【目黒区】「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」を大特集!2回目は“特別な体験”とここならではの”味”をご紹介
中目黒と池尻大橋のちょうど中間ぐらいにある「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」。目の前を目黒川が流れ、春は満開の桜を楽しむことができると大人気のスポットです。
今回はスターバックス コーヒー ジャパンの協力を得て、「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」を徹底取材。1回目はお店の世界観や特別な演出、見どころをダイジェストにご紹介しました。
【目黒区】「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」を大特集!唯一無二の「のめり込むような体験」が楽しめるその魅力に迫ります
2回目は1階から4階まで、フロアごとの“特別な体験”と“味”の魅力に迫ってみたいと思います!
1階にはコーヒーが楽しめる「メインバー」「Princi®(プリンチ)」の他、巨大なコーヒー焙煎設備がお出迎えする、様々な発見があるエリア
店内に入るとまず目につくのは焙煎機と巨大なカッパー キャスク(コーヒー豆の貯蔵庫)。その隣にはコーヒーの豊富な知識と技術を持つバリスタが、好みの抽出器具でていねいにドリップして至福の1杯を提供してくれる「メインバー」。そしてイタリア・ミラノ発祥の老舗ベーカリー「Princi®(プリンチ)。
店内で焙煎したコーヒー豆を販売する「コーヒースクープバー」、スターバックス リザーブ® オリジナルのグッズを販売するエリアがあります。
好みのコーヒー豆をバリスタがアドバイス!「コーヒースクープ バー」
「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」で焙煎したコーヒー豆を販売するコーナー。好みを伝えると、ぴったりなコーヒー豆を選んでくれます。
「メインバー」で飲んで気に入ったコーヒー豆を購入し、自宅で楽しむ場合は、抽出方法もアドバイスしてくれるので、ぜひ相談してみましょう。
店内には「スターバックス リザーブ®」オリジナルグッズやコーヒーの道具がずらり!
コーヒー抽出器具やタンブラー、マグカップなど、スターバックス リザーブ® の目利きで揃えられたグッズがずらり。そして、取材時には「JIMOTO made +」の新作が並んでいました。
青森の伝統工芸”津軽びいどろ”でつくられたグラスや鳥取、筑前、甲賀の窯元が手掛けたマグカップ、阿波藍染めのタオルなど、「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」のシンボルやロケーションを表現した個性的なラインナップです。
職人の方々がていねいに仕上げた一品は、オンラインショップでも購入できるそうなので、ぜひチェックしてみてください。
そしてショップの中で目を惹いたのは「スターバックス リザーブ®」コレクション。ロゴマーク「★/R」をあしらったシンボリックなデザインです。
スターバックスではSDGsに基くサステナブルな取り組みを一層推進。資源をリサイクルして新たな商品として店頭販売する「ループアクション」を2021年より始めています。
訪れた時はちょうど、コーヒー豆のパッケージがアップサイクルされてグッズに生まれ変わったポーチなどが販売されていました。
地元とのつながりを大切にするスターバックス
「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」があるのは中目黒。地域とのつながりを大切にするスターバックスということで、オープン当初から、同じ中目黒にあるさまざまな企業とのコラボレーション商品も取り扱っています。
すぐご近所にある長崎カステラの老舗ブランド「福砂屋」のカステラをスターバックス リザーブ® ロースタリーオリジナルのパッケージで販売中。またスポーツバイクのブランド「tokyobike」とのコラボレーションで発売中の「TOKYOBIKE 26 STARBUCKS RESERVE Limited Edition」もあります。
今後、どのような新しいコラボレーションが生まれるのでしょうか。ワクワクしますね。
最高のコーヒー体験が楽しめる「メインバー」
「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」一番の特徴は、好みのコーヒー豆をチョイスし、抽出方法を自由に選ぶことができるところ。以下の抽出方法が用意されています。
- サイフォン(ランプの熱でお湯を沸かし、高温でコーヒーを抽出)
- ブラック イーグル(バリスタの知識と技術が味わえるエスプレッソマシン)
- クローバー(抽出時間や温度をデジタル制御し、コーヒー豆ごとの味わいを引き出す)
- プアオーバー(バリスタの巧みなハンドドリップで味わいをコントロール)
- コーヒープレス(コーヒーオイルを含めた豆の個性すべてを味わえる)
- モッドバー プラオーバー(的確にコントロールされたセミオートのドリップマシン)
- ケメックス(実験用のフラスコのようなデザインが特徴の抽出器具)
今回は、昔ながらのサイフォン式で抽出してもらいました。蒸気圧を利用してお湯を押し上げ、高い温度のお湯でコーヒーを抽出するタイプです。
淹れていただいたコーヒー豆は「パラディシ ブレンド® ヴィンテージ2021」。紹介カードを引用すると、以下のようなコメントが。
グリーンアップルやネーブルオレンジのような味わいとカラメルを思わせるほどよい苦みや豊かな香りがバランスよく感じられるコーヒー
注文が入ったら豆を挽き、ろ過紙を取り付けたロートをフラスコにセット。お湯がロートに上がってきたら、コーヒー粉を入れます。
竹ベラで粉全体にお湯が浸透するよう手早く全体を攪拌。
1分ほど抽出してヒーターから外し、コーヒーがフラスコに落ちてくるのを待ちます。
ロートに残ったコーヒー粉はこんな感じ、とバリスタが見せてくれました。
「メインバー」ではバリスタとおしゃべりしながら、至福の1杯が出来上がってくるのを音や香りとともに楽しむことができます。
「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」イチオシの“ロースタリー フライト”を体験
「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」ならではのコーヒー体験を楽しむなら「ロースタリー フライト」がイチオシ。その時のおすすめの3種類のコーヒー豆を飲み比べることができます。
今回は「パプアニューギニア ケンタ」「ルワンダ ムホンド」「パラディシ ブレンド®」の3種類の飲み比べ。こちらはクローバーで抽出しているので、先ほどのサイフォンで抽出した「パラディシ ブレンド®」との味わいの違いも試せました。
「パプアニューギニア ケンタ」の特徴は
フローラルさやピンクペッパーのような刺激と香り、スターフルーツを思わせるジューシーさが感じられるなめらかなコクの味わい深いコーヒー
「ルワンダ ムホンド」の特徴は
レッドカラントやキャンディードジンジャーを思わせる表情豊かな味わい。キャラメル、ブラウンシュガーのような甘みをバランスよく感じられるコーヒー
クローバーで抽出したコーヒーは、サイフォンよりも温度が低めなので、まろやかでコクのある味わいが感じられます。同じ「パラディシ ブレンド®」でもサイフォン式は温度が高い分スッキリとしてフルーティさが際立つに対し、クローバーで淹れた方はしっかりとしたコクが感じられます。
同じ豆で違う淹れ方で味わいの変化を楽しむのもいいですね。
ノンアルなのに、ウイスキーの豊潤さを体験できる“バレルエイジド コールド ブリュー”
そして、私がとても気に入ったのがこちら。バーボンウイスキー樽の中で寝かせ、ウイスキーの芳醇な風味のついたコーヒー豆をコールド ブリューで抽出した「バレルエイジド コールド ブリュー」です。
厳選されたグアテマラ産コーヒー豆をバーボンウイスキーのオーク樽でじっくりと寝かせたもの。豊かなオーク樽の香りとケンタッキーバーボンの芳醇な香りをまとった、1杯のコーヒーカクテルのような味わいです。
お酒が好きな方、苦手な方でも、今までに体験したことのないようなコーヒーの世界を感じることが出来ると思うので、ぜひ試してみてください。
イタリア・ミラノ本場の味を日本で楽しめるベーカリー「Princi®(プリンチ)」
「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」の人気をさらに押し上げているのがこちら、イタリア・ミラノ発祥の老舗ベーカリー「Princi®(プリンチ)」です。
イタリアの伝統を大切にし、厳選された素材や製法にこだわり、店内で焼き上げるパンやペストリー、サンドイッチ、サラダ、ピッツァ、ホットメニュー、デザートなど。時間帯に合わせてラインナップが変わります。
大ブームとなっているプリンチⓇの“マリトッツォ”!ふわっふわのブリオッシュにさっぱりとした口当たりの生クリームたっぷりの「プリンチⓇ」のマリトッツォは、一度食べたら忘れられないと評判です。
【目黒区】「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」他4店舗のみで体験できるプリンチ®の「マリトッツォ」を実食!
しかし、ローマ在住の知人にうかがったところ、本場イタリアでは朝食に発酵バターをたっぷりと練り込んだペストリー“コルネッティ(クロワッサン)”を食べる人も多いそう。特にカスタードクリームやジャムなどを挟んだ甘いタイプが人気。
そしてもちろん「プリンチⓇ」にもプレーンなものから甘いものまでたくさんの種類のコルネッティが並んでいます!マリトッツォだけではなく、こちらのコルネッティもぜひ味わってみましょう。
クロワッサンはフランス語で”三日月”ですが、コルネティはイタリア語で“小さい角”という意味。国によって形に対する感受性が違うのも面白いですね。
ランチタイムにはフォカッチャピッツァやサラダなども並び、午後からはワイン・ビールに合うアペリティーボ向けのハムやチーズも登場。
「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」に足を運ぶ時間帯により、「プリンチⓇ」に並ぶパンやお料理も変化していくので、1日眺めていても飽きなさそうですね。
2階は「TEAVANA(TM)(ティバーナ)」!特別なお茶体験が楽しめる空間
日本屈指のタイル職人が作り上げたティーカップウォールに導かれ、2階へ上がるとそこは特別なお茶体験ができる「TEAVANA(TM)(ティバーナ)」のフロアです。
ここでは世界各国から選りすぐりのティーを楽しめる空間。「ティバーナバー」ではオーソドックスな紅茶の他、フレーバーティー、ティーベースの各種ビバレッジメニューが勢ぞろいし、新しいスターバックスの魅力を体験できる場所になっています。
そしてなんと「ティバーナバー」に石臼が!ここで挽き立ての抹茶をつくり、ドリンクに使っているそうです。
さっそく「ホット石臼抹茶ティーラテ」をいただいてみました!挽き立て抹茶の芳醇で奥行のある香りと苦み、ミルクの甘み、目にも鮮やかなグリーンがおいしさをより引き立たせています。
「ティバーナバー」からは外の景色の他、1階の様子も見渡せ、解放感たっぷり。時間を忘れてくつろげそうですね。
「ティースクープバー」ではTEAVANA(TM)セレクションの茶葉やグッズも販売
気に入ったお茶は「ティースクープバー」で購入可能。「ティバーナ」独自のシグネチャーブレンドティーやピュアティーなどが揃っています。
そしてお茶以外にも、ここ「ティバーナ」独自のお土産品、ギフト商品もそろっています。インク瓶は、ティバーナティーをイメージした色を再現した特別な一品。
こんなインクで手紙を添えてお茶を贈られたら感激してしまいますね。
人気のテラス席へ出られる3階には「コールド ブリュー サイロ」やバーも
3階へと上ると左手には印象的なカードウォールがお出迎え。スターバックス リザーブのコーヒー豆の産地をイメージしてデザインされたカード5,000枚を使って制作したものです。
そして「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」屈指のビュースポットであるテラス席は、3階から出ることが出来ます。
ここで飲むコーヒーやお茶は最高!眼下には目黒川と緑が見渡せ、ちょっとしたリゾート気分が味わえます。
日差しが強い時はパラソルも活躍。オープンエアーでくつろげる憩いのスペースになっています。
3階は「アリビアーモバー」を配置。フロア中心を貫くカッパー キャスク、一滴ずつコーヒーのエキスが抽出されていくのを眺めることができる「コールド ブリュー サイロ」があります。
五感をフルに刺激する「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」ならではのワクワクするような体験ができます。
コーヒーやカクテルが楽しめる開放的な大人の空間「ARRIVIAMO(TM)BAR(アリビアーモ バー)」
「アリビアーモバー」は、コーヒやエスプレッソ、アフォガートなどのソフトドリンクやアイスメニューの他、ワインやビール、オリジナルカクテルなどが楽しめる大人の空間。
来店時はお酒の提供をしていませんでした。緊急事態宣言やまん延防止重点措置が解除されたら、ぜひここでアリビアーモ バーならではのカクテルをいただきたいと思いました。
4階はコーヒーや様々な体験が楽しめるスペース「AMU(アム)インスピレーションラウンジ」
「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」で最後にご紹介するのは4階にある「AMU インスピレーションラウンジ」です。ここでは、セッションやコーヒー・お茶のテイスティング、パネルディスカッションなどのさまざまなイベントが開催されています。
取材当日は「TEAVANA(TM)セッション₋抹茶-」開催の準備が行われていました。
新型コロナ感染症対策をしっかり行いながら、スターバックス リザーブ®やTEAVANA(TM)などのコーヒー・ティーの世界を楽しめるセッション。事前予約制になっていますので、詳しくは公式ホームページを参考になさってくださいね。
同じ4階にもテラス席、そしてコーヒー豆を袋詰めする製造ラインを眺められる席もあり!
キャスクを挟んでラウンジと逆側には、焙煎後に熟成させたコーヒー豆を袋詰めする製造ラインがあります。ここで袋詰めされたコーヒー豆は店内で販売される他、全国のスターバックスへと旅立っていくというわけです。
ベルトコンベアの前にはカウンター席が設けられ、目の前を袋詰めされたコーヒー豆が次々と流れていくのを楽しむことができます。しかも、お客様側にパッケージの正面が向くよう、途中でわざわざ回転させるというこだわりよう。ライブ感あふれるコーヒー体験がここでも味わえるということですね。
次回3回目は「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」の焙煎士・寺崎浩一さんがいよいよ登場。スターバックス リザーブ® ロースタリーの焙煎へのこだわりや、おいしく自宅でコーヒーを楽しむポイントなどをご紹介します。お楽しみに!
・唯一無二の「のめり込むような体験」が楽しめるその魅力について
・“特別な体験”とここならではの”味”をご紹介
・ロースター(焙煎士)・寺崎浩一さんインタビュー
・プリンチ®の「マリトッツォ」ってどんな味?
■取材協力
↓「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」の場所はこちらです。
※東急東横線・中目黒駅から徒歩約11分、東急田園都市線・池尻大橋駅から徒歩約10分、目黒川沿いにあります。