【目黒区】「麺 ひしおのキセキ」に行ってみた。店主は自由が丘で行列ができる「麺 うらた」と同じ浦田直人さん
「茶工廠(ちゃこうじょう)自由が丘店」の跡地に2024年5月1日(水)にオープンした「麺 ひしおのキセキ」。早くも連日行列ができる注目店となっています。
【目黒区】自由が丘に醬油らーめん専門店「麺 ひしおのキセキ」が5月1日(水)オープン、「茶工廠(ちゃこうじょう) 自由が丘店」の跡地です
自由が丘界隈では数少ない醬油らーめん専門店ということで、これはチェックしてこなければということで5月2日(木)のランチで行ってきました!
すでに行列が出来ていて皆さん、注目度の高さがうかがえます。
ラーメンは「淡麗」「濃醇」の2タイプで勝負の「麺 ひしおのキセキ」
ラーメンのメニューは「淡麗(白醬油)」「濃醇(黒醬油)」の2タイプ。
「淡麗(白醤油)らーめん」は、昆布やしいたけから丁寧な仕込みでうまみを抽出したダシによる、さっぱりとした癖のない味わい。
「濃醇(黒醬油)らーめん」は、2つの醤油をブレンドし、甘・辛・酸・苦・渋のバランスが整っている醤油ダレベースとのこと。
私は「濃醇味玉らーめん」を、同行した家人は「特製淡麗らーめん」を選び、サイドメニューに焼餃子を追加しました。
順番が巡ってくる直前に入口右手にある券売機(キャッシュレス決済も可能)で食券を購入。ほどなく席に案内されました
厨房をL字型に囲むカウンター席で“キセキの醬油ラーメン”いただきます
厨房はオープンキッチン方式なので店内はとても活気があります。
私が注文した「濃醇味玉らーめん」が提供されてきました。
「あれれ、このビジュアル、どこかで見たような?」
そんなことを思いながらスープを一口。コクのある醬油の香りとうま味が華やかに広がります。
見た目以上に油多めでどっしりとした味わいです。
菅野製麺所の細ストレート麺でコシのある茹で上がり。細ネギをからめていただきます。イベリコチャーシューは低温調理された薄切りタイプ。
メンマ(タケノコ)は太目にカットされた歯ごたえのある極太のものがトッピングされていました。
味玉は白身にしっかりめに火が通り、中は程よく半熟となっていました。
下写真は家人が注文した「淡麗特製らーめん」です。
低温調理したイベリコチャーシューの他、鶏チャーシューやホタテもトッピング。
スープを少し飲ませてもらいましたが、白醬油の豊潤な香りとともにすっきりとした印象の味わいでした。
焼餃子はすでに味付けしてあり「お好みでからしを付けて召し上がってください」とのこと。皮が極限まで薄く仕上げてあり、ふんわり柔らかい食感でした。
ジューシーな肉餡とカラシの相性も良かったです。
「麺 ひしおのキセキ」は自由が丘の人気店「麺 うらた」と同じ店主さんでした
さきほど「どこかで見たことがあるような・・・」という感想を述べましたが、それもそのはず。「麺 ひしおのキセキ」は、自由が丘で人気の塩らーめん専門店「麺 うらた」と同じ店主・浦田直人さんが営むお店でした。
「麺 うらた」は株式会社ムジャキフーズによる「トラスト方式」で2021年6月にオープンさせた塩らーめん専門店。トリュフが上品に香る極上スープが人気を呼び、平日でもランチタイムに長い行列ができています。
「トラスト方式」には2タイプの業務委託方式があり、店舗への経営アドバイスやスタッフの雇用をムジャキフーズが行う「トラストA」、店舗運営を丸ごと委託する「トラストB」などがあるそうです。
「麺 うらた」で成功をおさめている浦田さんが、おいしい塩らーめんを追求する中で生まれた「キセキの醬油らーめん」。塩らーめん専門店である「麺 うらた」で、醬油らーめんを提供するのに無理を感じ、あらたに2店舗目を出店を決意されたそう。
今回も「トラスト方式」で自由が丘の駅近という一等地にオープンさせたのが「麺 ひしおのキセキ」だったという訳です。
実は浦田さん、2020年に港区三田で1店舗目「東京豚骨醬油らーめん もとまる」もこのトラスト契約でオープン。「麺 うらた」は2軒目、「麺 ひしおのキセキ」は3店舗でした。
旨味調味料を入れずに無化調で仕上げることにより、原料本来の旨味を引き出してくれる、キセキの食材「醤油」にこだわった「麺 ひしおのキセキ」。沖縄海塩とモンゴル岩塩をブレンドした塩だれで勝負する「麺 うらた」。
どちらも自由が丘で人気を二分するラーメン店となりそうな予感。皆さんもぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
↓「麺 ひしおのキセキ」の場所は「茶工廠 自由が丘店」跡地・最上ビル1階になります。