【目黒区】2022年都立大学駅近くにある八雲氷川神社の例大祭は9月17日(土)・18日(日)に斎行、屋台は境内にのみ出店、御神輿渡御は行われません

八雲氷川神社2022年例大祭の内容

都立大学駅から徒歩約7分、目黒区立八雲小学校の裏手、長い参道の奥にある八雲氷川神社。2022年の例大祭はは9月17日(土)・18日(日)で斎行されます。

2022年例大祭は神輿の渡御は行わない

神社に電話して確認したところ、御神輿の渡御や山車の巡行などは行わず、屋台は境内のみで出店されるとのこと。神楽殿では奉納太鼓、“八岐(やまた)の大蛇(おろち)退治神話”に基づく「剣の舞」が奉納されます。

ちなみに「剣の舞」は、目黒大鳥神社の例大祭でも奉納されていますね。

★2023年の例大祭は御神輿渡御が復活します★

【目黒区】都立大学駅近く八雲氷川神社の例大祭は9月16日(土)・17日(日)に斎行、4年ぶりの御神輿連合渡御があります!

八雲氷川神社は旧衾(ふすま)村の鎮守、「癪(しゃく)封じの神」として信仰されてきました

八雲氷川神社の2022年例大祭について

八雲氷川神社のご祭神は、素盞鳴尊(すさのおのみこと)・櫛稲田姫命(くしいなだひめみこと)・大国主命(おおくにぬしのみこと)の三柱。境内にあるご由緒を拝見すると、以下のように書かれています。

創建の年代は詳らかではありませんが、内陣に文化14年(1817)奉納の記載があり、また社殿の改築が安政2年(1855)に行われているところからみて、かなり古いことがわかります。

祭礼は1月、5月、9月に行われていますが、特に9月の例大祭で行われる素戔嗚尊“八岐の大蛇退治の物語”を表現した「剣の舞」奉納が見どころの一つ。

八雲氷川神社・神楽殿

神楽殿

約200年前から伝わる古式豊かな美しい舞で、太鼓、笛、大拍子に合わせて、奉納されます。

八雲氷川神社の剣の舞

また、昔から「癪封じの神」としての信仰が厚く、境内にあったアカガシの皮を煎じて飲むと効果があるとされ、大勢の参詣人が皮をはがしてしまったことから枯死。現在は根本のみが保存されています。

枯れ死してしまったアカガシの巨木根本

アカガシの根本のみを保存

境内には額殿(絵馬殿)があり、剣の絵馬が目につきます。これは、癪封じのお礼として奉納する習わしがあったためとか。

そのご利益を求め、かなり遠方からも参拝者が来てたことから、宿泊所まであったといいます。

目黒が六カ村に分かれていた江戸時代、旧衾村は現在の環七通り南側全域をそう呼んでいたそうです(目黒区役所ホームページより)。

八雲氷川神社の“八雲”とは、素戔嗚尊の「八雲立つ・・・」から

古事記によると、高天原(たかまがはら)を追われた素戔嗚尊は出雲の国に下った際、胴体一つに首と尾が八つある八岐大蛇(やまたのおろち)に狙われていた櫛名田姫(くしなだひめ)を救います。

夫婦となった櫛名田姫との新居を、須賀(すが)の宮に造りました。その宮をつくるときに盛んに雲が立ち昇ったため、

「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を(盛んにわき起こる雲が、八重の垣をめぐらしてくれる。新妻をこもらせるために、八重垣をめぐらすことよ。あのすばらしい八重垣よ)」

と歌ったそうです。この歌は日本最初の和歌といわれています。

八雲の地名は神社から

八雲氷川神社の“八雲”は、やくもと読み、やぐものように濁りません。目黒区八雲という地名は素戔嗚尊を御祭神とする氷川神社と深くかかわっているとのこと(目黒区役所ホームページより)。

氏子たちの神社への信仰や愛着を感じさせますね。

2022年八雲氷川神社・例大祭概要

8月31日(月)現在の時点での行事予定は以下の通りです。

9月17日(土)に宵宮神楽舞、9月18日(日)に「目黒ばやし」の奉納を予定。屋台は境内の中のみで2日間出店します。

冒頭でお伝えした通り、御神輿の渡御や山車の巡行は行いません。

それぞれ、感染症対策の関係で制限、中止等がある可能性がありますので、あらかじめご承知おきください。

八雲氷川神社に足を運ばれる際は、新型コロナウイルス感染症対策を万全に、通行指示に協力ください。ルールやマナーを守り、楽しいお祭りとなるようご協力よろしくお願いします。

↓「八雲氷川神社」の場所はこちらになります。

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