【目黒区】2025年3月にリニューアルしたばかりの「油面公園」。遊具やトイレなども新しくなってより遊びやすくなりました

油面公園がリニューアルオープン

祐天寺駅から徒歩約15分のところにある「油面(あぶらめん)公園」。2024年8月からリノベーション工事が行われ、2025年3月にリニューアルオープンしました。

工事内容は園路のバリアフリー化、遊具・トイレの改修など。

近くを通りかかったのでふらりと立ち寄ってきました。

公園の名前につけられている”油面”とは、菜の花栽培が盛んだったことに由来

「油面公園」のある目黒区中町一丁目や二丁目、中央町二丁目の一部を加えた一帯をかつては油面という地名が付けられていました。

油面小学校

油面小学校

現在も商店街の名前(油面商店街)や小学校、公園、交差点、バス停などにも残されており、「住区」の名称にもなっています。

油面地蔵
目黒区の町名からは姿を消してしまいましたが、かつての町の歴史や面影を残すユニークな「名前」がまだまだ残されてい …

このエリア一帯は江戸時代の中頃から菜の花栽培が盛んになり、絞った菜種油は芝の増上寺や祐天寺の灯明用として使われていたそうです。
この油の奉納により、免税されたことで”油製造により税が免ぜられている村=油免”が、いつしか「油面(あぶらめん)」となったといわれています(参照元:目黒区ホームページより)。

油面公園の由来

昭和の始め頃までは辺り一面菜の花畑だったそうで、今では公園内にあるミニ菜の花畑が当時の面影をしのばせています。

ケヤキの大木がつくる木陰に癒される、大人も子どもも楽しめる「油面公園」

ケヤキの大木が木陰をつくる

園内には緑がいっぱい!今年の夏はとても暑かったですが、この木陰は貴重な憩いの場だったのではないでしょうか。

築山・インクルーシブ複合遊具

築山/インクルーシブ複合遊具

「油面公園」で最も目を惹くのはこの築山・インクルーシブ複合遊具。対象年齢は3~12歳とあります。

築山

遊具の種類は以下の通り。

  1. ネットクライマー(登ったり、寝そべったりいろいろ遊べる)
  2. ふしぎなかがみ(映った景色が細く見える)
  3. ワイドスイスイライン(緩やかだけどスイスイすべれる)
  4. にじいろパネル(色のついた世界を楽しめる)
  5. ハンドルパネル(運転ごっこが楽しめる)

複合遊具の説明

遊具の一部にはスロープデッキが設けられており、車いすに乗ったまま移動できるようになっています。

スロープがついている

この他にもインクルーシブ遊具(オムニスピナー・コージードーム)、インクルーシブぶらんこ、ジャングルジム、鉄棒などが設置され、家族連れで賑わっていました。

他にもインクルーシブ遊具がいっぱい

インクルーシブ遊具とは、年齢や能力に関わらず、誰もが楽しめる遊具となっています。

健康遊具

健康遊具

町会によっては朝ラジオ体操をしたりと、健康増進に役立つ場所として利用されているところも多いことでしょう。「油面公園」では大人向けに「ゆったりステップ」「ぶらぶらストレッチ」も設置。

お散歩がてら、気軽に健康づくりも楽しめるようになっていました。

エコスタック

エコスタック

公園の片隅にはエコスタック(生きものの隠れ家)も設置されていました。「油面公園」では岩積のエコスタックです。

こちらはトカゲやカナヘビなどが好むエコスタックとのことでした。

梅園

梅園

多目的広場の脇にある「梅林」。紅梅・白梅など様々な品種が植えられています。

新春ころから咲き始め、春の訪れを感じさせてくれるスポット。四季を通じて楽しめる地域の憩いの場となっています。

油面公園の場所

↓「油面公園」の場所はこちらになります。

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