東京都⽬⿊区⼤岡⼭2-12-1)
【出店場所】⼤岡⼭⻄地区 学⾷前屋外スペース
【参加費】100円
詳しくはこちら≫
■情報提供
Earth hacks株式会社
↓「限界(ギリギリ)食堂」が出店する東京科学大学 大岡山キャンパスの場所はこちらになります。





