【目黒区】たくあんがカレーに合う！都立大学駅高架下にあるスパイスカレー専門店「カーリーノブ」で唯一無二のカレーをいただきました

小麦粉などを一切使わないスパイスカレー専門店として、以前から気になるお店だった「カーリーノブ」。ようやく足を運んできました！

「カーリーノブ」は舞台やテレビなどで俳優として活躍してきた“のぶ”さんがプロデュースするお店。以前は自由が丘駅近くにあったお店ですが、2021年12月に都立大学駅高架下に移転＆リニューアルオープンしています。

カレー粉や小麦粉は一切使用しない、オリジナルで調合したスパイスと和風出汁が特徴

店主であるのぶさんは、かつて出かけたインド旅行でインド人のグループに拉致されるという、人生が一変するような体験をします。この旅行で食べ続けたカレーの味に心を奪われ、帰国してからスパイスを研究し、ご自身のお店「カーリーノブ」を開業。

南インドで食べたシャバシャバとしたスープのようなスタイルを基本に、最後はすべての具材やカレーを混ぜて味が完成する“スリランカ式”の食べ方となっています。小麦粉は一切使わず、オリジナルで調合したスパイスに和風出汁を合わせた独特の味わい。

胃もたれせずにペロリと食べられるところも人気となっています。

カレーのメニューは1種類、定番のキーマカレーと日替わりカレー2種類の“あいがけ”

「カーリーノブ」のメニューはとってもシンプル。定番のキーマカレーと日替わりカレーの2種類をあいがけした1メニューのみです。

辛さは2倍、3倍、5倍と選べて、お好みのトッピングをプラスすることができます。ご飯とルーの大盛もOK。夜営業の時は自家製のスパイス餃子も注文可能でした。

うかがった日の日替わりカレーは「さっぱり梅のフィッシュマサラ」。

同行者は半熟たまごをトッピング、私は梅の風味に合いそうなきざみたくあんをトッピングし、辛さはスタンダードな3倍にします。

ライスをはさんであいがけ、最後は全部混ぜていただくスリランカ式カレー

私の注文した刻みたくあんトッピングのカレーがきました。盛り付けもなかなか独特。

お皿の中央にバスマティライスを盛り付け、その左右に定番のキーマカレー（下写真向かって左側）、日替わりのさっぱり梅のフィッシュマサラ（下写真向かって右側）が添えられています。

バスマティライスはインド料理に使われるインディカ米の中でも高級品種。細長くパラパラとした食感でナッツのような香りが特徴です。

お米の粘りを出すデンプンが少なく、消化がよいそう。スープを吸いにくいので最後までサラサラとおいしく、胃もたれしないそうですよ。

バスマティライスの上には、副菜のアチャール（漬物）やスパイスで炒めて仕上げた昆布の佃煮、キャロットラペ、パパダムチップス（豆のチップス）、刻んだ水菜が添えられています。私はこれに刻みたくあんをトッピング。

同行人は半熟卵をトッピングしています。

まずはシンプルにそれぞれのカレーの味わいを楽しみます。思ったよりも出汁がしっかりきいていて和風なのですが、その後にスパイスの豊かな香りが広がりおいしいです。

梅のフィッシュマサラも予想のはるか上をいく味わい深さ。それでいてとってもさっぱりしています。

カレーは食べた後、重くなりがちですがこちらのカレーは一切そんなことはありませんでした。

最後は全部まぜまぜして完成するというスリランカ式。このバランスがとても絶妙で、食べ終わったそばからまた食べたくなります。

記事を書いていてまた足を運びたくなりました。皆さんもぜひ、味わってみてはいかがでしょうか。

↓「カーリーノブ」の場所はこちらになります。