【目黒区】日本生まれのサラダボウル専門店「WithGreen」から、夏をおいしく健やかに乗り切る新メニュー登場

2025年夏の新メニュー(画像提供:WithGreen)
2016年に神楽坂で創業したサラダボウル専門店「WithGreen」。お客さまの生活の一部に、健康的な選択肢を増やしたいという想いから武文智洋(ともひろ)さんが創業しました。

写真向かって左:武文智洋さん、右:武文謙太さん(画像提供:WithGreen)
弟さんであり、商品開発部長である武文謙太(けんた)さんと二人三脚で会社を切り盛り。直営店にこだわりつつ全国へ出店し、2025年6月現在で29店舗、7月には30店舗になる予定です。
目黒区内ではイオンモールの商業施設「自由が丘デュ アオーネ」に店舗がありますね。

WithGreen 自由が丘デュ アオーネ店
国産野菜を使い、四季を感じるサラダを常に楽しませてくれている「WithGreen」から、7月・8月限定の新メニューが登場。メディア向けに「WithGreen季節限定サラダ発表会&試食会」が行われましたので、参加してきました。
「WithGreen」では主食として1杯で満足できるサラダボウルを提供

(撮影協力:WithGreen 自由が丘デュ アオーネ店)
「WithGreen」のサラダボウルは、「主食」としての食べ応えを追求。レタスやキュウリ、トマトなどの野菜だけではなく、ボリュームのある肉や玄米などを加え、一杯での満足を追求しています。
「WithGreen季節限定サラダ発表会&試食会」では、食材や商品などへのこだわりについて、開発部長の武文謙太さんがご紹介してくれました。
サラダを「おいしくてワクワクする食べ物」にしたい

武文謙太さん(画像提供:WithGreen)
日本におけるサラダは“副菜”として食べられることが多く、また、ダイエットや健康のためにというどこか「ギルティフリー」「義務感」という印象がつきまとう気がします。
謙太さんが理想としているサラダは「おいしくてワクワクするから食べるもの」であること。だからこそ、日本で獲れる作物にこだわり、最後まで飽きない一杯を提供したいとおっしゃっていました。
気持ちよく最後までおいしく食べ終えるため、以下の工夫をされているそうですよ。
- 野菜はそれぞれの食感や水分量まで考慮し、特徴を活かすようにカット
- 棒棒鶏(バンバンジー)は噛んだときにタレのおいしさが感じられるよう、手で肉割き、タレをしみ込みやすくしている
- サービスでミニパンを付け、途中で口の中をリセット
- あっさりからクリーミーまで13種類あるドレッシングは粘度や量を調整し、少量でも全体に味が行き渡るので、食べ終わった食器に残らない
- 店内で使用するフォークは差し心地、食べ心地を考慮してオリジナルのものを開発
しっかり噛んで満足感をアップ
農林水産省によると、戦前の食事は1,420回噛み、約22分かけて食べていたそうです。ところが現代では咀嚼回数は620回と半分以下。
食事時間も約11分とかなり短くなっています。早食い習慣がある人ほど肥満度が高いという研究報告もありますね。
よく噛んで食べると、食事が少量でも満腹のサインが脳に伝わりやすくなるので食欲が抑えられる。脳内物質の働きで内臓脂肪の分解を促進することが知られており、しっかり噛んでゆっくり食べることでダイエット効果が期待できるのだとか。
「WithGreen」では700~800回噛まないと食べられないサラダを提供。「主食」としての食べ応えをしっかり計算している、というわけです。
毎日でも飽きさせない「おいしさの設計」
「一汁三菜」という日本の食文化。サラダボウル1杯でそのすべてをまかなうためには細かなところまで工夫が大切です。
「WithGreen」のサラダボウルを食べ終えるまで大体40~50口。りんごを使ったり、噛み応えのある砂肝を合わせる、パンを付けるなど、食べ進めるにつれ、口の中をリフレッシュさせることで飽きさせない、細かなところまで考え抜いて設計されています。

13種類のオリジナルドレッシング(撮影協力:WithGreen 自由が丘デュ アオーネ店)
豊富なドレッシングの種類、オリジナルサラダをカスタマイズできるトッピング、季節限定のトッピングなど、組み合わせ方の自由さも嬉しい。
「WithGreen」のアンケート結果によると、来店されるお客様の約7割はリピーターというのもうなづけますね。
日本の生産者と消費者をつなぐ架け橋に
国内の食料自給率は減り続け2022年(令和4年)現在で38%になっているそうです(参照元:農林水産省ホームページより)。農業に従事する人も減り続け、海外からの輸入に頼っているのが現状。
少しでも日本の生産者を応援し、日本の農業をより良いものにしていくために「WithGreen」では、創業当初から台風や震災などの特殊な状況を除いては、国産野菜の使用を続けています。
サラダによく使われるアボカドを使っていないのは、日本で生産するのが難しいため。
「WithGreen」では実際に農地を訪問して特産品や地元の野菜などをメニューに活かす取り組みも行っています。また、社員の農業体験研修を行うなど、実体験からの学びにもこだわっているそうですよ。
暑い時期に食べたくなる一杯!「WithGreen」の7月・8月限定メニューを試食

「WithGreen季節限定サラダ発表会&試食会」より
2025年7月1日(火)から「WithGreen」各店舗で発売される季節限定サラダは「本格キーマカレーとズッキーニアチャールのサラダ」「BBQチキンとたっぷり夏野菜のサラダ」の2品です。

夏限定メニュー
両方とも試食させていただいたのでそれぞれを詳しくご紹介していきましょう。
「本格キーマカレーとズッキーニアチャールのサラダ」
「WithGreen」ではキーマカレーをテーマにしたサラダは過去にも発売されており、好評を得てきたそうです。第6回目となる今回のサラダは、夏に旬を迎えるズッキーニをインド風の漬物“アチャール”と組み合わせた一品。
ズッキーニはクミン・ガーリックなどのスパイスとすし酢でマリネし、少し和風な味付けに。夏野菜の特徴である体内水分バランスを整えてくれる効果が期待できるそうですよ。
キーマカレーは複数の生スパイスを配合。国産鶏ひき肉をたっぷり使い、噛み応えのある玄米と合わせています。フレッシュ感を活かした生ズッキーニはシャキシャキの歯ごたえ。
口に入れた瞬間に豊かなスパイスの風味が広がり、おいしいです。キーマカレーは甘酸っぱいズッキーニとの相性も抜群。
ノンオイルでクリーミーなハニーミルクドレッシングで仕上げており、混ぜ合わせると味が全体にいきわたり、濃さもちょうどよく、最後の一口まで満足感たっぷりに味わえました。

サラダをおいしく快適に食べるために開発されたイートイン用フォーク
サラダが食べやすいように細部の形状までこだわったイートイン用のフォークは、とても使い勝手がよく、細部まで考え抜かれているのがわかります。
ちなみに「WithGreen」では“グリーンカール”を採用。それは適度に柔らかく、シャキシャキ感があり、水分量が少なめだからとのこと。
一般的なレタスやロメインレタスの場合、食べている途中で水分が抜けやすく、味が薄くなってしまうため、それを防ぐ工夫なのだそうですよ。
「BBQチキンとたっぷり夏野菜のサラダ」
10種類以上のスパイスで鶏むね肉をしっかりと味付けしたスモーキーなBBQチキン。これに合わせるのは、さっぱりとした酸味が嬉しいオニオンマリネ、甘味と食感が楽しいとうもろこし、みずみずしく旨味たっぷりのトマト、彩り鮮やかな紫キャベツ、しゃきしゃきした歯ごたえが嬉しいきゅうりを組み合わせています。
こちらのドレッシングはノンオイルのさっぱり系ハニーマスタード。粒マスタードのプチプチ感がしっかり楽しめました。
どうしてもパサつきがちな鶏むね肉ですが、低温調理でしっとり柔らかく仕上がっています。さまざまな食感が混ざり合い、食べる度に違った噛み応えで最後まで楽しめました。
「WithGreen 自由が丘デュ アオーネ店」の一番人気は「レッドチリチキンのコブサラダ」

(撮影協力:WithGreen 自由が丘デュ アオーネ店)
「WithGreen季節限定サラダ発表会&試食会」の際、「WithGreen」で1、2を争う人気メニュー「砂肝ともやしナムルのサラダ」もしくは「レッドチリチキンのコブサラダ」をお土産として提供。私はレッドチリチキンのコブサラダ」をいただきました。
その足で「WithGreen 自由が丘デュ アオーネ店」におじゃまし、スタッフの方に人気メニューを聞いたところなんと「レッドチリチキンのコブサラダ」が人気No.1メニューでした。
私自身は野菜と豆が大好物なのですが、家人は生野菜が苦手。普段は好んで食べないのですが…。
「WithGreen」のサラダはおいしい、おいしいと夢中で食べていました。
「砂肝ともやしナムルのサラダ」はリピーターさんからの支持が高いメニューで「WithGreen」全体ではこちらが人気No.1なのだとか。コリコリとした砂肝の食感とごま油ベースのドレッシングがたまらないそうです。
次回はぜひこちらも食べてみたいと思います。
■取材協力

(撮影協力:WithGreen 自由が丘デュ アオーネ店)
↓「WithGreen 自由が丘デュ アオーネ店」の場所はこちらになります。