【目黒区】東京にも“〆のうどん”は定着するか?中目黒に「博多ちょうすけ」が8月26日(金)オープン!「二〇加屋長介」からのリニューアルです
うどん居酒屋ブームの火付け役として、福岡で人気の「二◯加屋長介(にわかやちょうすけ)」。東急東横線・中目黒高架下に2021年11月にオープンしました。
そして2022年8月26日(金)、その「二〇加屋長介」が「博多ちょうすけ」としてリニューアルオープン。旨いツマミとこだわりサワー、福岡ふどんが楽しめるお店としてパワーアップ営業スタートです。
福岡のうどん事情と「うどん居酒屋」について、ちょこっと解説
うどんというと、香川県(うどん県)の讃岐うどんを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、福岡県博多市にある承天寺(じょうてんじ)には、「饂飩(うどん)蕎麦発祥之地」という石碑が建っています(まるごと福岡・博多ホームページより)。
うどんは弘法大師・空海が唐から持ち帰り、讃岐で広めたという説がありますが、もう一つ、承天寺を開いた聖一国師(しょういちこくし)が、仁治2年(1241年)に中国から帰国する際、製粉の技術を持ち帰り、「饂飩・蕎麦・饅頭」などの粉物食文化を全国に広めたという説も。
いずれにせよ、讃岐うどんと福岡うどん、どちらも長い歴史を持っているということですね。
博多出身の友人に聞いたところ、福岡でうどんはソウルフード。「牧のうどん」でごぼ天うどんにかしわめしをサイドメニューに選ぶのが地元風だそうです。
福岡うどんの特徴は“やわめん”で、コシがあり、つゆに透明感があるというのがスタンダード。
上の写真は友人が撮影してくれた「牧のうどん 博多バスターミナル店」のごぼ天うどんですが、麺がどんどんスープを吸っちゃうので、小さなやかんに入ったスープをつぎ足しながら食べるのだそう。麺の硬さは固麺・中麺・柔麺の3種類から選択可能。
そんなうどん好きの博多っ子がお酒も飲めて、〆にうどんも食べられるという「うどん居酒屋」に心惹かれるのは当然のこと。
「うどん居酒屋」の先駆者であり、けん引しているといわれているのが「二〇加屋長介」というわけです。
「博多ちょうすけ 中目黒店」は東京にいながら本場福岡で飲んでいる気分が味わえるお店
「博多ちょうすけ 中目黒店」は、居酒屋として楽しみながら最後に〆のうどんも食べられる“知る人ぞ知る博多の楽しみ方”が体験できるお店。本店同様、「一軒で〆まで満喫」できるのが自慢です。
本店で人気なのが自家製「柚子胡椒明太子」。漬け、ゴマ、タルタルなどお好みの味付けを選べます。
単品~おまかせ3種盛り合わせまで味わえる「旬の海鮮」、厚切りでジューシーな雲仙ハムに衣をまぶしサクサクに揚げた「厚切り雲仙ハムカツ」、うどんの出汁が沁みわたるよう、薄く伸ばしたカツを卵でとじた「かつ丼のあたま」など、常時約50種類のおつまみがラインナップ!
そしてドリンクがユニークと話題になっている「博多ちょうすけ」では、自家製こだわりカクテルやサワーがおすすめだそう。
レモンオイル成分と焼酎を乳化させ、濃厚でビターな大人の味わいが特徴の「長介白湯檸檬サワー」、ウイスキーにビアホップの香りを纏わせた「HIP HOPハイボール」、マスカットのようなフルーティーな味わいの烏龍茶“東方美人”を使用した「究極のウーロンハイ」など、があります。
この他にも希少な自然派ワイン、全国の酒蔵から厳選した珍しい日本酒、九州各地の地酒や果実酒を豊富に取り揃えているので、お料理に合わせていろいろ楽しめそうですね。
「博多ちょうすけ 中目黒店」で楽しめる名物うどん
「二〇加屋長介」名物のうどんは、糸島産小麦を使用したモチっとコシのある自家製麺を使用。上質なカツオ節や昆布などでとった澄んだ出汁との組み合わせが人気を呼んでいます。
讃岐うどんのようなコシと博多うどんのような優しい口当たりを併せ持つ、独自のうどんが魅力。「博多ちょうすけ」でもこの“本気のうどん”は健在です。
鶏ガラを煮込んだスープがうどんによく絡む「鶏白湯うどん」、出汁醤油を使用しバターで仕上げた「明太バター釜玉」。
そして、これまで裏メニューだったトランジットジェネラルオフィス代表・中村氏の特別トッピング「中村スペシャル」は、ぶっかけうどんに温玉・納豆・和牛をトッピングしたボリューミーで満足度の高い一品となっています。
その他10種類以上のメニューがラインナップされた自慢のうどんは、お酒を飲まずともぜひ食べてみたいもの。
こだわりの品々が書かれた暖簾や提灯が吊るされた外観に、ついつい誘われて来店してしまいそうです。博多を旅する気分が味わえますね。
↓「博多ちょうすけ 中目黒店」の場所はこちら(中目黒高架下52)になります。