【目黒区】めぐろ土産にも認定されている“元祖 レイズン・ウィッチ”は売切れ、「巴里 小川軒 目黒店」は季節の生菓子も絶品でした
目黒区内にはたくさんの有名パティスリーがありますが、老舗の「巴里 小川軒」も地元から愛され続けているお店です。めぐろ土産認定を受けている“レイズン・ウィッチ”はあまりにも有名。
“レイズン・ウィッチ”とは、洋酒に程よく漬け込まれたレーズンを特製クリームとともにクッキーにサンドされたお菓子です。
目黒店は学芸大学駅から徒歩約11分、目黒通り沿いにあり、「巴里 小川軒」のお菓子はすべて目黒の自社工房で製造されています。地元で人気の「Factory & Labo 神乃(かんの)珈琲」のすぐ近く。
【目黒区】コーヒー豆の焙煎機を併設、学芸大学駅が最寄りの「Factory & Labo 神乃(かんの)珈琲」は居心地抜群、日本人の心に響くカフェ
土曜日に取材の帰り、ちょうどお店の前を通ったのでぜひ“レイズン・ウィッチ”を買って帰りたいと訪問したのですが・・・。すでに完売でした。
「巴里 小川軒」の“レイズン・ウィッチ”とは、小川軒の歴史そのもの
「巴里 小川軒」の始まりは幕末までさかのぼるといいます。小川鉄五郎さんが1905年東京・汐留に洋食屋「小川軒」をオープン。
明治・大正・昭和の激動期を乗り越え、鉄五郎さんの次男である順さんがお店を引き継ぎます。戦争で消息がわからなかった七男の斌(あきら)が戻り、兄弟げんかをしながら二人三脚で小川軒の再興に尽力。
そんな中、斌さんがレストランだけではなく物販も手掛けようと考え、誕生したのが“レイズン・ウィッチ”だったそうです。
“レイズン・ウィッチ”は出荷当日の焼立てを提供。オンラインショップでも購入できますが、工房での生産能力に限りがあるため、個数制限があります(もちろん、店舗でも)。
土曜日のお昼過ぎに伺った時はすでに完売の状況。お店の棚にはたくさん、“レイズン・ウィッチ”が積まれていたのですが、店頭受取予約のお客様の分で、その日は予約なしの購入はできなくなっていたようです。残念。
現在では洋菓子全般が独立して「巴里 小川軒」に。新橋店と目黒店があります。
洋食店としての小川軒はご家族やご親戚が独立やのれん分けする形で代官山、御茶ノ水、鎌倉に。洋食店の方でも“レイズン・ウィッチ”を扱っていますよ。
せっかくなので「巴里 小川軒 目黒店」で生菓子を購入して帰ります
次回は必ず“レイズン・ウィッチ”を店頭受取予約をしてから訪れることにし、生菓子を購入して帰ることにしました。
秋なので栗を使ったモンブランと、お店の名前がついた小川軒ロールです。栗を使った生菓子は他にも2つありました。
新栗のモンブラン
新栗のモンブランは栗の加工から「巴里 小川軒」でやっているので、栗そのものの香りが豊かに感じられました。
ケーキの真ん中に栗が丸ごと入っていて、栗そのものの甘さを活かしています。一口食べると秋のおいしさが感じられておいしい。
甘さ控えめなので何個でも食べられてしまいそうでした。もう一つの秋の味覚、栗パイも買えばよかったと後悔。
小川軒ロール
小川軒ロールはカスタードと生クリームを2層に重ね、しっとりとしたスポンジで巻いたお菓子。ミニロール1本もしくはカットしたものが購入できます。
スポンジには枇杷の花から採取した、香り高くコクのある蜂蜜を使用しているそうです。濃厚な甘さ、フルーティさが感じられて上品な味わいです。
こちらも売切れてしまうことがある、「巴里 小川軒」を代表するスイーツとなっています。
平日ならすぐ近くにあるカフェ「巴里 小川軒目黒店 サロン・ド・テ」で“レイズン・ウィッチ”を食べられる!?
![巴里 小川軒 目黒店 サロン・ド・テ](https://meguro.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/247/2023/11/ogawaken_meguro08.jpg)
「巴里 小川軒 目黒店 サロン・ド・テ」
「巴里 小川軒 目黒店」から少し都立大学駅寄りのところにあるカフェ「巴里 小川軒 目黒店 サロン・ド・テ」。お茶やコーヒーとともに「巴里 小川軒」のスイーツを食べられます。
11時~14時まではクロワッサンサンドなど軽食もいただけるようです。
お店の公式Instagramを拝見すると、平日の月曜~金曜限定で、“レイズン・ウィッチ”が「巴里 小川軒 目黒店 サロン・ド・テ」のティータイムにいただけるとのこと。
これはねらい目かもしれません。
食べられないとなると、どうしても食べてみたくなる。次回は必ず予約してから訪問します。
↓「巴里 小川軒 目黒店」の場所はこちらになります。
↓「巴里 小川軒 目黒店 サロン・ド・テ」