【目黒区】2024年「碑文谷八幡宮」のお祭り、大江戸太鼓が境内に鳴り響き、子どもたちの笑顔があふれた日
2024年9月14日(土)・15日(日)に行われた碑文谷八幡宮のお祭り。都立大学駅から徒歩約15分、学芸大学駅から徒歩約20分のところにあります。
同じ日程で行われた八雲氷川神社とともに、お祭りをハシゴしてきました。ちなみに神社から神社までは徒歩約22分で、よい運動になりました。
お祭りに沸く境内の様子をご紹介していきましょう。
碑文谷八幡宮の参道や境内にはたくさんの屋台が
訪れたのは宵宮の9月14日(土)。この日の東京の気温は30℃を超えるまさに真夏日でした。
お天気に恵まれるのは良いことですが、この暑さでは御神輿を担ぐのも容易なことではありません。
それでもお祭りは楽しいもの。昼過ぎの暑い盛りでしたが大勢の方が神社に足を運んでいました。
碑文谷八幡宮の境内では子どもたちによる「大江戸太鼓」の演奏中
神社を訪れた時はちょうど境内で子どもたちによる大江戸太鼓の演奏中でした。江戸の祭りの情緒を感じさせる音色が鳴り響きます。
いつもは森閑としている神社の境内も、この日ばかりは別世界のような賑やかでまさに「神人和楽(神と人とがともに楽しむこと)」という言葉通りです。
碑文谷八幡宮の本社神輿由来について展示がありました
本殿のお隣には碑文谷八幡宮の本社神輿が展示されていました。由来などについて紹介されていたので、簡単にお伝えしていきましょう。
本社神輿は1929年(昭和4年)に昭和天皇の即位を記念して新調されたものだそうです。旧四区町会(旧東町の東西南北町会、向原の二町会、月光町会)による制作で、1955年(昭和30年)に碑文谷八幡宮に奉納されました。
現在の本社神輿が奉納される前の御神輿が写った写真などもあります。
1954年(昭和29年)に担ぎ手不足のため、御神輿を牛車に乗せて引いたと書かれています。1955年(昭和30年)に「消してはいけない歴史と文化」という想いを乗せて奉納された本社神輿ですが、その後一度も担がれることがないまま、50数年間、ここに置かれているとのこと。
少し寂しい気持ちで拝見しました。
学芸大学駅西口には「三谷北町会」の御神酒所と御神輿
学芸大学駅西口には三谷北町会の御神酒所が設けられており、御神輿が飾られていました。駅から碑文谷八幡宮まではかなり距離があるので、宮入はとても大変なのではないでしょうか。
それでも伝統ある行事として街の人たちが大切につないできたもの。また来年も賑やかに続いていってくれたらと思います。
↓「碑文谷八幡宮」がある場所はこちらになります。