【目黒区】都立大学の「ちもと」は“八雲もち”以外のお菓子も絶品でした!
東急東横線・都立大学駅下車徒歩約3分、目黒通り沿いにお店を構える和菓子の老舗「ちもと」。1965年(昭和40年)創業で、雑誌などにたびたび取り上げられている有名店です。
売り切れ必至の“八雲もち”は「ちもと」を代表するお菓子
八雲もちは求肥と寒天、卵白で独特のふわふわ感のあるおもちに、カシューナッツと黒糖のコクが感じられるお菓子。早い時間に買いに行かないと売り切れてしまうほどの人気商品です。
お店を訪れた日は平日の11時ごろ。普段なら大行列ですが、この日はすんなり入店できました!ラッキー!
せっかくなので季節の生菓子である「此花(このはな)きんとん」と「うぐいす餅」も購入しました。
“此花”とは、百済系の渡来人である王仁(わに)氏(応神天皇の時代に来日したといわれる)が詠んだとされる「難波津(なにわづ)の和歌」にでてくることば。
「難波津に咲くやこの花 冬ごもり今は春べと咲くやこの花」
”この花”とは梅の花を意味します。
つまり「此花きんとん」は梅の花をイメージして作られた生菓子で、うぐいす餅とともに春の訪れを感じさせる一品です。
ちなみに、大阪市の浪速区と此花区はこの歌からとられて命名されているそうですよ。
「ちもと」の八雲もちは、ふわっと溶けるようなくちどけのなめらかさと上品な甘さ!
八雲もちは竹の皮に包まれています。やわらかくて形が崩れそうで、急いで口に入れてしまいました。
ふわっと溶けてなくなるような繊細な味わい。カシューナッツの歯ごたえが絶妙です。これなら何個でも食べられそう。1人30個までと購入制限が設けられているのもうなづけます。
そして季節の生菓子。うぐいす餅も此花きんとんも、いままで食べたことがないようなおいしさです。口当たり、甘さ、後味、すべてがパーフェクト。口の中でなくなってしまうのが惜しかったです。
都立大学の「ちもと」、夏はかき氷で行列ができる店
現在は新型コロナウイルス感染症の影響でイートインはお休み中。また、昨年の夏は名物のかき氷も中止になってしまいまいした。残念です。
今年の夏、ちもとのかき氷に出会えたら嬉しいですね。