【目黒区】「Pasta & wine 壁の穴 自由が丘店」で毎月第3火曜日に開催されている大感謝祭へ、ランチタイムは大行列
2023年で創業70周年を迎えた「壁の穴」。お客様への感謝を込めて、毎月第3火曜日にパスタ3種類が特別価格(税込550円)になる大感謝祭を開催しています。
大感謝祭は創業70周年までのカウントダウン企画として2022年の6月から開催していたそうですが、好評につき、2024年も継続して行っているそうです。
11月19日の第3火曜日にちょうどタイミングよくメルサパートⅠにある「Pasta & wine 壁の穴 自由が丘店」で開催されていたので、ランチでおじゃましてきました。
「壁の穴」は和風スパゲッティの元祖であり、たらこスパゲッティを生み出したお店
スパゲッティ専門店「壁の穴(Hole in the Wall)」が東京都田村町(現在の西新橋辺り)にオープンしたのは1953年(昭和28年)、日本ではまだあまりイタリア料理が一般的ではない時期でした。その後、テナント交渉が上手くいかずいったん閉店。
この当時はミートソースを提供していたそうです。
その後、1963年(昭和38年)、渋谷宇田川町に「壁の穴」を開店。お客様とともに約200種類以上ものメニューを開発します。
納豆スパゲッティやしめじスパゲッティ、うにスパゲッティなど、のりや青じそ、昆布の粉を使った和風スパゲッティを次々と生み出し、「和風スパゲッティの元祖」ともいわれました。
また、渋谷にある「壁の穴」は「たらこスパゲッティ発祥の店」としても知られています。N響のホルンのTさんがキャビアを持参し、スパゲッティにのせてくれといったことから、キャビアのかわりに「たらこスパゲッティ」を考案したのが始まりだそうですよ。
「壁の穴風ナポリタン」「“伝説”のミートソース」「辛子明太子と高菜のスパゲッティ」の3種類がお得に
平日とはいえ、スパゲッティが税込550円とは相当安いお値段。13時近くでしたがお店には行列が出来ていました。
待っている間に注文を取り、大勢の方をご案内できるよう、テーブル席も2人掛け、お1人の方はカウンター席を案内するなど、効率の良いオペレーション体制。さほど待たずに店内へ案内されました。
同行した家人は「“伝説”のミートソース」、私は「壁の穴風ナポリタン」を注文。ランチタイムに提供しているプラスセットもお願いできるとのことなので、ドリンク+サラダの“Aセット”もお願いしました。
“伝説”のミートソース
家人が注文した“伝説”のミートソース。創業当時から提供してきたまさに壁の穴の原点ともいうべきメニューです。
野菜のうま味と肉の味わいを最大限に活かすため、素材にこだわり丁寧に時間をかけて仕上げています。シンプルな中にも「壁の穴」の歴史と想いを感じることができる逸品。
壁の穴風ナポリタン
独自のレシピで改良した壁の穴風ナポリタン。喫茶店のナポリタンとは一味違うおいしさです。
大きめにカットされたハムや野菜がたっぷり。懐かしさもあり、ケチャップだけではない独自の味付けが感じられました。
ランチAセット
ランチAセットはソフトドリンクとサラダ付き。サラダは彩りもよくかなりボリューミーです。私はホットコーヒー、家人はトロピカルティー(アイス)を頼みました。
Bセットはドリンクとドルチェ、Cセットはサラダ・ドリンク・ドルチェのセットです。
店名である「壁の穴」とはシェイクスピアの戯曲「真夏の夜の夢」から
ちょっとユニークな「壁の穴」というネーミング。シェイクスピアの戯曲「真夏の夜の夢」に出てくる言葉 Hole in the Wall(壁の穴)からとったものなのだとか。
以下、「壁の穴」のホームページに書かれていた由来についてです。
恋人同士が壁に開いた穴を通して囁きあうというシーンがありますが、原作では二人が結ばれるまでの障害を壁にたとえています。つまり、「壁の穴」は障害を乗り越えて心を通じ合わせるために存在したのです。
この話のように、お客様との交流を大切にしたい。いつも心を通わせていたい。そんな想いを込めて「壁の穴」という名前をつけたのです。
そして、その名前の通り今日まで、お客様と温かく心を通わせ続けてこれたと、そう信じています。
これからも常にお客様とともに新しいメニューを作っていきたいという「壁の穴」。2018年9月からは株式会社ジー・テイスト(焼肉さかいホールディングス)の傘下となりましたが、創業当時の想いは繋がっているようです。
皆さんもチャンスがありましたらぜひ!
↓「Pasta & wine 壁の穴 自由が丘店」の場所はメルサパートⅠ・3階です。