【目黒区】都立大学駅近くにある老舗和菓子店「ちもと」で季節の生菓子を購入!秋の味覚を楽しみました
都立大学駅から徒歩約3分、目黒通り沿いにある和菓子の老舗「ちもと」に、季節の生菓子を買いに行ってきました。2021年の春に銘菓「八雲もち」を買いに行き、その時に食べた生菓子の味が忘れられなくての再訪です。
実は2022年10月16日(日)に出雲旅行へ行った際、松江市にある「松江歴史館」内にある「喫茶 きはる」で、現代の名工といわれる伊丹二夫さんの芸術的な和菓子を頂いてきたばかり。
これがすっかり呼び水になってしまって、どうしてもまたおいしい季節の生菓子が食べたい!ということで、都立大学まで買いに出かけました。
味処はお休みが続いている「ちもと」
作り立ての和菓子をその場で味わえる「味処」が店内にある「ちもと」。しかし、残念なことにコロナ禍でずっとお休みが続いています(2022年10月29日現在もお休み中)。
毎年、こちらのかき氷が名物で、行列ができることで有名でした。2022年もお休みだったので残念です。
前回おじゃました時は春で、「此花(このはな)きんとん」「うぐいす餅」と季節感が感じられる生菓子をいただきました。
今回は秋ということで、「栗蒸し羊羹」がありました。
ガラスに反射してしまって写真がうまく撮影できずにすみません。竹皮に直接栗とあんを流し蒸しあげた棹羊羹だそうです。おいしそう・・・。
悩んだ末、3種類の生菓子を購入し、家人と1個ずつ、1つは半分にしていただくことにしました。
形も美しいが、味も素晴らしい「ちもと」の生和菓子
造形はシンプルですが、隙のない美しい仕上がりの生菓子。名前を失念してしまって残念ですが、卵を使用してあると書かれていました。
中には滑らかなこしあん。舌触り、甘味、後味、どれをとっても素晴らしく、大満足です。
家人がいただいたのは「千鳥」という生菓子。「千鳥」は俳句でいうと冬の季語ですが、着物の柄では春・秋・冬に着ることが多いモチーフです。
千鳥が波を飛ぶ姿は「荒波と一緒に乗り越える」という意味があるそうで、勝負祈願や家内安全の縁起柄といわれています。
真っ白なお饅頭にはかわいらしい千鳥の焼き印がおされていてかわいい!
こちらもふわふわのくちどけの皮と、なめらかで上品な味わいのこしあんがおいしく、食べ終えてしまうのが悲しくなるほどでした。
最後に仲良く半分個したのは栗を使った生菓子。
三層構造になっていて、一番上に栗が乗っています。甘さ控えめで栗の味わいが楽しめる一品でした。
目黒区内には名だたるスイーツ店がありますが、和菓子のレベルもかなり高いです。春・秋シーズンは制覇したので、冬と夏シーズンもぜひ制覇したい。
実は羊羹が大好物なので、また近いうちにおじゃましたいと思います。
↓「ちもと」がある場所はこちらになります。