【目黒区】お財布にやさしい「魚べい」学芸大学駅前店、「オールオーダー」で早い・清潔。できたてのおいしさに感動しました!
暑い日、疲れた日は“酢飯”が食べたくなるという方はいらっしゃいませんか?私は夏になると確実にお寿司を食べる日が増えます。
お寿司はネタはもちろん、酢飯のおいしさも譲れません。今回は、魚にもお米にもこだわっているという回転寿司「魚べい」学芸大学駅前店を取材させていただきました!
回転寿司だけど、回らない「魚べい」は「オールオーダー」が特徴
そもそも回転寿司とは、あらかじめ握ったお寿司をレーン(チェーンコンベア)に乗せて、好きなネタが流れてきたらお客様が自分でそれを取るというのが通常のシステム。
それまでの寿司店といえば、カウンターで板前さんが目の前で握り、提供してくれるちょっと特別な日に訪れるものでした。家族みんなで気軽に、手頃な値段で食べられるようになったのは、まさに回転寿司のおかげといってもいいでしょう。
しかし、この形式だとお寿司の衛生面が気になる、ネタが乾いてしまい、売れ残るなど、コントロールが難しいことも事実。専用カバーをかぶせるなど、工夫をする店舗もありますね。
回らない回転寿司「魚べい」では、すべて注文が入ってから作り始め、できたてを高速レーンで届けてくれるシステム。この方式だとお寿司を無駄にしないのはもちろん、自分たちが注文したものが直接届けられるのでとても衛生的です。
食べたいネタをタッチパネルで注文するだけ。オーダー制だと時間がかかるのではと思いますが、すぐに出てくるので、今回の取材ではついつい食べ過ぎてしまいました。
レーシングカーや新幹線などに乗せられてお寿司が到着するのも、嬉しいポイントとなっています。
まずは冷たい飲み物を注文!お店おすすめの「特大うなぎ」をいただきました
まだお仕事中(取材中)ということで、ノンアルコールのビールで乾杯。
ランチタイムにビールのような飲み物が飲めるようになって本当に嬉しいです。お店の方にこの時期おすすめのネタはなんですかと尋ねたところ、「特大うなぎ」がイチオシとのこと。
期間限定・数量限定ということですかさず注文しました。
「魚べい」学芸大学駅前店(都心型店舗)では1皿120円(税込)のお寿司を80品以上ラインナップ。こちらの特大うなぎは1貫で220円(税込)と、他のお寿司に比べてお値段は張りますが、店内でうなぎを1枚1枚丁寧に仕込んでいるとのこと。
どうです、この身の厚み。ともかくふっくらとしていて、かば焼きのかぐわしい香りが鼻腔をくすぐります。これなら何貫でも食べられる、と思いましたが他のネタも食べてみたいので我慢、我慢。
毎年、土用丑の日はもちろん、夏場は大好評だというのもうなずけます。
取材した日は北海道まるごとフェアを開催していた時期だったので、濃厚なコクと旨味がたまらない最高級グレード「北海道産いくらのミニ丼」がメニューにラインナップ。
これも注文せずにはいられませんでした。
いくら丼を頂いて、ともかく感じたのは「お米がおいしい」こと。シャリ(ごはん)の温度にこだわっているとのことで人肌ぐらいに温かく、しかも一粒一粒お米がしっかり立っています。
ふっくらと炊けていて、それでいてしっかりとした食味で寿司ネタとのマッチングが最高です。お酢の酸味もほど良く効いていてすごく好みでした。
店名の「魚べい」はロゴで「魚米」と表記されていますが、しっかりとお米にもこだわって提供しているということを実感しました。
注文もお箸も止まらない!?どのネタもおいしくてつい食べてしまいます
タッチパネルでオーダーできるのは、1回に付き4品までです。高速レーンが上下2本走っており、最大で4皿乗せて席に到着します。
メニューを見ているとともかく目移りしてしまい、迷うよりも注文してしまえという気分になります。
2人で訪問したので、2貫のお寿司を1貫ずつ分け合い、できるだけいろいろな種類のお寿司を食べる作戦にしました。
お寿司のネタもお店で仕込み、提供しているという「魚べい」。最近ではコストカットや手間を軽減するため、セントラルキッチンで仕込み、各お店に供給するということが多い中、お店で一から仕込むのは“おいしさ”と“できたて”に徹底してこだわっている証拠です。
自分たちが食べたネタをあらためて見直してみたら、酒飲みのチョイスだなと思いました。
「魚べい」学芸大学駅前店、人気のネタベスト3は?鉄板ネタのコレ!
酒飲みの好みではなく、「魚べい」で人気の高いネタベスト3を聞いてみました。
一つ目はやっぱりまぐろ!回転寿司に行ったら私も必ず注文してしまいます。
そしてサーモン、えび天巻の3品が人気だとのこと。どのお寿司も120円(税込)とお財布にもやさしいところも嬉しいですね。
「魚べい」学芸大学駅前店で比較的空いている穴場の時間帯はいつ?
回転寿司というと混んでいて、なかなか入れないというのが玉にキズ。そこで「魚べい」学芸大学駅前店の比較的空いている時間帯を教えていただきました。
土日祝日や夏休みなどの大型連休は除き、平日の14時~17時は比較的入店しやすいとのこと。
ゆったり食事をしたい方、お子様連れで待つのが厳しいという方は、その時間帯を狙ってみてはいかがでしょうか。
赤ちゃん連れもOK!小さいお子様用の椅子やカトラリーも用意されています
赤ちゃんや小さなお子様連れで外食する場合、どうしても周りに気兼ねしてしまいます。「魚べい」では、小さなお子様連れでも安心して食事ができるよう、椅子やカトラリー類を用意。
また、新幹線やレーシングカーなどでお寿司が届く以外にも、ルーレットゲームが楽しめるようになっていました。
ルーレットゲーム対象のお寿司を注文すると、タブレットの液晶画面に「おすしルーレット」が表示され、「当たり」のお寿司に停まるとプレゼントがもらえます。
これならお子様も飽きずに食事ができそうですね。
なお、お店ではおむつ交換台の用意はなく、使用済みのおむつもお持ち帰りをお願いしていますので、ご理解・ご協力をお願いします。
「魚べい」の「あなたは分かる?本物!?まるで!?フェア」が大好評
実は今回、一番気になっていたのが2022年6月14日(火)から期間限定で開催されていた「あなたは分かる?本物!?まるで!?フェア」です。
野菜ピューレを使用し、お寿司に見立てたヘルシーな「まるで!?お寿司な3貫盛り」、大豆ミートを使用した「まるで!?焼き肉」、魚肉すり身で作った「まるで!?うにぐんかん」、韓国スイーツいちごボバやバニラムースなどでつくった「まるで!?いくらなミニ丼スイーツ」を提供。
これは本物と食べ比べてみたら楽しそう!と思ったのですが、時すでに遅し。大好評だったとのことで売り切れてしまいました。
特に「まるで!?うにぐんかん」は、本物に近かったと好評で、苦味・えぐみがなく、うにが苦手という方からも食べやすいという声があったそうですよ。
「あなたは分かる?本物!?まるで!?フェア」を開催したきっかけは?
今回、「魚べい」が“まるで!?”フェアを開催するきっかけとなったのは、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」への取り組みの一つでした。
元気寿司グループでは専用の生け簀で、餌の配合にまでこだわった国産本鮪を“完全養殖”する取り組みを行っています。
養殖は天然の稚魚を養殖場に入れ、育てるのが通常。
しかし元気寿司では、天然由来の養殖した魚から卵を採り、育てた魚を親魚とし、その親魚から生まれた魚、つまり“完全養殖”されたものを提供しています。
このことにより、天然資源に依存しない、サステナブルな漁業として近年注目を集めている、というわけです。
また、餌は季節や生育に応じて、配合やサイズなどをきめ細かく調整することにより、養殖場の汚染を抑制。海洋環境の負荷軽減に貢献しています。
今回の「あなたは分かる?本物!?まるで!?フェア」では、このサステナブルな“完全養殖”愛媛県産本鮪中とろも提供され、極上の脂のリやとろけるようなおいしさで、お客様からは大好評だったそうですよ。食べたかった・・・。
「魚べい」では期間限定や数量限定商品が多いので、気になるフェアが開催されたら急いで来店がおススメ
「魚べい」では7月14日から夏の厳選メニュー第2弾がスタートしています。私たちもいただいた特大うなぎの他、炙りとうもろこし、黒みる貝、真だこ、あおりいかを提供。
こちらも数量限定で、なくなり次第終了してしまうので油断していてはいけませんよ。
※記事内で表記している商品・売価は、2022年6月のものです。
※魚べい学芸大学駅前店は『都市型店舗』となり、上記画像の販売価格とは異なります。
お寿司だけじゃなく、サイドメニューもおいしくて、選ぶのに迷う「魚べい」
回転寿司店のライバルはファミリーレストランとよくいわれますが、確かにこのサイドメニューの充実ぶりは侮れません。茶碗蒸しだって上の写真の通り、具沢山でめちゃめちゃおいしかったです。
回転寿司店に行ってラーメン食べるの?と思っていましたが、同行人が冷麺を注文。
これがまた、暑い夏にはたまらないおいしさでした。ミニサイズなので気軽に楽しめます。
揚げたてアツアツのフライドポテトは、ビアテイスト飲料のお供に最高。
さらに、同行人はどちらか一つに絞れないと、2つもパフェを注文するという“ビッグな別腹”を発揮していました。
少しお裾分けしていただきましたが、両方ともおいしくて感激です。
しっかり食べた後にお会計してびっくり!回転寿司とはいえ、それなりのお値段を覚悟していましたが、こんなに食べてこんなに安くていいの?というレベル。
これでは行列が長くなってしまうのも無理はありません。
「魚べい」は学芸大学駅の目の前にあるビル2階。路面店に比べるとちょっと不利ですが、この味とサービス、お値段ならぜひ通い詰めたいと思う方が多いはずです。
どうしても時間がなく、混んでいて店内飲食が難しい場合は、お持ち帰りもあります。
皆さんもぜひ「魚べい」でおいしくて楽しいお食事を楽しんでくださいね。
■取材協力
↓「魚べい」学芸大学駅前店の場所はこちらになります。