【目黒区】銭湯は美術館＆パラダイス！？みどり湯×Marcotokyo銭湯×伊勢丹サウナ部のポップアップイベントに行ってきました

自由が丘の銭湯「みどり湯」で開催されているポップアップイベント「みどり湯で逢いましょ湯」へ。初日の2023年3月4日（土）にお伺いしたのですが、銭湯＆サウナ好きの方からたまたまお風呂に入りに来た方まで、大いに盛り上がっていました。

【目黒区】Marcotokyo銭湯×伊勢丹サウナ部がポップアップイベントを開催、3月4日（土）・5日（日）・11日（土）・12日（日）の4日間は自由が丘の銭湯「みどり湯」へGO！

出展されているMarcotokyo銭湯＆銭湯大使のステファニーさんも大忙し。イベント当日の様子をダイジェストでご紹介していきます。

“ゆ”文字のアクセサリーが最高にカワイイ！Marcotokyo銭湯

“ゆ”の文字をモチーフにしたユニークなアクセサリーを作っている「Marco tokyo銭湯」。自分の荷物やタオルの目印にしてもいいですし、髪留めやブレスレットにもなる「ゆゴム」がずらりと並びます。

みどり湯の店長・清水さんもすでに「ゆゴム」をGet！ビールのチャームに思わず心惹かれてしまいます。

こちらの「ゆゴム」は腕につけていても跡にならないのが嬉しいポイント。「ゆゴム」についているビールやクリームソーダなどのチャームは、Marcotokyo銭湯の田村さんが手作りしているとか。

私も「ゆゴム」を購入。これをつけて銭湯にいくのが楽しみです。

「ゆゴム」はそれぞれ色もチャームの組み合わせも違うので、好みの1品をぜひ発掘してみてはいかがでしょうか。

そして“ゆ”文字をモチーフにしたイヤリングとピアス。一見すると普通のカラフルなビーズなどを使ったイヤリング＆ピアス？でもよく見ると“ゆ”の文字が！

銭湯愛は耳元のおしゃれから。温泉旅行のお伴にいかがですか？

日本人以上に銭湯に通い、その魅力を発信し続ける銭湯大使ステファニーさん

今回、Marcotokyo銭湯とコラボ出展されたのが日本銭湯文化協会公認 銭湯大使ステファニー・コロインさん（銭湯ジャーナリスト・東京都公衆衛生浴場対策協議会 委員）。南フランス・プロバンスの出身で、2008年に交換留学で来日し、初めて出会った日本の銭湯文化に魅了されたといいます。

その後日本を一度離れますが、2012年に再来日。独自に銭湯巡りを始め、「美容と健康に良いこと」「銭湯の持つコミュニティとしての役割」という、日本文化としての銭湯の本質的な価値を伝えるとともに、外国人からみた銭湯の魅力を「アート～芸術～」という視点で発信し続けています（引用元：ステファニーさんの「Dokodemo Sento」より）。

ステファニーさんが巡った銭湯は2022年の時点で日本全国1,000軒以上、いったことのない銭湯はほぼないとか。著書には「銭湯は、小さな美術館（啓文社書房）」「フランス女子の東京銭湯めぐり（株式会社G.B.）」があります。

ポップアップイベントではステファニーさんが描いたやさしいタッチのイラストを販売。

私は著書である「銭湯は、小さな美術館」を購入し、サインを頂いてきました。

失われつつある銭湯のタイル絵、ペンキ絵、レトロなフロント・ロビー・湯ぶね・脱衣所など、日本ならではの美学とアートを感じる美しい写真、銭湯愛あふれるステファニーさんの紹介文がたっぷり詰まった名著です。

皆さんもぜひ手に取って、銭湯の良さを再発見してみてくださいね。

銭湯好きのお客様が持参した銭湯グッズに一同大興奮！

今回のポップアップイベントに来場されたお客様が持参した銭湯グッズ。銭湯によく通われている方は、こんな風に自分なりの銭湯グッズをアレンジしてポーチやカゴに入れて訪れています。

上写真の方は小さなあひるちゃんも入っていて彩りが素敵。Marcotokyo銭湯＆ステファニーさんも大喜びで撮影されていました。

上写真の方は昔ながらの「軽石」を持参！さきほどの「ゆゴム」はこんな風に自分の持ち物につけておくと、目印になりますね。

目黒区は銭湯ランナーも多いエリア。ランニング後にさっぱりと汗を流したり、サウナでリラックスしたい方向けに、自分の荷物を預かってもらえる月額制会員ロッカーを置いている銭湯も多いようです。

みどり湯にもありますのでぜひご利用ください。

大田区西蒲田にある「改正湯」のオーナー・小林さんが陣中見舞いに

Marcotokyo銭湯＆ステファニーさんのポップアップイベント初日ということで、景気づけにいらした「改正湯」オーナー・小林千加史さん。大田区西蒲田にある1929年（昭和4年）創業「魚のいるお風呂屋さん」として地元で愛されている銭湯です。

「改正湯」はオリジナルの黒湯炭酸泉（黒湯天然温泉+炭酸泉）があることで人気。銭湯では珍しい毛染めブースもあります。

改正湯の小林さんの名刺は名物なのだそう。上写真向かって右はなんとネイルポリッシュ！

つまり、爪を磨いていくうちにいつのまにか名刺がなくなってしまうという優れもの！？使っている間、小林さんのことを思い出し続けるというなかなかインパクトのある名刺です。

上写真の名刺は見る角度によって違う絵に見える「レンチキュラー」という手法で作られた名刺。絵が動いたり飛び出したりするので、覚えてもらえる効果は絶大とか。

2023年2月に封切られたばかり、生田斗真さん・濱田岳さん・橋本環奈さんが出演している映画「湯道」は、ここ「改正湯」でも撮影されています。

#銭湯見聞録 vol.10
【#改正湯】
昭和4年から蒲田に根付く銭湯

男湯～女湯にまたがる富士山タイル絵は圧巻！

水辺が描かれる部分には金魚が泳ぐ水槽が。
そして、その下に浴槽。
水のグラデーションともいえるこだわりが、入浴をより楽しいものに

名物の黒湯につかれば、疲れは水に溶けだして湯く… pic.twitter.com/aIswEC5AOf

— 映画『湯道』公式【大ヒット上映中！】♨️ (@yudo_movie) February 18, 2023

「改正湯」がある蒲田駅までは目黒線で「旗の台」乗換え、池上線で気軽にアクセスできます。優雅に泳ぐ金魚・鯛を眺めながらの入浴、ぜひ足を延ばして楽しんでみてはいかがでしょうか。

銭湯はコミュニティ！アートとおいしいビールでハッピー＆リラックス

今回のポップアップイベント期間中は三越伊勢丹サウナ部が企画・開発した「お湯かれビール」が飲めます！お持ち帰りはできないので、お風呂上がりにグビッと飲んでお帰りください。

ビール片手に“ゆ”文字アクセサリーをチェックしたり、銭湯大使ステファニーさんとおしゃべりするのも良し。銭湯はアミューズメントパークであることをぜひ実感してみてはいかがでしょうか。

銭湯とサウナへの限りない愛を感じる4日間。ぜひ、自由が丘「みどり湯」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

もちろんお風呂に入らなくてもポップアップイベントだけのぞきたいという方も大歓迎です。「～みどり湯で逢いましょ湯～」は残り2日間、ぜひご来場ください。

■取材協力

みどり湯・Marcotokyo銭湯・銭湯大使ステファニー・改正湯

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