【目黒区】お世話になった方に生きているうちに感謝を伝える“生前葬”、その儀式のすべてを体験できる「生前葬パーティー」を7月14日(金)、羅漢会館で開催
皆さん、“生前葬”ということばを聞いたことがありますか?その言葉通り、生きているうちに自分自身のお葬式を自分で開くことをいいます。
生前葬を行った有名人としてはビートたけしさんやサザンオールスターズの桑田佳祐さん、アントニオ猪木さんなどがいらっしゃいますね。
今回は自由が丘の銭湯「みどり湯」で2023年2月23日(木・祝)に開催されたトークイベント「霊柩車と銭湯の不思議な関係vol.2」に登壇された増井康高さんの“生前葬パーティー”イベントをご紹介。
【目黒区】自由が丘の銭湯「みどり湯」で開催「霊柩車と銭湯の不思議な関係 vol.2」、今後は亡くなった方といつでも会える?メタバースの世界
ひだまり手帳合同会社の代表・増田さんは葬儀社「増井葬儀社」の運営と葬儀社エンディングビジネスコンサルタントとして、葬儀社が抱える経営の悩みやエンディングビジネスでのマッチングサービス、DX化などをトータルにサポートされている方です。
人生を見つめ直し、よりよく生きるための“生前葬”
ここ数年「終活」ということばが流行り、ほとんどの方がその言葉の意味を知っているのではないでしょうか。
ここ数年の新型コロナウイルス感染症の拡大を経て、「いつ何があるかわからない」と感じた方は多く、終活に関する意識調査(2022年6月6日、40~70代首都圏在住の男女1,000名を対象:葬儀社・燦ホールディングス)によると、「終活したい」と考える人は57%と過半数を占め、今後ますます取り組む方が増えていくと予想されます。
しかし一般の方が抱く「終活」のイメージは「エンディングノートを書く」「断捨離をする」「遺言の用意」など、残された人へ配慮した取り組みが上位を占めている様子。「自分のために」と考える方は少数派でした。
これまで2,000回以上の葬儀や告別式を手伝ってきた増井さん。生前に家族や友人と話す機会を十分に行ってこなかったため、突然の死を迎えて混乱するご家族、意見の食い違いでもめてしまうご家族を数多く見てきたといいます。
1人で行う「終活」ではなく、家族と共有できる「終活」をぜひ考えて欲しいと増井さん。“生前葬”を行うことで、生きているうちに感謝の気持ちを伝え、家族や友人としっかり話をする機会を設けることができます。
“生前葬”の最大のメリットは、準備から当日まで本人が自由に、楽しくできるところ。堅苦しい礼儀作法や段取りなどは一切不要で、自分自身が参列者に直接、自分のことばで感謝の気持ちを伝えることができるのが特徴です。
“生前葬”を行うことで、実際に亡くなった後、お葬式をする必要もなく、家族だけで簡単に済ませることが可能。湿っぽくならずに楽しく過ごせるので参列者も楽しい思い出がつくれるのが魅力となっています。
デメリットがあるとすれば、まだ“生前葬”に対する理解、浸透がないため、批判的な意見を持つ方もいらっしゃるでしょう。また、“生前葬”を行ったので実際に亡くなった時のお葬式は不要といっていても、本当に家族だけで執り行っていいかどうか気になる方も多いですよね。
お葬式に係るすべての儀式やこれからのお墓参りなど、画期的な発想で提案&発信している増井さん
トークイベント「霊柩車と銭湯の不思議な関係vol.2」では、これからのお墓参りはメタバース(仮想空間)が担い、SNSが永代供養の役割を果たすというお話をうかがいました。
増井さんは現在、メタバースにデジタルで故人を構築して、亡くなった後にいつでも会える仕組みを作るというチャレンジを行っています。
今回増井さんご自身をモデルとした“生前葬パーティー”は、親しい友人やお仕事の関係者だけではなく、どなたでも参加できるイベント形式で開催。“生前葬”とはどのようなものなのか、これからの「終活」の在り方を実体験形式で知ることができます。
“生前葬”ってどんなものか興味がある、「終活」や「墓じまい」、身近な方をどのように送ったらいいのか迷っているという方。まだお葬式に参列したことがないという場合でもきっと役に立つはずです。
ぜひ、増井さんのイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
【開催日時】2023年7月14日(金)18時30分~20時30分
【開催場所】天恩山 五百羅漢寺・羅漢会館
【内容】~終活コンテンツで振り返る人生~
・ヒストリー映像放映
・死生観朗読会のダイジェスト映像放映
・自分史
・遺書動画
・生前納棺式のダイジェスト映像放映など
参加費用等、詳しくはこちら≫
■情報提供
↓イベントが開催される五百羅漢寺・羅漢会館の場所はこちらになります。