【目黒区】孤独のグルメ聖地巡礼第1弾・大岡山「漁師料理 九絵」はTVドラマの世界そのもの!
『孤独のグルメ(扶桑社)』は久住昌之さん原作、谷口ジローさん作画の人気漫画。テレビ東京でドラマ化され、何度も再放送されています。
仕事先で空腹にみまわれ、自分勝手にグルメを楽しむ主人公・井之頭五郎のスタイルは、コロナ禍に最適な外食の姿ともいわれ、注目を集めているそうです。
『孤独のグルメ』で取り上げられている目黒区内のお店は全部で3カ所。今回「Season5・第6話」に登場する東急目黒線・大井町線・大岡山駅から徒歩約2分のところにある「漁師料理 九絵(クエ)」にお邪魔してきました。
大岡山住宅街にある「漁師料理 九絵(クエ)」、土曜のランチ時間なので覚悟の行列!
緊急事態宣言下とはいえ、土曜のお昼時。人気店ともなれば行列は覚悟の上です。少し家を出るのが遅くなってしまったので12時30分というピーク時間の訪問となってしまいました。
お店の脇道にはすでに長蛇の列です。それでも皆さん、粛々と順番を待っています。やっぱり食べたいですよね。あの井之頭五郎演じる松重さんが食べていた「九絵定食」。なめろう冷茶漬けも気になりますが、両方頼むのは絶対に無理・・・。
ほどなくして裏手のドアからお店の方が(ドラマ内でこき使われていたカズヤ君らしき人物)、注文を聞きに出てきました。耳を澄ますとほとんどの方が「九絵定食」を注文していました。
しかも、なめろうが付いたバージョンもあります。『なめろうを別に注文するより断然お得ですよ!』という声が聞こえてきます。
しかし、どう考えてもお腹に収まり切りそうにない。今回はなめろうを諦めました。
座った瞬間に連れの“海鮮丼定食”が爆速で出てきた
約30分ほど待ち、店内に案内され、座ってほどなく『ごめんねーお姉さんの海鮮丼定食先に出しますよー』と息子さんがすかさず持ってきました。
私たちよりも先に入店していたカップル、私は九絵定食だったため時間がかかっている様子。カウンターをみるとずらりと九絵定食を途中までセットしたお盆が並んでいます。
海鮮丼は酢飯にお刺身を並べるだけなので爆速で提供された様子。九絵定食は品数が多いので盛り付けを含め、提供するまでが時間がかかりそうです。
それにしても大きなお頭付きのえびがなんとも贅沢。手作りのお惣菜とブリのあら汁が付いてこれだけでもかなりボリューミィです。
次々と九絵定食が出来上がり、提供が始まります
ついに九絵定食がやってきました。本日の煮魚はブリ大根!
程よい甘辛さのブリに味シミシミの分厚い大根は最高でした。お刺身の厚みがあって、これで儲かるのかと心配になってしまいました。
甘い卵焼き、濃いめの味付けのきんぴら、青菜の煮びたし、厚揚げ。どれも手作りのやさしいぬくもりを感じます。
ごはんのおかわりが欲しいボリュームのおかずでした。ドラマ内では煮魚を持ち帰る老紳士が登場していましたが、確かに食べきれない量。
井之頭五郎になったつもりで、もくもくと心の中でいろんな感想をつぶやきながらなんとか完食。ごちそうさまでした。
帰り際、カウンターを見るとお弁当(テイクアウト)用のセットがずらりと並び、イートインと並行してお料理を提供しているようです。一息つく間もなくひたすら働く大将の姿。感服しました。
ランチにしてはお値段はやや高めですが、このボリュームです。皆さんもぜひ「漁師料理 九絵」で孤独のグルメ(黙食)を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「九絵(クエ)」店舗情報
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