【目黒区】東のボルゾイ、9月の新作ミュージカル「ウテルス」を見逃しちゃった方に朗報!12月1日(月)まで映像配信中

(画像提供:東のボルゾイ)
2020年に旗揚げした劇団「東のボルゾイ」。2025年9月に「中目黒キンケロ・シアター」で上演された新作ミュージカル「ウテルス」を皆さん、ご覧になりましたか?
「また見たい!」「知らなかった」「見逃しちゃった」という方、11月7日(金)~12月1日(月)まで舞台映像が特別配信されています。一度購入すると期間中何度でも視聴できるので、「ここもう一回見たい!」というおかわり公演も存分に楽しめますよ。
東のボルゾイ最新作「ウテルス」とは?

(画像提供:東のボルゾイ)
東のボルゾイは東京藝術大学在学中、脚本家 島川柊さん・作曲家 久野飛鳥さん・演出家 大舘実佐子さんの3名により活動を開始。オリジナルミュージカル作品を次々と発表しています。
最新作である「ウテルス」は、いつまでたっても戦争がある世界で、できる限りの希望を探す物語。あらすじは以下の通りです。
花はある日、自分を「花丸」と命名し、男になってみた。
きっかけは、兄からいわれた、
「花はまっすぐだな。お前が男だったら、親父は喜んだと思うぜ。」
の一言だった。
花丸は、男でもあり女でもある特権をフル活用し…。
現代劇でありながら、美しいを死を求めて戦争に向かう若者たちの心理を描き、戦争をしない宣言をした国に生きている罪悪感や捻れる世界への不安を表現しています。

(画像提供:東のボルゾイ)
戦後80年であり、劇団5周年であることを意識し、現代劇を作る団体としての使命に真っ向から取り組んだ意欲作となっています(引用元:東のボルゾイホームページより)。
圧倒的なパワーと強いメッセージに魂を揺さぶられる「ウテルス」

(2025年9月7日撮影)
私も9月7日(日)の夜公演を観劇してきました。音楽介在会話劇「イエスと言え」、ミュージカル「ソフトパワー」に続き、3度目となります。
ハラスメントや人種差別、多様性などさまざまな社会課題をモチーフに、人間の愚かさと希望を描いてきた東のボルゾイ。ユーモラスで軽妙なコメディ要素も存分に盛り込まれており、涙あり、笑いありの楽しい舞台を展開しています。
今回の「ウテルス」は私にとってかなり重く、苦しく、受け止めるのにしばらく時間がかかるほど、深い印象を残した作品でした。
ピアノ・パーカッションの生演奏や緻密でダイナミックなアンサンブル。東のボルゾイならではの魅力が存分に発揮された心に残る意欲作です。

中目黒キンケロシアター(2025年9月7日撮影)
一期一会の舞台ですが、こういった形で映像として楽しめるのはとても貴重な機会。特典として映像ありの副音声が付いてくるところも楽しみですね。

(画像提供:東のボルゾイ)
皆さん、この機会にぜひ一度、東のボルゾイの作品に触れてみてはいかがでしょうか。次回の公演に足を運んでみたくなること間違いなしですよ。
【配信期間】2025年11月7日(金)~12月1日(月)
【料金】3,000円(税込)
購入はこちらから≫
【出演】
花丸・・・石橋佑果
草太・・・仲井真徹
真理子・・・白鳥光夏
日ノ出・・・山科諒馬
近藤・・・小嶋開太
実・・・岡田かな
ジジイ/土方・・・曽田昇吾
犬/沖田・・・須田遼太郎
斎藤・・・斎藤英明
母/伊東・・・名越統真
永倉・・・松岡奏統
山南・・・岡村香佑
アンサンブルキャスト・・・泉里晏 イワセイクエ 臼井友紀乃 尾﨑愛 勝田柚衣 佐藤志帆 髙田紗愛 林耕太郎 星えり菜 松永トモカ 的場美佳 母里幸知子 山岸美月
【演奏】
パーカッション・・・清水優
ピアノ・・・久野飛鳥
【製作】
作・・・島川柊
作曲・・・久野飛鳥
演出・・・大舘実佐子
舞台監督:山田剛史
音響:宮﨑裕之(predawn)
音響オペ:渡辺望
照明:渡邉京子
照明オペ:田村梓/松本多歌楽
歌唱指導:村上勧次朗
振付助手:山岸美月
制作補佐:桜田実和
映像:青春組立式キット
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 【東京ライブ・ステージ応援助成】
企画/製作/主催:東のボルゾイ
■情報提供







