【目黒区】2024年も「めぐろ水防フェスタ」が5月12日(日)中目黒公園で開催決定、VR風水害や起震車体験などリアルな防災対策が学べます

めぐろ水防フェスタ2024

(画像提供:目黒区 防災課)

2023年から参加型・体験型イベント「めぐろ水防フェスタ」へと生まれ変わった目黒区総合水防訓練。風水害の危険が高まるこの時期に、楽しみながら知識や行動、対策が自然に学べちゃう、ユニークな取り組みなんです。

【目黒区】中目黒公園で開催された「めぐろ水防フェスタ」を突撃取材!楽しみながら風水害への備えが学べる参加型・体験型のイベントで大盛況

昨年実際におじゃまして、「ほう、知らなかった」という学びがたくさんあったこちらのイベント。2024年5月12日(日)に区立中目黒公園・健康とスポーツの広場で実施されるプログラムをダイジェストでご紹介していきましょう。

実際に体験しなければその恐ろしさは実感できない!「VR防災体験車」で疑似体験

VR防災体験車

VR防災体験車(2023年撮影)

最新のバーチャルリアリティ技術を活用した、これまでにない臨場感あふれる体験が可能な「VR防災体験車」が東京消防庁からやってきます。いざという時に、命を守るための行動を実体験として身に付けることができるという優れもの。

360度の立体映像と揺れ、風圧、熱などの演出で、地震・火災・風水害の疑似体験が可能。イベント当日は風水害バージョンを体験できます

「たぶん大丈夫」「何とかなるだろう」という希望的観測は、自然相手では通用しない、ということを学べますよ。

▼「VR防災体験車」概要

【定員数】先着200名、5月12日(日)9時20分より整理券を配布
【体験可能者】小学生以上対象(身長100㎝の方や未就学児不可)
※以下の方も体験できません。
・妊娠中もしくはその可能性のある方
・高血圧または心臓に疾患のある方
・歩行や起立動作、体のバランスをとることが難しい方
・香りや煙、光などの刺激に弱い方、アレルギーのある方
・乗り物酔いしやすい、飲酒している、または薬物の影響下にある方
・災害映像の視聴により強い精神的ストレスを感じる方

「はしご車乗車体験」「船入場調整池(目黒川)見学会」は満員御礼!

高所体験ができるはしご車

はしご車(2023年撮影)

最近増えてきた高層ビルやタワーマンション。いざというときにエレベーターなどが使えなくなった場合、救助に向かうのが「はしご車」です。通常30~40m級(マンションの11階程度に対応)のものを備えている消防署が多いとのこと。

会場では先端に付けられたバスケットに乗り込み、実際に自分が救助された場合、どのような景色を見ることになるのかが体感できます。

空へと上るはしご車

(2023年撮影)

こちらはすでに体験申込受付完了。当日、ぐんぐん空へと上るはしご車を見て、高所恐怖症の方は震え上がることまちがいなし!?

そしてもう1つ行われるのが目黒川に設けられている地下箱式の調節池「船入場調節池」の見学会。こちらも残念なことに参加申込が完了しています。

【目黒区】目黒川船入場は地元民の憩いの場!見えないところで災害時の備えという役割も果たしていました

昨年、こちらの見学会に参加してすごい施設だなと、びっくりしました。

目黒調整池の見学会に参加

船入場調節池の中に潜入!(2023年に撮影)

船入場調節池の役割・機能などの説明を受けた後、実際にその内部を見学。普段は目にすることはない“縁の下の力持ち”を実際に目で見て確かめることができます。

調節池がどのような役割を果たしているのかを体感

(2023年撮影)

調節池がある、ということを知ってはいても、そこが実際にどんな施設なのか、どんな役割を果たしているのかを実感できる機会はそうありません。見学会に参加できる方はぜひ、楽しんできてくださいね。

この他にもたくさんの学びがある「めぐろ防災フェスタ」!

軽装甲機動車

自衛隊車両乗車体験(2023年撮影)

「めぐろ防災フェスタ」ではこの他にも、楽しみながら学べる展示や体験がたくさん用意されています。事前申込に外れてしまった場合でも、ぜひ会場まで足をお運びください。以下のような体験が可能です。

  1. 起震車体験
  2. VR風水害体験
  3. 土のう作り、積み土のう体験
  4. 自衛隊制服試着体験
  5. 浸水時ドア開放不能体験
  6. 災害用伝言ダイヤル体験
  7. 小型消防用D級ポンプを使った排水体験
災害時の行動をあらかじめ決めておく「マイタイムライン」

(2023年撮影)

また、災害に備えるためにあらかじめ決めておいた方がよいこと、準備するもの、また、災害が起きた後、どのような対応を行ったらよいかなど、実践で役立つ展示もあります。

  1. 目黒川水位警報(サイレン)の視聴、避難情報等の解説等、災害廃棄物処理パネル啓発
  2. マイタイムライン(防災行動計画)の紹介
  3. 排水ポンプ車の展示
  4. 低圧発電機車の展示
  5. 応急給水袋や耐震継手管の展示
  6. 雨水流入模型「雨ますくん」の実演
  7. 給電車両の展示

台風や大雨で風水害が予想される場合、まずは自分たちで自分たちの身を守る「自助」、ご近所さん同士で助け合う「共助」が大切。災害は国や行政が何とかするものと思ってはいけません。

「めぐろ水防フェスタ」で防災に対する「情報」「知識」を実体験として身に付け、いざというときにどう行動すればよいのか楽しみながら学べる絶好の機会。ぜひ、ご家族そろって参加されてはいかがでしょうか。

目黒水防フェスタ2024チラシ表

「めぐろ水防フェスタ」チラシ表面(画像提供:目黒区防災課)

めぐろ水防フェスタ2024チラシ・裏面

「めぐろ水防フェスタ」チラシ裏面(画像提供:目黒区防災課)

★2023年秋に行われた「めぐろ防災フェスタ」も合わせてチェック!★

【目黒区】区立第一中学校で開催されたリアル参加型「めぐろ防災フェスタ」を取材、関東大震災から100年の節目に改めて“防災”について考える

■情報提供

目黒区防災課

↓「めぐろ防災フェスタ」が開催される中目黒公園の場所はこちらになります。

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