【目黒区】いつ訪れても楽しめるバーガーチェーンへ。「フレッシュネス」のカフェ・バル使いがおススメの理由
1992年に創業した日本のハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」。“大人がくつろげるバーガーカフェ”をコンセプトに、素材や手作りにこだわりつつも価格を抑えて提供するという姿勢が人気を呼んでいます。
今回2025年9月30日(火)に「フレッシュネスバーガー 池袋東口店」で開催されたメディア向けの新カフェ・バル戦略&試食会に参加。代表取締役社長 齋藤健太朗さんより、これからの取り組みに関するご紹介がありました。
これまでもカフェ・バル時間でも独自のメニューを提供してきましたが、「一日を通じて立ち寄れるサードプレイス」として進化&深化するフレッシュネスバーガーについてご紹介していきましょう。
他のバーガーチェーンと違う「フレッシュネスバーガー」ならではの魅力とは?
これまでフレッシュネスは、国産生野菜の使用や店内仕込みなど、“ひと手間”を惜しまない姿勢を大切にしながら、ハンバーガーチェーンでありながらもくつろぎの場としてのブランドを築いてきました。
おいしくてカラダにいいものを丁寧にお店で手作り
例えば、フライドチキンは1回だけの冷凍。お店で特製の衣をつけて揚げ、サクッとクリスピーかつジューシーなものを提供しています。
通常は冷凍したものを解凍し、セントラルキッチンで調理し、再び冷凍して…というのが一般的です。しかし、生で調理したものに比べると味が落ちるので、お店で“ひと手間かける”にこだわってきたという齋藤社長。
人気の”クラフトレモネードシリーズ”に関しても冷凍ものは使わず、店内で生のレモンをスライスしてはちみつに漬け込んだものを使う、という手作りにこだわることで香りやフレッシュ感を引き出し、大ヒットドリンクになっています。
バンズはかぼちゃを練り込んだパンプキンとゴマ・低糖質の3種類。肉本来の旨味が詰まったジューシーな食感のパティ。北海道の契約農場で作られたじゃがいもを店内でカットし、皮つきのまま揚げたてを提供などなど。
フレッシュネスならではのこだわりは飲食業界の常識を覆す挑戦として、注目を集めています。
チェーン店であっても空間づくりはお店ごとに独自性がある
「フレッシュネスバーガー」は1995年にフランチャイズ展開をスタート。2000年には100店舗まで拡大するなど、全国へ店舗を広げています。
通常のFCならば同じインテリアやブランドサインで統一するものですが、「フレッシュネスバーガー」はお店ごとの個性やオーナーの考えを反映させ、特色を出しています。
落ち着いてくつろげる“アーリーアメリカン”スタイルをベースにしつつも、その地域にあった独自性も尊重。その街ならではの「フレッシュネスバーガー」に出会えるのも魅力となっています。
「日常の贅沢」が楽しめる身近な場所へ
創業当時からアルコールの提供は行っていましたが、2015年からは生ビール、ワイン、生ハムなどを提供する「ヨルカフェ」が本格スタート。夕方16時から食事だけではなく、“居酒屋使い”も楽しめる止まり木のようなお店として進化を遂げてきました。
2023年からは店内で揚げたてチュロスも登場し、こちらも大好評。カフェタイムも楽しめるお店としてのイメージも少しずつ定着しています。
自分が自分らしくいられる居心地のいい場所“サードプレイス”を目指す「フレッシュネスバーガー」
カフェ・バルメニューに挑戦をしつつも、やはりランチタイムでの利用が最も多いと齋藤社長。ランチ以外でもっと気軽に利用してもらうために、シーンごとのメニューやサービスを見直し強化を図ったのが今回の”サードプレイス”戦略です。
“サードプレイス(第三の場所)”とは?
社会学者・レイ・オルデンバーグが1989年に提唱した概念で、日々のストレスから解放され、自分が自分らしくいられる空間のこと。生活の基盤となる自宅、仕事や学業への義務や責務が生じる職場以外に、義務や責務から完全に解放され、リラックスできる第3の場所が”サードプレイス”です。
主な特徴とは以下の通りです。
- 中立的な場所(身分立場に関係なく誰もが平等に過ごせる)
- 会話が重視される(そこに集まった人たちと気軽な会話が楽しめる)
- アクセスしやすい(気が向いた時にふらりと訪れることができる)
- 常連がお店のいい雰囲気を作っている(初めてでも歓迎される空気もある)
- くつろげる(緊張やストレスがなく、自分らしく心地よく過ごせる)
「フレッシュバーガー」をどんな人にどのように利用してもらうか
例えばカフェとして利用してもらう場合、大人がくつろげる上質な空間と、こだわりのコーヒー、スイーツを提供。
夜はコロナ以降、皆で飲むシーンが減っているので、自分のペースで自由に飲めるスタイルにフィットするメニュー展開に。30~40代の女性が1人で自分時間を過ごすことを想定し、お酒とフードの強化を図っています。
カフェ時間をより豊かに、香り高くリニューアルしたコーヒーと、作り立てスコーンサンドが登場

(画像提供:株式会社フレッシュネス)
10月8日(水)から「フレッシュネスバーガー」のコーヒーがリニューアル。ブラジル・グァテマラ・ホンジュラスをバランスよく組み合わせたオリジナルブレンドを提供することになりました。
それまでは酸味のあるエチオピアのモカブレンドを使っていたのですが、こちらを除くことで、酸味を抑えつつ、まろやかで後味爽やかな味わいに。香ばしさを引き立たせる焙煎で、ほどよいビター感と華やかな香り、余韻が楽しめるコーヒーに仕上げています。
実際に試飲させていただきましたが、とても香りがよく、苦味・コク・甘味・酸味のバランスが取れて飲みやすかったです。ハンバーガーにもスイーツにも合わせやすく、後味すっきりとした美味しいコーヒーに仕上がっていました。
さらに新登場したのが3種のスコーンサンド。
注文ごとにスコーンをリベイクし、クリームチーズとフルーツジャムをその場でサンドして提供してくれます。スコーンというとホテルのアフタヌーンティーではおなじみですが、店内で焼きたてを提供するところはあまりないかもしれません。
スタート時は以下の3種類を用意。
- マーマレード:オレンジ果肉の甘味とピールのほどよい苦味が楽しめる
- ブラックチェリー:濃厚でコクのある果実の甘さが楽しめる
- アップルシナモン:りんごの甘酸っぱさとシナモンの風味が楽しめる

マーマレードを試食
マーマレードを試食させていただきましたが、ほんのり温く香ばしいスコーンとクリームチーズのコク、ジャムのバランスが良く、口の中でほろほろとほどけていく食感が楽しめました。
店内で揚げたてを提供している「チュロス」は外側さっくり、中はもちふわ食感。すでに大人気となっているメニューと共に、「フレッシュネスバーガー」のカフェ使いをより魅力的にするラインナップとなりました。
お得なドリンクセットもあるので、気軽に利用できること間違いなしですね。
飲み会前の0次会やお仕事帰りのチョイ飲みにと、夜限定メニューが拡充された「フレバル」へ

(画像提供:株式会社フレッシュネス)
これまで「ヨルカフェ」として提供してきた夜メニューを10月8日(水)に刷新し、「フレバル」としてリニューアルしました。
ビールとジンレモンソーダの2種類だったアルコールドリンクを7種類に拡大。フードも10種類用意し、フードとドリンクのセットを650円と750円(2025年10月現在)の2種類から選べるように。

(画像提供:株式会社フレッシュネス)
アルコールやフードは単品でも注文できるので、お腹の好き具合に応じて自由に組み合わせることもできます。
今回は「フレッシュネスレモンサワー」と「オニオンフライ」「アボカドサルサ」「グリルチキン」を試食させていただきました。
フレッシュネスレモンサワー
クラフトレモネードシリーズでも使われている、店内手作りのはちみつ漬け生レモンスライスをたっぷり使ったサワー。こちらはアルコールを抜いた”フレッシュレモネード”で楽しむ事も出来ます。
甘さ控えめでレモンのフレッシュ感を存分に味わえる1杯でした。
サワーはこの他「レモン&クランベリーサワー」「ライムサワー」がラインナップ。この他、「ビール」「ハイボール」「コークハイボール」「メロンハイボール」が選べ、すべて1杯290円(2025年10月現在)とお値打ち価格です。
オニオンフライ
「フレバル」で提供する「オニオンフライ」はもちろん店内で生の玉ネギをカットし、バッター液につけて、揚げたてを提供。外側はサクサク、中はジューシーな玉ネギの甘味を楽しめました。
実はこの「オニオンフライ」、秋冬限定メニューなんです。というのも、春の新玉ネギは水分が多いため、このサクっとジューシーな揚げあがりが保てないとのこと。
食感も大切にするフレッシュネスならではのこだわりですね。
アボカドサルサ
アボカド半分を贅沢に使った「アボカドサルサ」。少しピリ辛のサルサソースとの相性も抜群な一品です。
「フレッシュネスバーガー」では生のアボカドを贅沢に1/2使ったハンバーガー「クラシックアボカドバーガー」が大人気。
2025年2月から期間限定で開催された”アボカドフェア”も大好評でした。
生のアボカドを贅沢に使ったバーガーを提供するファストフードチェーン店はなかなかないので、フレッシュネスならではのこだわりが活かされたバルメニューですね。
グリルチキン
フレッシュネスで人気のチキンをフライではなく、グリルでジューシーかつ、プリプリ食感に仕上げた一品。
夜は揚げ物を控えている、という方でもこれなら気軽にチキンを楽しめますね。
この他、鉄板の「ガーリックポテト」。
ヘルシーな「トマトサラダ」などなど。
揚げ物、グリル、前菜的なものをバランスよく用意し、飲み会前に軽く飲みたい、というニーズにも応えています。
居酒屋ほど構えず、カフェより自由に過ごせる”夜のサードプレイス”として「フレッシュネスバーガー」の新しい魅力を感じさせるラインナップですね。
これまでランチタイムの利用がほとんどだったという方。ぜひ、カフェ・バルタイムも足を運んでみてはいかがでしょうか。
目黒区内にある「フレッシュネスバーガー」は中目黒店、中目黒駅前店、自由が丘店の3カ所。私も近いうちに「フレバル」におじゃましてみたいと思います。
■取材協力
↓「フレッシュネスバーガー 中目黒店」の場所はこちらになります。
↓「フレッシュネスバーガー 中目黒駅前店」の場所はこちらになります。
↓「フレッシュネスバーガー 自由が丘店」の場所はこちらになります。