【目黒区】中目黒のライブハウスレストラン「楽屋(らくや)」で11月11日(土)、東ティモールを舞台にした映画「カンタ!ティモール」上映会×ミニコンサートが開催されます

カンタ!ティモール上映ポスター

(画像提供:権力能力なき社団OKATTE計画)

中目黒にあるライブハウスレストラン「楽屋(らくや)」で2023年11月11日(土)16時から「カンタ!ティモール」上映会×ミニコンサートが開催されます。

主催するのは権利能力なき社団 OKATTE計画 しばやすさんです。

しばやすさんは、つい先日開催された「第47回目黒区民まつり」にも出展。

【目黒区】気仙沼漁師さんの心意気で、奇跡的に生のさんま2,000匹が到着!大勢の来場者で賑わった2023年開催の「第47回目黒区民まつり」

焙煎から抽出までぜ~んぶ!自分で淹れて自分で飲む「めんどくさいカフェ」として都内各地に出没中です。

自分で焙煎して淹れるコーヒー

(画像提供:めんどくさいカフェ)

ちなみについ先日も、武蔵小山にあるミチノイチバで「自分で作る!ミックスジュース・スタンド~めんどくさいカフェ」として出店されていました。

しばやすさんが今回、このイベントを企画したきっかけは「めんどくさいカフェ」で扱っているコーヒー生豆が東ティモール産だったこと。そして、2023年の夏に映画「カンタ!ティモール」を観る機会があり、大変な衝撃と感銘を受けたことからなのだそうです。

東ティモール産のコーヒー生豆

東ティモール産のコーヒー生豆を使用(画像提供:めんどくさいカフェ)

シリアスなドキュメンタリーでありながら、優れた音楽映画でもあるというこの作品。中学生以上であればどなたでも観ることができる、今こそより多くの方に見て欲しい作品となっています。

「楽屋」で上映される映画「カンタ!ティモール」とは?

「映画カンタ!ティモール」より

映画「カンタ!ティモール」より(C)2023 canta-timor.

映画「カンタ!ティモール」とは、2021年に公開されたドキュメンタリー映画。当時23歳だった広田奈津子監督が、東ティモールで出会った青年のひとつの歌から始まった運命の旅を描いたドキュメンタリーです。

当時、劇場公開が決まっていたにも関わらず、監督が「人から人へ、自主上映会で広げていきたい」と、公開を取り下げたため、ご存じないという方も多いはず。

ストーリーは以下の通りです(引用元:カンタ!ティモール公式サイトより)

東ティモールで耳にした、ある青年の歌。日本帰国後もメロディが耳に残って離れない。
監督たちは青年を探すため島へ戻る。そして一つの旅が始まった───

「ねぇ仲間たち。ねぇ大人たち。僕らのあやまちを、大地は知っているよ」

歌はこう始まっていた。
直接的な言葉を歌えば命に危険が及ぶ、インドネシア軍事統制下にひっそりと歌われた歌だった。
青年に連れられて、監督たちは島の奥へと入っていく。
そこに広がるのは、精霊たちと共にある暮らし。青い海、たわわに実るマンゴー、はじけるような笑顔の人々。
常夏のおおきな太陽に照らされ、深い影を落とすのは、人々の命を奪った軍事侵略。
報道にのらない地下資源ビジネス、日本の驚くべき行動。
3人に1人が命を落としながら、彼らが守り抜いたもの───

「悲しい。いつまでも悲しみは消えない。でもそれは怒りじゃない。怒りじゃないんだ。」

「人は空の星々と同じ 消えては 空を巡り また必ず 君に会える」

弾丸が飛び交う中、人々は命をわけるように助け合い、そして笑い、歌った。
大地に生かされ、輪になって踊る、遠く懐かしい風景。
いつのまにか、ティモールの旅はそっと監督たちに問いかける。
愛すべきふるさと、日本の島々の姿を───

東ティモールは2002年にインドネシアから独立した国

東ティモールとは

画像はイメージです

東ティモールはインドネシア東部にあるティモール島の東部にある人口約134万人の国。国土の広さは岩手県ほどで、16世紀頃~1974年までポルトガルの植民地でしたが、ポルトガルが主権を放棄した後、インドネシアが東ティモールを事実上併合しました(参照元:JICAホームページ外務省ホームページより)。

1999年に約8割の住民が東ティモールの分離・独立を選択したにも関わらず、独立に反対するインドネシア軍と軍が組織した民兵組織による焦土作戦で殺戮、略奪、放火が行われ、東ティモールは文字どおり焦土と化しました。

その後、2002年5月20日に独立を達成するものの、内紛が続き、2020年頃に少しずつ落ち着きを取り戻しつつあります。

映画「カンタ!ティモール」は、インドネシアからのすさまじいまでの弾圧を受けながらも独立を果たすまでの過酷な戦いと、その中で人々が忘れなかった東ティモールの歌・踊り、人々の暮らしや子どもたちの姿を活き活きと描いた作品です。

おいしいお料理と共に楽しむ「カンタ!ティモール」上映会×ミニコンサート

タイ、ベトナムを中心とした、本格的アジア料理、約50種類のメニューが楽しめる中目黒のライブハウスレストラン「楽屋」。

「カンタ!ティモール」上映会×ミニコンサートでは、そんな「楽屋」のお料理を楽しみながら、映画を楽しんだり、広田奈津子監督のアフタートーク、シンガーソングライター・小向定さんのミニコンサートを満喫できます。

しばやすさんからのメッセージです。

2012年に発表されて以来、全国各地で、海の向こうで、愛されくりかえし上映されてきたこの作品は、それぞれの場所で望まない世界に翻弄され疲弊して暮らすわたしたちおのおのに必要な智慧を授け、希望をもたらす力を持っています。

人間が人間に語りかける映画。まさにいま求められる映画と確信して、この上映会を企画いたします。

作品上映後は、監督の広田 奈津子(ひろたなつこ)さんに、作品から視えてくるいまの世界や、その後の東ティモールについてお話ししていただきます。

さらに第二部として、音楽監督の小向定(こむかいさだむ)さんによるミニ・コンサート「ティモール 風のような きみを歌う」をお楽しみいただけます

地元のひとに愛される、中目黒・楽屋自慢の美味しいお料理を召し上がりながら、ぜひご鑑賞ください。

日本と深くかかわりながら、ほとんど報道されなかった東ティモールの闘いについて知ることができる貴重なチャンス。ぜひ、ご家族やご友人と一緒に参加してみませんか。

「カンタ!ティモール」上映会×ミニコンサート

▼「カンタ!ティモール」上映会×ミニコンサート概要

【開催日時】2023年11月11日(土)・16:00開場(受付開始)
【開催場所】中目黒・楽屋
【プログラム】
第一部)
16:30~ 映画「カンタ!ティモール」開映
18:30~ 広田 奈津子監督アフタートーク「カンタ!ティモールから視るいまの世界」
第二部)
19:30~ 小向 定 ミニコンサート「ティモール 風のような きみを歌う」開演
※会場では、特定非営利活動法人パルシックの東ティモール商品(コーヒー・ハーブティーなど)販売も行ないます。
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権利能力なき社団OKATTE計画・しばやすさん、情報ありがとうございました!

↓「カンタ!ティモール」上映会×ミニコンサートが開催される楽屋の場所はこちらになります。

Chikuwa

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