【目黒区】「Bonchi Stand(ボンチスタンド) 中目黒」が生フルーツを使用したレアチーズケーキバーを販売。場所は中目黒駅高架下「HVEN(ヘイヴン)」の入口脇です
中目黒駅高架下にレアチーズケーキバー専門店「Bonchi Stand(ボンチスタンド)」が、2025年6月5日(木)にオープンしました。発売開始に先駆けて、メディア向けに開催されたローンチイベントに参加してきましたので、ご紹介していきましょう。
「Bonchi Stand 中目黒」は目黒川沿いにあるレストラン、カフェ、ミュージックエリアなどを有する「HVEN(ヘイヴン)(ソルト・グループ)」の入口手前、右手にあります。

HVENのカフェエリア
今回のローンチイベントは、「HVEN」のキッチンがあるカフェエリアなども使用して行われました。
「Bonchi Stand 中目黒」では四季折々に旬を迎えるフルーツを使ったレアチーズケーキバーを販売

Bonchi Stand
「Bonchi Stand」では、四季折々に旬を迎えるフルーツを使ったレアチーズケーキバーを常時8種類用意。
メニュー開発には、自由が丘で25年にわたりイタリアンの名店として愛されてきた「Babbo Angelo(バッボ アンジェロ)」のオーナーシェフ コッツォリーノ・アンジェロさん監修のもと、完熟生フルーツの魅力を引き出すことのできるレアチーズケーキを開発しました。
コッツォリーノ・アンジェロさんはフィレンツェ出身。元山梨県大使および北海道帯広町大使としても活躍し、地域の食文化の架け橋としても尽力されています。
世界的な料理大会「クリナリ料理ワールドカップ(ルクセンブルク)」では、個人部門・チーム部門ともに3位入賞という輝かしい実績を持ち、世界の舞台でもその実力が高く評価されています。
「BonchiStand 中目黒」のレアチーズケーキバーのラインナップをご紹介
スイーツを通じて完熟フルーツをライフスタイルに取り入れる機会としてレアチーズケーキを販売。レアチーズケーキと完熟生フルーツを組み合わせ、スティック状にすることで、手軽に多くの方に新しいフルーツの魅力を伝えていきたいという思いが込められています。
今回のローンチイベントで試食させていただいたのは以下のレアチーズケーキです。
- イチゴレアチーズバー:富士山の湧水で栽培された完熟夏イチゴ「富士夏媛」を使用した至極の商品
- いちじくレアチーズバー:食物繊維や鉄分を豊富に含むいちじく。見た目も華やかで女性に人気の商品
- メロンチーズバー:青森県弘前市の小山内さんが育てた逸品。
この他、キウイレアチーズバーは、追熟を行なったグリーンキウイとイエローキウイの2種が色鮮やかな商品。
焼きリンゴレアチーズバーは、オーブンでこんがり焼き上げた長野県産のりんごにバターとグラニュー糖をコーティングしたもので、アンジェロさん一押しのスペシャリテです。
セミドライに仕上げたブラッドオレンジレアチーズバーは、芳醇な香りと凝縮された酸味が楽しめる一品。

上写真向かって左がさくらんぼ、右がパイナップル
”赤い宝石”と言われる国産の「紅秀峰」などをふんだんに使用した数量限定のシーズナル商品、さくらんぼレアチーズバーや、西表島産のパイナップルも試食させていただきました。
水分が出やすいフルーツをケーキに使用するのは難しいのですが、セミドライにすることで食感や風味を損なわず、レアチーズケーキとのまとまり感も出すという工夫をされていました。
ホームパーティなど大人数で楽しむ時にも手軽に取り出せるように工夫したオリジナルのギフトBOXも用意。お皿を使わず、1本ずつ引き出せる仕様になっており、フルーツを「剥く」「カット」という手間を除いたこだわりのデザインです。
食べ歩きにぴったりな1本入りから、差し入れにも便利な4本入りなどにも対応。今後は、企業のローンチイベントなどにも利用できるケータリングサービスやフードロス解消のための商品(ジュース・ジェラートなど)も順次展開していく予定だそうです。
「Bonchi」とは山梨県南アルプス市にある、産直で完熟フルーツを届けている会社
果物専門で産地直送の小売卸売事業を展開する株式会社Bonchi。「果物を再定義し続ける」をミッションとするブランドファームです。
果物をより多くの人へ届けるため、2019年よりECサイトでの果物販売を開始。単なる産直ECとは異なり、農業市場全体の問題の解決に向けた「Farm the FARMER.project(農業を目指す若者の育成、耕作放棄地再生、災害時手当などをサポート)」を基盤に【販売・生産・育成】の持続可能な農業エコシステムの実現に向けた活動を行っています。
Bonchiの強みと特徴は以下の通り。
- 産地直送・農家との連携:熟練農家との直接契約で収穫当日に梱包、発送。木の上で完熟させてから収穫することで果物本来の甘味と香りを引き出されています。
- 農家の育成・伝統継承:高い技術を持つ農家の元で、若い人材を教育し、農家としての成長をサポート。
- 購入が直接農家支援に:購入金額の10%が「Farm the FARMER.project」に活用されます。
- 新時代への適応・デザイン性:平均年齢29歳という若手メンバーで構成されており、SNSなどを通じたクリエイティブな発信など現代のライフスタイルに合わせた果物の魅せ方・提案を行っています。
また、廃棄してしまう果物を有効活用し、生産者の収入向上やフードロス解決を支援。ジュースのみならず、季節の果物をもっと美味しく楽しめるよう、多彩な加工品製造にも取り組んでいます。
「Bonchi」×株式会社山梨自然学研究所との取り組み
山梨自然学研究所は「土と水と食を考える会」として1990年に設立されました。日本で初めてオーガニックの卵を創り出し、過去には<内閣総理大臣賞>や<日本農業賞 大賞>、<県政功労者表彰>など様々な受賞歴を持つ黒富士農場が経営しています。
山梨自然学研究所の向山さんの呼びかけで、環境保全型の自然循環農法を取り入れた特別栽培の果樹作りを目指す生産者が集まり、設立されたのが「やまなし自然塾」です。
Bonchiでは山梨自然学研究所と提携。山梨自然学研究所が関わる認定農家が創り出す最高級の桃、葡萄を全国の家庭に届ける販売支援を行っています。
栽培へのこだわり
「やまなし自然塾」では、農薬を減らすためにBMW技術を取り入れ、限りなく無農薬を目指し、お互いに技術交換をしながら安心・安全で美味しい果物作りを行っています。現在では農薬使用を通常の半分以下に抑えて生産することに成功し、更なる高みを目指しています。
BMW技術とは?
B=バクテリア M=ミネラル W=ウォーターの略で岩石と腐葉土と水の力による自然浄化を基礎とする農法です。自然循環型の有機を目指す農家が近年増えており、アジアをはじめ世界でも認められ広がりをみせている技術です。
特別な菌を用いるのではなく土着の微生物の力を活性化させて農産物や家畜を内部から健康にしていくことを目的としています。
「やまなし自然塾」の創業者・小澤博さん

写真向かって左が小澤博さん、右がコッツォリーノ・アンジェロさん
日本一の桃産地・山梨県にて、栽培歴40年以上の桃作りの名人。過去には、天皇陛下から黄綬褒章を3度も授与されています。
安心・安全で人にも地球にも優しい果樹作りを行う生産者集団「やまなし自然塾」の創業者でもあり、35年前から減農薬栽培や化学肥料不使用、除草剤不使用で桃を生産しています。
スイーツスタンドとして気軽に立ち寄れる「Bonchi Stand」。テイクアウトはもちろん、コーヒーやこだわりのお茶、フルーツジュースなどとともに、フルーツの魅力がぎっしり詰まったレアチーズケーキバーをイートインで楽しめます。
白ワインに使用する”甲州ぶどう”を贅沢にフレッシュジュースにした100%ストレートブドウジュースはお店のイチオシ。“無添加、無着色、無加糖” 最小限のろ過で仕上げており、果実そのまま、まるごと味わえるそうです。
この他にもみかんやりんご、白桃、マスカット・ベリーAなど、いろいろなフルーツジュースが楽しめるということなので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■取材協力
↓「Bonchi Stand 中目黒」の場所(中目黒高架下HVEN)はこちらになります。