【目黒区】自由が丘「いちばんや」は、スープ・麺・具材とすべてに無添加にこだわった体にやさしいラーメン屋さん
自由が丘駅の北口から徒歩約1分のところにあるラーメン店「いちばんや」。こってりとした家系ラーメンがちょっと苦手な私にとっては非常にありがたいラーメン店です。
2002年にオープンして以来、19年も続いているのは固定ファンが多い証拠。私自身も自由が丘でラーメンが食べたくなったらかなりの頻度で訪れています。
お店は急な階段を降りた地下1階。シックでおしゃれなインテリアで、女性1人でも気軽に入れる落ち着いた空間になっています。
ちなみにお向かいは東京2020オリンピック競技会で聖火ランナーを務めた梅井清香さんのお店「梅華」です。
【目黒区】自由が丘の老舗中華料理店「梅華(ばいか)」でランチ、東京2020オリンピック競技会の聖火トーチを持たせていただきました!
「いちばんや」の特徴は徹底して自然の旨味と無添加にこだわっていること
かつて中華料理にはいわゆる「うまみ調味料(グルタミン酸ナトリウム)」が欠かせないといわれてきました。30年以上前“化学調味料を使っていない中華料理店”が代官山にオープンし、話題になったほどです。
昭和世代の一般家庭ではありとあらゆる料理、お漬物にもこのうまみ調味料をかけて食べていた時期がありました。我が家でもよく使用していたのを覚えています。
最近では自然志向・健康志向が高まり、余計な添加物を避ける傾向がありますよね。しかし、ラーメンづくりでうまみ調味料を使わないお店は現在でも少数派な気がします。
「いちばんや」のスープは100%天然素材を使用。出汁として使用している素材は、ミネラル麦豚、熟成むかし鶏、北海道知床産羅臼鮭節、利尻昆布、羅臼昆布、真昆布、九十九里浜産煮干し、本鰹、宗田鰹、鯖節とあります。
ラーメンの味は「三年熟成醤油ラーメン」「しろ醤油ラーメン」が定番。さらに「深煎り胡麻コクラーメン」「とうがらし香油ラーメン」「深煎り胡麻コクつけ麺」もあります。
先日訪れた時は「酸辣涼麺」や夏限定メニューとして「すっきりレモン白醤油ラーメン」も登場していました。ちなみに塩は完全天日干塩(イタリア産モチア)を使用。醤油は丸中醤油をベースに数種類のお醤油をブレンドして使用しているそうです。
「いちばんや」は麺や具材にもこだわりあり
ラーメンの麺には、オーストラリア産最高級小麦粉のプライムハードを使用しているそうです。通常ではかんすい(重合リン酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、等の化学物質)や保存料を使いますが、それも不使用。
かんすいを使用しないと中華麺らしさがでないといわれていますが、いちばんやの麺はしっかりとしたラーメンらしいのど越しやコシもあり、小麦の風味が活きていると感じました。
チャーシューはスープにも使われているミネラル豚、味玉はとりたま本舗の元気鶏安心卵、布長のまぐろなど、ラーメンの具材のすみずみまで、確かなこだわりが貫かれています。
「いちばんや」の三年熟成醤油ラーメンで味玉トッピング!
向かって右側は通常の三年熟成醤油ラーメン。左側は味玉をプラスしたタイプです。
まずはこだわりの天然だしスープを楽しみます。ガツンとした家系や豚骨系が好みの方だとちょっと物足りなく感じるかもしれません。
でも複雑な出汁のハーモニーをじっくり味わうと、まろやかさや深みのあるコク、醤油のやわらかな旨味が感じられてくるのでは?
カロリーのことや添加物のことを全く気にせずに、最後までラーメンのスープを飲み干せることはなかなかできません。体にも心にもやさしいいちばんやのラーメン、皆さんもぜひスープの最後のひと口まで味わってみてはいかがでしょうか。
「いちばんや」店舗情報
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