【目黒区】めぐろ観光協会会員限定「都市ボーイズ トークLIVE in 正覚寺2024」に潜入！今年もディープな話が満載
（一社）めぐろ観光まちづくり協会が会員限定で開催したイベント「都市ボーイズ トークLive in 正覚寺」。2024年9月13日（金）に正覚寺（しょうがくじ） 本堂で行われました。
2023年にも行われましたが、チケット発売と同時にあっという間にソールドアウトしてしまう人気イベント。都市ボーイズは都市伝説の語り部かつ放送作家でもある岸本誠さんとはやせやすひろさんのユニットで、目黒区内の名所や伝説スポットを訪れる観光バラエティー番組「都市伝説ツアーズinめぐろ」でもおなじみです。
「都市伝説ツアーズinめぐろ」は2024年でシーズン8を迎える人気チャンネルとなっています。
都市ボーズのトークライブ、舞台は「実相山 正覚寺（しょうがくじ）」の本堂
ホラー番組や怪談話は好きだけど、ちょっと怖いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。どうぞご安心ください。
トークライブの後は正覚寺の池田真一住職を始め、厳しい修行を積んだ僧侶によるご祈祷を受けて、心身ともにきれいさっぱりと浄化された後、帰ることができます。
写真中央が正覚寺の池田真一住職（2023年都市ボーイズ トークライブin正覚寺より）
こちらのご祈祷、のちほどご紹介しますが、世界三大荒行の一つである日蓮宗の大荒行堂で行われる修行を乗り越えた方でしかできない特別なもの。2023年のトークライブ後に受けましたが、とても清々しい気持ちになり、体も軽くなりました。
めぐろ観光まちづくり協会が生み出した「MEGUROレジェンダーズ」の紹介からスタート
「都市ボーイズ トークLive in 正覚寺」イベント、まずはめぐろ観光まちづくり協会が生み出したオリジナルキャラクター「MEGUROレジェンダーズ」の紹介からスタート。
【目黒区】豪華声優たちがキャラクターボイスを務める「MEGURO レジェンダーズ」。誕生秘話から注目ポイントを取材してきました！
実は正覚寺に祀られている鬼子母神をキャラクター化した「きしもじん」も存在しています。
どのキャラクターも豪華声優陣が務めているので、まだ見たことがないという方はぜひ一度チェックしてみてくださいね。
トークライブの内容は撮影・録画禁止。はやせさんの「心霊写真を引き取ってください」、岸本さんの「Kさんの女友達、Rさんにまつわる話」など、昨年に引き続き、TVなどでは話せないとっておきのエピソードをいろいろ聞かせていただきました。
これは「都市ボーイズ トークLive in 正覚寺」イベントに参加した人だけの特権。ファンの方にとってはもちろん、不思議な話が好きな方にとっても魅力的な2時間だったのではないでしょうか。
めぐろ観光まちづくり協会会員になると、こういったイベントを始め、街歩きツアーや法人会員施設等での割引などさまざまな特典がありますよ。興味のある方はぜひ問合せてみてくださいね。
世界三大荒行の一つを経験された住職たちによるご祈祷を受けます
トークライブ後のフォトセッションより
トークライブ終了後、都市ボーイズのお2人と共に、正覚寺の池田真二住職を含め3名の僧侶によるご祈祷を受けました。池田住職は、千葉県にある日蓮宗大本山 中山法華経寺の大荒行堂で毎年11月1日～2月10日までの百日間行われる「大荒行」を2回経験されています。
今回受けたご祈祷は、この大荒行を成し遂げた僧侶だけが行える特別なもの。激しく打ち叩き音を響かせるのは「木剣（ぼっけん）数珠」法具で、九字に切ることで邪を払います。
日蓮宗の「大荒行」はその修行の厳しさから天台宗比叡山で行われる千日回峰行（せんにちかいほうぎょう）、インド仏教の修行＝ヨーガに並ぶ世界三大荒行といわれているそうです。
大荒行に臨む僧侶は死に装束である「清浄衣（しょうじょうえ）」で臨み、途中で亡くなっても一切責任を問わないという血判状を提出するとのこと。まさに命を懸けて挑む修行といえるのではないでしょうか。
この修行を経て御経の力をカラダの中に蓄え、ご祈祷でそれをお裾分けする（功徳を与える）という池田住職。こちらのご祈祷はどなたでも受けることができますので、希望される方はぜひ正覚寺へお問合せください。
また、めぐろ観光まちづくり協会のラジオ番組「ゆるやかめぐろラヂオ」にも池田住職が出演。大荒行や不思議体験などをお話されていますので、そちらもぜひお聴きくださいね。
「実相山 正覚寺」のご紹介もちょっぴり
めぐろ観光まちづくり協会主催「ボランティアガイド養成講座」にて撮影
中目黒駅から徒歩5分のところにある正覚寺は1619年（元和5年）に日栄上人により開山された日蓮宗のお寺。碑文谷法華寺（現在の円融寺）の末寺として創建されました。
伊達家三代目藩主・伊達綱宗（つなむね）公の側室である三沢初子さんの帰依により寺門繁栄し、伊達家と縁の深い寺院として400年以上の歴史を刻んでいます。
三沢初子さん像（「ボランティアガイド養成講座」より）
綱宗との間に生まれた綱村公はわずか2歳で藩主になり、伊達家のお家騒動に巻き込まれていきました。初子さんは我が子の無事を案じ、鬼子母神像を刻んだ木造をご自身の髷の中におさめ、綱村公の除災招福を祈願したと伝わります。
伊達家の名君と呼ばれるほどの藩主に成長した綱村公。鬼子母神の霊験あらたかと評判を呼び、正覚寺は多くの参詣者が集まる場所に。
鬼子母神堂（「ボランティアガイド養成講座」より）
境内には「鬼子母神堂」があり、また、三沢初子さんの像やお墓（都指定文化財）もあるので、ぜひご家族の健康と無事を祈り、お参りされてはいかがでしょうか。
正覚寺では10月18日（金）に日蓮上人がお亡くなりになった法会として、毎年行われている「御会式（おえしき）」が行われます。日蓮上人をお祀りしている祖師堂で15時から読経。
そして18時頃から「万灯練供養」が行われます。「万灯練供養」とは、あかりを灯した万灯を取り囲むように纏（まとい）、団扇太鼓（うちわだいこ）、鉦（かね）などを持った万灯講中が列をつくり、境内を練り歩くもの。
境内が幻想的な雰囲気に包まれ、それはそれは美しい行事です。皆さんも予定があいましたらぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
■取材協力
↓イベントが行われた「正覚寺」の場所はこちらになります。
