東急東横線沿いにある「自由が丘ひかり街」は、レトロなたたずまいのショッピングアーケードです。その中ほどにあるお弁当屋さん「自由が丘 味よし」はなんと創業50年で、現在の店主さんは3代目。

出来立てを提供するお弁当屋さんは数々あれど、「味よし」のように好きなお惣菜を自分で選べるのは都内では少なくなっています。今回はウォーキングの帰りに、安くておいしいと地元で評判のお弁当を購入してきました。

「自由が丘 味よし」では等々力の加藤農園から仕入れた地元産お野菜を使用

味よしのホームページを拝見すると、世田谷区中町にある加藤農園からお野菜を仕入れています。加藤農園は、農薬や化学肥料の使用を抑えたエコ農作物を栽培。

等々力なら自由が丘のご近所で、食材の配送距離・時間が短く、地産地消でSDGsの観点からも貢献していますね。

採れたての旬の野菜を仕入れて作る、バリエーション豊富なお弁当のおかず。ショーケースに並んでいるお惣菜はどれもおいしそうで、昔ながらのひじきの煮つけや筑前煮、カボチャの煮つけ、八宝菜など目移りしてしまいます。

自分でいろいろな種類のおかずをつくるのは大変で、家族の人数が少ないと食べきれないことがほとんど。特に不足しがちな野菜を、少しずついろいろなものを摂れるのはありがたいことです。

以前都立大学にあったお弁当屋さん「DELI and more HAND（デリ アンド モア ハンド）」も、お惣菜が選べて嬉しかったのですが、2021年7月で閉店。

【目黒区】「DELI and more HAND（デリアンドモアハンド）」が7月3日（土）で閉店。手作りお惣菜＆お弁当の希少なお店が都立大学からなくなってしまいました

お店で毎日手作りされるお惣菜やおかずが楽しめるお弁当屋さんが、自宅の近くで見つかったのは嬉しい限りです。

「自由が丘 味よし」毎日おまかせ弁当の他、好きなおかずとお惣菜を選べるお弁当もあり

味よしの「お任せ弁当」、価格はなんと税込みで580円（2022年3月末現在）！

メインのおかずは「さけ塩焼き」「さば塩焼き」「ピーマン肉づめ」「とりてりやき」「肉だんご」「とりからあげ」となっていました。

お惣菜は旬のものを日替わりで詰めてくれるそうです。自由が丘駅近でこの価格と内容は衝撃・・・。

しかし、お惣菜のあまりにも充実したラインナップに、今回はお任せではなく自分で好きなものを詰めてもらうお弁当で購入しました。それでも800円しないのでお得すぎます。

「自由が丘 味よし」でからあげ弁当とさけ塩焼き弁当を購入！

メインもお惣菜も自由に選べるお弁当を2つ購入しました。お惣菜は3種類選んで詰めてもらうことができます。

家人はメインをからあげにし、ポテトサラダ、ひじきの煮つけ、なす煮をチョイス。最後まで新じゃがのそぼろ煮にするか迷っていました。

私はメインをさけ塩焼きを選び、マカロニサラダ、筑前煮、ザーサイとたけのこ炒めをチョイス。

ごはんはふっくらと炊けています。

とりの唐揚げは外側カラッと、内側ジューシー。ごはんのおかずにぴったりな味付けです。

ひじきの煮つけは甘すぎず、お出汁をきかせたやさしい味わい。味付けは基本的に先代のころから変えていないとのこと。昭和世代にはとても懐かしく、なじみのある味付けだと思いました。

ポテトサラダやマカロニサラダに使われているマヨネーズも手作りだそう！じゃがいもはホクホクでした。

筑前煮は、いろいろな野菜を使うので、少人数の家庭ではなかなかハードルが高い一品。こちらも味シミシミでおいしかったです。

特にびっくりしたのがさけの塩焼き！ふっくらやわらかくて塩加減が絶妙。

SNSなどを見ると、店主の方は自ら魚釣りもされるようで、お魚の目利きも確かなのでしょうね。

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お弁当を食べて季節を感じることが少なくなっているので、農園直送のおいしいお野菜をたくさん食べられるのは嬉しい限りです。

お惣菜を全制覇！？するまで通いたくなるお店でした。

↓「自由が丘 味よし」の場所はこちらになります。

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