【目黒区】西小山にこま通り商店街にある「PATISSERIE BOULANGERIE ENTIER(パティスリー・ブーランジェリー・アンティエ)」でケーキとパンを購入、これはリピート必至。
2021年2月にオープンした「PATISSERIE BOULANGERIE ENTIER(パティスリー・ブーランジェリー・アンティエ)」。西小山駅から目黒区側に広がるにこま通り商店街の中にあります。
ずっと気になっていたのになかなかおじゃまできず。今回ようやく訪問することができました。
「アンティエ」のパン・ケーキ・焼き菓子類に目も心も奪われてしまった
すでにお昼をまわっていたのでパンの種類は残り少なくなっていましたが、どれもおいしそう。特にバゲットを使ったタルティーヌに心惹かれました。
ケーキ類はまだいろいろな種類が残っており、こちらもどれにするか迷います。
あまり飾らず、シンプルな見た目で、それでいて丁寧に作られているという印象です。
焼き菓子の中で西小山にある有名なレストラン「エジプト塩食堂」の「エジプト塩」を使ったサブレも!「プレーン」「ドライトマトと唐辛子ガーリック」「サラミとカレーパウダー、カカオ」の「3種類の塩味サブレ」に心を射抜かれました。
また、行者ニンニクや蕎麦粉、とちの実を使ったサブレ、クッキーなど、酒飲みの心をつかんで離さない焼き菓子もあり、どれにしようか迷ってしまいます。
初来店なのでパン・ケーキ・焼き菓子と少しずつ買って楽しむことにしました。
最もスタンダードだけど、好みに合う味わいが見つけにくい苺のショートケーキとモンブランを購入
クリスマスといえばやっぱり苺のショートケーキ。こちらは日本発祥なのだそうで、以前、尾山台にある有名なケーキ店「オーボンヴュータン」で正統なフランス菓子に苺のショートケーキはありませんといわれたことがありました。
そしてもう1つ、日本人にはなじみが深いのがモンブラン。自由が丘にある「モンブラン」が、日本で初めて販売したということで有名ですね。
どちらも昭和世代には懐かしく、最も心躍るケーキ。各お店で工夫されていて、それぞれ独自のものを販売しています。
シンプルゆえに、自分の好みに合うものを見つけるのが意外に難しいと感じませんか?今回、「アンティエ」ではこちらの2品を購入してみました。
苺のショートケーキ
ふんわりと焼きあがったきめ細かなスポンジに、国産苺のコンポートとコクのある生クリームをサンド。生の苺がちょこんと乗せられている端正な仕上がりです。
アンティエのショートケーキは、軽さと食べ応えを両立できるようにバランスを意識しているそうです。生クリームには少しマスカルポーネクリームを加えているそうで、コクがありつつもしつこさはなく、くちどけもなめらか。
手が込んでいるようにみえないのに、とても手間をかけ、計算されつくして作られているというのが感じられます。普通だけど、普通じゃない。
また食べたい、何度でも食べたいと感じられるショートケーキでした。
和栗のモンブラン
そしてもう1つ購入したのが「和栗のモンブラン」。愛媛県米田青果の和栗を使用したクリームをたっぷりと。ケーキの中には生クリーム、アーモンドメレンゲ、和栗甘露煮が入っています。
こちらもそぎ落とされた美しいビジュアルで和栗そのものの香り、味わいが存分に楽しめる仕上がり。甘さも控えめですし、余計な味付けはせずにそれぞれの素材の良さをひきだしながら、バランスよく仕上がっています。
どちらも夢中になってしまうおいしさでした。
ちなみにオーナーであり、パティシエの柴田雅章さんは「メゾンカイザー」「セバスチャン・ブイエ」でシェフを務めてきた方なのだそうで、お店にもセバスチャンさんの本が飾られていました。
またブーランジェリエは「メゾンカイザー」でシェフを務め、武蔵小山でブーランジェリー・ロラソ(ROLASO)を経営していたムノ・ローランさんです。
「アンティエ」のケーキだけ買って帰るつもりが、パンの誘惑に負けて購入
前日に購入したパンがまだ残っているにもかかわらず、誘惑に負けてパンも3種類購入。「パン・オ・ショコラ」と2種類のタルティーヌです。
正式な名称は忘れてしまったのですが、きのこをたっぷりと使ったタルティーヌは、ブルーチーズの風味が効いていてクセになる味わい。もう1種類のタルティーヌも野菜とチーズたっぷりでおいしかったです。
ちなみに焼き菓子は「エジプト塩」を使ったサブレを購入済。クリスマスに泡とともに頂く予定です。こちらもまたご紹介しますね。
↓「PATISSERIE BOULANGERIE ENTIER(パティスリー・ブーランジェリー・アンティエ)」の場所はこちらになります。