【目黒区】「WithGreen」に「たんぱく質×秋野菜」の主食サラダ2種が登場。9月1日(月)から季節限定で発売されています

2025年秋の新作メニュー2種(画像提供:WithGreen)
日本生まれの、日本の四季を感じるサラダボウル専門店「WithGreen」。2025年の秋の新メニューはフィットネスブランド「VALX(バルクス)」とコラボした”たんぱく質”を意識した主食サラダが登場します。
「VALX」はトレーナー界のレジェンド・山本義徳(よしのり)さん監修のサプリメント・アパレル・トレーニンググッズ、フィットネスジムなどを展開。普段筋トレしていない人にももっとプロテインを届けたいという考え方に共感し、今回のコラボが実現したそうです。
現代人が抱える”野菜不足”と”たんぱく質不足”を1度で解消できる画期的なメニュー。メディア向けに開催された季節限定サラダ発表会&試食会に参加してきましたので、新メニューのおススメポイントをご紹介していきましょう。
日本人の食文化にもなじむWithGreenのサラダボウル
WithGreenのサラダは1杯で満足できる主食としてのサラダが特徴。創業者である武文智洋(たけふみともひろ)さんがアメリカにいた時に、サラダを食べることが習慣化しているのを見て、日本でも健康的な外食として”サラダボウル”を導入したいと考えて起業したのがWithGreenです。

創業者の武文智洋さん
もちろんアメリカのものをそのまま持ってくるのではなく、日本人の暮らしや文化に寄り添うものにしたい。そのためには四季折々の食材や食感など、「一汁三菜」に慣れた日本人の味覚に受け入れられるものをと考え抜かれた一杯となっています。
WithGreenでは直営店にこだわっており、2025年7月現在で全国に40店舗。2026年には50店舗まで拡大したいとのこと。
前回の試食会レポートでWithGreenの商品開発の考え方やサラダの魅力を詳しくご紹介していますので、ぜひそちらも参考になさってください。
1食あたり20g前後のたんぱく質が摂れるWithGreenの新しいサラダ
「たんぱく質=プロテイン」は、糖質・脂質とともに三大栄養素の1つ。ビタミン・ミネラルとともに五大栄養素と呼ばれていますね。

五大栄養素(画像はイメージです)
なんとなくたんぱく質(プロテイン)は筋肉をつけたい人が積極的に摂取するもの、とイメージしていませんか?
実はたんぱく質、筋肉・臓器(筋肉でできてる)だけではなく、皮膚、骨、毛髪、爪、ホルモン、酵素、免疫をつくるために大事な栄養素。不足すると筋肉が衰えるだけではななく、身体の機能低下や体調不良を起こす可能性があることが指摘されています。
たんぱく質が人の体に占める割合は15~20%。男性は1日60g、女性は50g、運動している人は、体重の1㎏あたり1.6g摂取することが推奨されているそうす。
秋の新サラダは1食あたり、たんぱく質が20g前後が摂れてしかもカロリーは控えめ
今回WithGreenから新発売されたサラダは2種類あり、1つは人気のスモークチキンを使用した「たっぷりスモークチキンと秋の味覚のシーザーサラダ」です。こちらは1食あたり23.9gのたんぱく質が摂取可能(Mサイズでドレッシングを除き211kcal程度)。

たっぷりスモークチキンと秋の味覚のシーザーサラダ
そしてもう1つはWithGreen初となる魚を使った「さば煮カレーと北海道産じゃがいもグリルのサラダ」で、たんぱく質18.8gが摂取できます(Mサイズでドレッシングを除き265kcal)。

さば煮カレーと北海道産じゃがいもグリルのサラダ
1食で摂れるたんぱく質量を20g前後としているのには訳があって、体に吸収できる量に上限があるから。1食で吸収できる量がちょうど20g前後なのだそうです。
完全栄養食(ビタミンCと食物繊維以外の栄養成分はすべて含む)といわれる卵3~4個分のたんぱく質を1杯でとれる計算になり、かつ、野菜もたっぷり摂れる。同じぐらいたんぱく質が摂れる牛丼だと、1食あたり700kcalに相当するのに比べればそのヘルシーさは歴然ですね。
WithGreenの秋の新作サラダの魅力はたんぱく質だけじゃない!最後の一口までおいしく完食

商品開発担当・武文謙太さん
続いて商品開発を担当されている武文謙太さんから、今回のサラダの魅力をご紹介いただきました。
「日本人はサラダボウルだけを食べるというのは苦手。どこか途中で味覚を変え、食感にも変化があることが”一汁三菜”に慣れ親しんできた日本の食文化に即したサラダボウルだと考えています」と武文さん。

(画像提供:WithGreen)
そこで普段不足しがちなたんぱく質をしっかり摂れるサラダを考えた時、よく出てくるのが「とりの胸肉×卵×ブロッコリー」の組み合わせだったそうです。
それ以外にもおいしくて、目的を達成し、結果の出せるメニューはないかと考えて思いついたのが今回のサラダボウルでした。
特に「さば煮カレーと北海道産じゃがいもグリルのサラダ」は、WithGreenで今まで挑戦できていなかった”魚”を採用した初めての試み。八戸にある工場と協力し合いながら、サバのおいしさを引き出したおいしいサラダに仕上げることができたそうです。

秋の新作サラダを試食
それではさっそく試食してみた感想をお伝えしていきましょう。
魚特有の臭みを抑えつつ、旨味を引き出した「さば煮カレーと北海道産じゃがいもグリルのサラダ」
開発に苦労したというこちらのサラダ。鮮度管理が難しい青魚・国産サバを使っています。
体内で作れない必須脂肪酸・オメガ3系(α-リノレン酸、EPA、DHAなど)を豊富に含む青魚は積極的に取りたい食材の1つ。特有の臭みを抑えつつ、おいしさを引き出すためにカレー味に仕上げたそうです。
茹でたじゃがいもを合わせるのではなく、クミンシードとグリルすることで香ばしさがアップ。ターメリックとお酢でマリネした玉ネギもよいアクセントに。
豆もたっぷりで噛み応えもしっかりとしたサラダに仕上がっていました。
ドレッシングは自由に選べますがおススメは「柑橘ドレッシング」。ダシをきかせているので、酸味だけではなく奥行きのある旨味も楽しめます。
「ジンジャードレッシング」も相性が良いと謙太さん。今後は魚介類を使ったアヒージョ風やサーモンを使ったメニュー開発などにチャレンジしてみたいとおっしゃっていました。
日本人の味覚に合わせたドレッシング「たっぷりスモークチキンと秋の味覚のシーザーサラダ」
チキンを使ったサラダは定番であり、すんなりと開発できたというこちらのサラダ。スモークチキンやBBQチキンは年間を通じて外せない人気メニューとなっているそうです。
たんぱく質がしっかり摂れるよう、スモークチキンを多めに使用。食物繊維がしっかり摂れるきのこやりんご、さつまいもなど秋が旬の食材もたっぷり組み合わせています。
ドレッシングはアンチョビを効かせたシーザードレッシング。海外だとチーズが多めで角が立った味付けが多いのですが、繊細な日本人の味覚に合わせて酸味をバランスよくきかせてまるみのある味わいに仕上げています。
WithGreenは苦手な食材がある場合はチェンジできるのも嬉しいポイント。ニンジンが苦手だから、トマトにしてほしいなどのリクエストも可能ですよ。
そしてWithGreenといえばやっぱりこちらのフォーク!サラダをおいしく食べるためにこだわり抜いて開発したオリジナルのものです。
刺しやすく抜けやすい。最後までスムーズにおいしくサラダを食べるのにぴったりな設計となっています。
イートインした際にぜひこちらのフォークの使い心地、試してみてくださいね。
目黒区内ではWithGreenは、自由が丘デュ アオーネ1階にお店があります。

WithGreen 自由が丘デュ アオーネ店(2025年6月撮影)
各店舗ごとに客層が違うので、人気メニューは異なるようですが、共通して人気なのが「砂肝ともやしナムルのサラダ」「レッドチリチキンのコブサラダ」で、もう1つベスト3に入るサラダに地域性がでるそう。
前回、自由が丘デュアオーネ店でスタッフの方にお話を伺った際は、「レッドチリチキンのコブサラダ」が一番人気とおっしゃっていました。
20~50代の若い女性からの支持が高いWithGreenですが、郊外だとご家族連れで来店されて大きいサイズをシェアして食べて行かれることも。季節限定サラダはどのお店も注文する方が多く、やはり四季に合った味覚や旬の食材に魅力を感じるという日本人ならではのお国柄が出ていますね。

(2025年6月撮影)
テイクアウトもできるのですが、店内で食べるとフォークの使い心地の良さ、最後の一口までおいしく食べられて、お皿にドレッシングが残らないというWithGreenのこだわりがよく感じられるはす。
ぜひ、運動されている方だけではなく、苦手な方もおいしくたんぱく質を摂取してくださいね。
■取材協力
↓「WithGreen 自由が丘デュ アオーネ店」の場所はこちらになります。