【目黒区】自由が丘美観街の中にあるお店がまた1つ無くなりました。本格インド料理「サムラート」が2月2日(日)で閉店

本場のインド料理サムラート閉店

再開発に揺れる自由が丘界隈。特に北口側に広がる美観街(自由が丘東地区)は現在開発計画が進んでおり、予定では2025年に都市計画決定というスケジュールです。

2028年から工場着工、2031年に完成を目指す予定とありましたので、この場所で営業できるのはあと2年ぐらいというイメージでしょうか。そんな中、また美観街の中にあるお店が閉店してしまいました。

サムラート閉店のお知らせ

ハラール認証を受けた本格インド料理の店「サムラート 自由が丘店」です。2025年2月2日(日)で閉店してしまいました。

有限会社スニタトレーディングが手がける「サムラート」は1980年創業の老舗店。日本で初めて「バターチキンカレー」を紹介したともいわれており、南青山や白金高輪などにも店舗を展開してきました。

2019年には「サムラート」の製造部門をゴーゴーカレーグループに譲渡

製造部門の譲渡があった

“金沢カレー”でおなじみ、カレーの専門商社「ゴーゴーカレー」。黄色い看板とゴリラがトレンドマークなので、皆さんもどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。

2004年にゴーゴーカレー1号店を新宿にオープンし、美味しいカレーを世の中に広める事をミッションに掲げ、地域に根付いた老舗の名店の味も看板もそのまま引き継ぐM&Aを展開。

石川県金沢市の老舗インド料理店「ホットハウス」の事業を2017年に承継するなど、ユニークな事業展開を行っています。なかなか利益が出せずにいた「サムラート」の工場をゴーゴーカレーグループがM&Aで譲り受けることになったのが2019年のことでした。

サムラートの製造工場は、イスラム法で食べることの許された“ハラール料理”を作ることができるというのが大きなメリット。ハラール認定を受けたカレーをお店で提供したり、レトルト販売したりできるようになったことで、海外からのお客様にも楽しんでもらいやすくなるというのが狙いだったといいます。

ゴーゴーカレーグループは2024年4月に、インドネシアに11店舗目を開業。本格的なグローバル戦略を推進しています。

自由が丘駅周辺で本格的なインド料理が食べられるお店は?

「サムラート」のように、インドで食べられているような本場のカレー料理が食べられるお店。自由が丘にはそれほど多くありません。

目黒区内だと「タージマハール」「アーサ インド レストラン 自由が丘」でしょうか。住所は世田谷区側になりますが「インド料理 ふたば」が有名です。

見た目も味も絶品だった美観街の「ジョギカレー」も閉店してしまい、私を含めインド料理難民が続出しているのではないかと思います。

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「サムラート 自由が丘店」は有限会社スニタトレーディングの直営店ではなかったので、今回の閉店までのいきさつなど詳しいことはわかっていません。自由が丘で本場のインド料理が食べられるお店がまた1つ、姿を消してしまい残念です。

サムラート閉店でまたインド料理の店がなくなる

↓「サムラート 自由が丘店」のあった場所はこちらになります。

Chikuwa

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