【目黒区】西小山・にこま通り商店街にある「カフェ ロッビア」、素敵なカップでいただく極上のコーヒー時間を楽しみました
西小山駅からにこま通り商店街をニコニコ通り商店街方面へ歩いていくと右手にある「カフェ ロッビア」。ガラス越しにたくさんの器が飾られているのが見える喫茶店です。
店主さんが大学生時代から集め始めたというリチャードジノリやマイセン、ロイヤルウースターなどの器やお皿、ポットなどがずらり。ハンドドリップコーヒーや自家製ケーキ、サンドイッチ、パスタ、カレーなどを提供しています。
今回は地元の方からこよなく愛されている「カフェ ロッビア」で、おいしいコーヒーをいただいてきました。
「カフェ ロッビア」はスイーツメニューが充実、ランチも手作りでくつろげるお店
以前、「カフェ ロッビア」を訪ねたのは夏で、おいしそうなかき氷に心惹かれて友人たちとここでおしゃべりを楽しみました。お店では夏だけではなく、冬でも通年「台湾風ふわふわかき氷」を提供しているようです。
チーズケーキやチョコレートケーキなど、自家製スイーツもおいしそう。
ぜんざいも温かいもの、冷たいもの両方をラインナップ。お餅だけではなくアイス、ホイップクリーム、白玉、栗の渋皮煮など自由にトッピングできるとあります。
ランチメニューは「カフェ ロッビア」公式X(旧・Twitter)でも配信。こちらもいつもおいしそうで、次回は必ずランチをいただこうと思いました。
神戸の老舗「萩原珈琲」、炭火焙煎100%の豆を使用している「カフェ ロッビア」
「カフェ ロッビア」で提供しているコーヒーは、創業1928年(昭和3年)の老舗・神戸にある「萩原珈琲」の豆を使用しています。萩原珈琲は生豆の仕入れから焙煎、出荷までを一貫して行う会社。
マニュアル化ができない職人技を必要とする炭火100%での焙煎を行っており、独特の風味とコクのあるコーヒー豆が人気を呼んでいます。萩原珈琲が手間や経験が必要な炭火焙煎にこだわり続けているのは、冷めてもおいしく飲めるコーヒーを提供したいという思いから。
コーヒーが冷めないうちに慌てて飲むのではなく、ゆっくりと時間をかけて楽しんでもらいたい。炭火焙煎の大きな特徴である遠赤外線効果で、豆の深部と表面の焼きムラの差が、他の焙煎方法に比べ、少ないため、この味わいが生まれるのだそうです。
店主さんが淹れる本格的なハンドドリップコーヒーを素敵な器で
「カフェ ロッビア」では注文が入ってからコーヒー豆をミルで挽き、ハンドドリップで丁寧に淹れてくれます。月替わりで提供している「今月の珈琲」が飲みたかったのですが、訪問時には豆が品切れ。
ということで、苦味・コクのあるコーヒーが楽しめる「サントス・ニブラ(ブラジル)」をいただくことにします。
サントス・ニブラは「萩原珈琲」の代名詞ともいうべき豆で、オリジナルのブラジルコーヒー豆なのだそう。キレのある強めの苦味ですっきりとした後味とふんわりとした甘味も感じられておいしかったです。
ちなみに飲めなかった今月の珈琲はグァテマラの「ウエウエテナンゴ トドサンテリア」。収穫されたコーヒーを24時間自然発酵させた後に水洗、その後パティオで48時間~60時間かけて乾燥させた伝統的なウォッシュドです。
ローストナッツの香ばしさとベリー系の甘酸っぱいニュアンスがほのかに感じられるとのこと。こちらのコーヒー、びっくりするほど人気だったそうで、入荷と同時にあっという間に売切れてしまったそうです。
「萩原珈琲」は大量生産しないので、再入荷に時間がかかってしまうと店主さん(1月19日には再入荷したそうです)。なんでもすぐ手に入る時代ですから、むしろ“待つ”楽しみが増えて良いのではないかと思いました。
同行者はミルクジェラートを添えた期間限定のバームクーヘンを注文。レモンの香りがするバームクーヘンはそのままでも、ジェラートと一緒でもおいしかったそうです。
飾っておいても美しい陶磁器は、おいしいコーヒーを飲む時間も優雅に演出してくれます。温かくフレンドリーな店主さんが丁寧に淹れてくれるコーヒーは心が安らぐひと時でした。
皆さんもぜひ!
↓「カフェ ロッビア」の場所はこちらになります。