【目黒区】行列が気になっていた「麺也 時しらず 学芸大学店」へ。濃厚つけ麺か迷った末「山椒香る煮干しそば」に“二度麺”も付けちゃいました
学芸大学西口商店街の中にある「麺也 時しらず」。場所は「まぜそば ちゅるる」の並びでちょっぴり手前(駅寄り)にあります。
【目黒区】学芸大学西口商店街の中にある「まぜそば ちゅるる」のボリュームにノックアウト。1月3日(金)から通常営業しています
お店の近くを通る度、いつも行列ができているので気になっていました。15時過ぎに通った時、並んでいる人がいなかったので突撃です。
大井町店と学芸大学店の2店舗を展開する「麺也 時しらず」
「麺也 時しらず」は学芸大学店の他に大井町店があります。大井町店が1号店で、いつも行列ができる人気店なのだとか。
学芸大学店もお昼時は行列ができているなという印象です。
こちらの看板メニューは「鷄魚介濃厚つけ麺」と「山椒香る煮干しそば」。そして新作として「穂先わかめつけ麺」が店頭でプッシュされていました。
そしてラーメン店でよくある“替え玉”ではなく、別の器・タレで提供される「二度麺」というスタイルを取っているようです。
汁あり麺が好きなので「麺也 時しらず」の「山椒香る煮干しそば」を注文してみました
券売機の一番上にあるので「鶏魚介濃厚つけ麺」の方が推しメニューとは思うのですが、汁ありラーメンが好きなので「山椒香る煮干しそば」を食べてみることに。迷ったのですが「二度麺」が気になるので、最初からセットのものにしました。
店内はカウンター席の他、奥に4人掛けのテーブル席もあります。
カウンター席は9席ありました。
澄んだスープに煮干しがガツンと香る「山椒香る煮干しそば」
器も盛り付けも美しい「山椒香る煮干しそば」が提供されてきました。澄んだスープと細ストレート麺、角切りにした玉ネギ、チャーシュー、味玉子、カイワレ大根をトッピング。
スープには鯵煮干しのクリアで味わい深い出汁に鯖節を合わせてるそうです。鯖節は脂が多く、コクや濃厚さ甘味が感じられるのが特徴。
柑橘のトーンもある山椒を使うことで爽やかさと奥深さを感じさせる味わいでした。
麺は水分量の配合を抑え、小麦の食感と香りを際立たせオリジナル麺。一口噛むとパツン、パツンという歯切れの良さで澄んだスープによく合います。
「麺也 時しらず」には味変“三種の神器”として「黒煎り七味」「一味の醬油漬け」「にんにく酢」が用意されていました。
黒煎り七味はごまや木の実、山椒、陳皮などを加えたちょっとクセのある七味唐辛子なのだそう。
まずはこちらを試してみました。思ったよりも辛くなく香りが格段にアップした印象です。
続いて試したのが「一味の醬油漬け」。韓国産の粗刻みした唐辛子を「時しらず」特製醬油ダレで漬け込んでいるそうです。
ガツンとした辛さとスープの旨味を引き立たせてくれる味わいで、これはちょっとクセになりそうな感じです。
最後は「にんにく酢」。大量のにんにくを国産穀物酢で漬け込み、熟成させているそうです。
にんにくが大好きなのでこれは嬉しい。スープが爽やかなトーンになり、パンチのある味わいに変化しました。
大将のおすすめをちゃんと読まずに使ってしまいましたが、どう使ってもおいしくいただけたので満足です。
お腹は満腹を訴えていましたが「二度麺」もしっかり堪能
すでにお腹は満腹に近い状況でしたが、ここはやっぱり「二度麺」を食べずしては帰れません。「麺也 時しらず」究極の替え玉といわれる「二度麺」。
ラーメンとは別の器で提供されてきます。「二度麺」は専用のタレを使っており、煮干し香る特製鶏油、荒削り煮干し粉とよく絡めていただくスタイルです。
いわゆる「油そば」のような感じでしょうか。「山椒香る煮干しそば」とはまったく違う味わいで別物のおいしさ。
しっかりお腹を空かせて来店してこれは両方とも味わいたいです。卓上にはスープ割も用意されているので最後に器を洗うようにしてきれいにいただきました。
あっさりしながらもコクのある鶏白湯スープに、魚介のこだわりスープと合わせた「鶏魚介濃厚つけ麺」も気になります。麺は通常30㎝のところ50㎝の長い麺を製麺所と共同開発しているそうです。
また近いうちに必ず来店してみようと思います。
↓「麺也 時しらず 学芸大学店」の場所はこちらになります。