【目黒区】金沢の奥座敷・湯涌温泉から「氷室の雪氷」が7月9日(火)に目黒区役所に到着、ひと時の涼を楽しみました
目黒区の友好都市である金沢市から「氷室(ひむろ)の雪氷(せっぴょう)」が、2024年7月9日(火)に目黒区役所へ無事到着しました。目黒区駒場公園内に「旧前田家本邸」があるご縁で、金沢市との交流がスタート。
氷が大変貴重だった江戸時代に、夏になると加賀藩から徳川将軍家に雪氷を献上してきた行事を再現したものが「氷室の雪氷」贈呈式です。
贈呈式は暑さ厳しい中、約5㎏ある雪氷を飛脚が長持ちで運び込むところからスタート
贈呈式は石川県トラック協会青年部の方々が飛脚姿で「氷室の雪氷」を運び込むところからスタート。かついできた長持ちの中には約5㎏の雪氷が入っているそうです。
長持ちから取り出された雪氷は、湯涌温泉観光協会・副会長である山下さんから、青木目黒区長へと手渡されました。
金沢市は2024年1月1日に発生した能登半島地震の影響で、大変な1年の幕開けとなりました。目黒区も友好都市として水や必要な物資を届ける、市役所業務をサポートするなどさまざまな支援を行ったそうです。
冷たい雪氷の手触りに上がる歓声、7月10日(水)まで展示されました
届けられた雪氷は、7月9日(火)は総合庁舎本館3階南口エントランスで、10日(水)は1階西口ロビーに移されて雪氷が溶けるまで展示されました。
贈呈式に参加していた第二上目黒保育園・中目黒ちとせ保育園の園児さんたちも、雪氷に触り「冷たーい!」とかわいい歓声を上げるなど、会場はなごやかな雰囲気に。
固く踏みしめられ、切り出された固い雪氷の手触りと、ひと時の涼を私も楽しませていただきました。贈呈式の後は、そのまま総合庁舎本館3階南口エントランスにてかなざわ講座「氷室と湯涌温泉の今・昔」を開催。
また、7月10日(水)・11日(木)に総合庁舎本館1階西口ロビーにて金沢の特産品を販売する「友好都市物産展」を開催しました。総合庁舎本館1階レストランでは7月8日(月)から12日(金)まで金沢カレーを提供し、「再現性がすごい」と話題に。
金沢市との固い絆を感じさせるイベントでした。
贈呈式の後にかなざわ講座にも参加しましたので、そちらも別記事でご紹介しますね。
★「かなざわ講座」で氷室の歴史を学ぶ★
■取材協力
金沢市観光協会/目黒区 文化・交流課
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