【目黒区】ホテル雅叙園東京の環境にやさしいクリスマス装飾「聖夜樹2024」が11月16日(土)よりスタート、白無垢などの婚礼衣裳をアップサイクル
日本美のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」のクリスマス装飾「聖夜樹2024」が、11月16日(土)からスタートしました。正面玄関に毎年飾られるクリスマスツリーは、末広がりで縁起の良いフォルムが特徴です。
2023年は真っ白な婚礼衣装を思わせるツリーに和柄をアクセントとして効かせた雅な雰囲気でした。
2024年はツリーの麓に風呂敷で包んだギフトボックスを配置。プレゼントの“過剰包装”などによる環境負荷へのメッセージを込めた装飾となっています。
「ホテル雅叙園東京」に眠っていた婚礼衣裳をアップサイクルして生まれた美しいクリスマス装飾
憧れの結婚式場として多くのカップルに選ばれてきた「ホテル雅叙園東京」。その衣裳室には、ウエディングドレスや白無垢などの婚礼衣裳をはじめ、訪問着、パーティードレスなど多岐にわたる衣裳が納められています。
丁寧な保管やメンテナンスが行われているとはいえ、トレンドの移り変わりや経年劣化などにより、帯や関連小物などを合わせると年間100点程が処分の対象に。そんな衣裳をクリスマスのオーナメントとして蘇らせる取組みを2021年から実施してきました。
2024年のクリスマスツリーには、2021年に手作りし、毎年大切に使い続けているオーナメントに加え、本年処分の対象となった8着の衣裳を再利用。新たに木目込みの手毬オーナメント約220個と、ツリーの台座を制作しています。
新規で制作したものを含め、館内全部で約350個のオーナメントが飾られているそうです。
また、末広がりで縁起の良いフォルムに仕上げたメインツリーの麓には、風呂敷で包んだギフトボックスを配置。これは、1年で最も華やかなイベントの裏側で問題視されている、過剰包装などによる環境負荷に意識を傾けていただくきっかけになればと企画された装飾なのだそうです。
さらに“ものを包む”という日本古来の文化を受け継ぎ、エコな文化として日常に取り入れてもらえたらと、ホリデーシーズンの宿泊アクティビティに「風呂敷包み体験」を実施するとのこと。
またPATISSERIE「栞杏1928」では、紙袋の代わりに風呂敷で商品を持ち帰ってもらうサービス(生菓子など一部の商品は除く)も行うそうです。
ホテル雅叙園東京のクリスマス装飾「聖夜樹2024」は、正面玄関 ・招きの大門 ・ブライダルサロンの他、レストランなどでも実施。2024年12月25日(水)まで楽しめますのでこの機会にぜひ!
【期間】2024年11月16日(土)~12月25日(水)
【使用衣裳数】白無垢 2着・色打掛 3着・掛下 2着・振袖 1着
【制作数】オーナメント:約220個、ツリー台座:15台、リース背面パネル:1台
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まだ間に合う!?「ホテル雅叙園東京」のクリスマス
クリスマスという特別な日にプロポーズしたい。結婚記念日をパートナーに内緒で祝ってあげたいなどなど。ちょっと改まってお祝いしたいと考えている方に「ホテル雅叙園東京」のクリスマスディナーやクリスマスランチはいかがでしょうか。
12月21日(土)から25日(水)までNew American Grill “KANADE TERRACE”・ RISTORANTE “CANOVIANO” ・CANOVIANO CAFEなどで実施中。プロポーズディナーはアニバーサリーコンシェルジュで問合せ・予約を受け付けています。
お日にちが迫っているので今から探す、という方はお急ぎくださいね。
クリスマスアフタヌーンティーも12月25日(水)まで。クリスマスケーキはすでに売り切れも続出中なので、急いでお問合せください。
【目黒区】2024年はどんな感じ?ホテル雅叙園東京のクリスマスケーキは10月1日(火)から予約開始。予想を超えてくる味わいに心を奪われること間違いなし
東京都指定有形文化財「百段階段」にもぜひ足を運んで!
ホテル雅叙園東京の館内にある東京都指定有形文化財「百段階段」。旧・目黒雅叙園の3号館であり、ホテル内に現存する唯一の木造建築物として大切に引き継がれています。
普段は非公開のこちらの建物で年に5~6回、趣向を凝らした企画展が行われ、12月1日(日)までは「月百姿×百段階段~五感で愉しむ月めぐり~」を開催中です。
【目黒区】秋はホテル雅叙園東京でアートなお月見。「月百姿×百段階段 ~五感で愉しむ月めぐり~」が12月1日(日)まで開催中
そして、12月7日(土)からは東京都指定有形文化財「百段階段」のありのままの建物を公開する冬の特別企画展「百段百景~あこがれの竜宮城~」がスタート。文化財「百段階段」の建築としての魅力を存分に堪能できる稀有なチャンスとなっています。
その時代の“最高水準”を極めた美術品や建具など、細部にまでこだわった往時の手仕事を間近に鑑賞できるとともに、「昭和の竜宮城」と称された旧・目黒雅叙園時代のエピソードも紹介。
当時の婚礼の様子などもうかがい知ることができます。
料亭として開業した旧・目黒雅叙園がいかにして「昭和の竜宮城」と称されるようになったのか、芸術家たちの憧れの存在として君臨してきたのかを知るよいチャンス。
また、文化財「百段階段」は披露宴も行われる料亭の宴会場として使われてきたため、良縁や富貴、健康などの吉祥の意味が込められたデザインが多くみられ、新年のお出かけ先にもぴったりですね。
この機会にぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
【開催期間】2024年12月1日(日)まで、11時~18時(最終入館17時30分)
※浮世絵は後期作品を展示中。
【開催会場】ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
【開催期間】2024年12月7日(土)~25日(水)/2025年1月1日(水・祝)~21日(日)、11時~18時(最終入館17時30分)
【開催会場】ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
■取材協力
ホテル雅叙園東京
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