【目黒区】持続可能なお花見を目指して「ナカメサーキュラーチャレンジ」が「NAKAME OHANAMI PARK」イベントと同時開催中

ナカメサーキュラーチャレンジ2025

(画像提供:ナカメエリアマネジメント)

毎年大勢の人で賑わう目黒川の桜並木。2025年、目黒区では300万人規模のお花見客が訪れると予想しています。

【目黒区】今年もマナーを守って楽しみたい、2025年目黒川のお花見情報。桜まつり開催のお知らせもお届けします(3/21l更新)

特に中目黒駅での乗降客が多く、お花見の際に大量のプラカップなどのゴミが出ていました。この状況をなんとかしたいという思いから一般社団法人ナカメエリアマネジメントが、2022年から取り組んできたのが「ナカメチャレンジコップ」です。

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2025年はこれまでの取り組みに加え、環境負荷をさらに軽減するために、「ゴミを出さない(Reuse&Reduce)」と「ゴミを資源に変える(Recycle&Upcycle)」をテーマに、「NAKAME OHANAMI PARK」イベント会場にて「ナカメサーキュラーチャレンジ」を実施しています。

「ナカメサーキュラーチャレンジ」は「FUNAIRI-BA(フナイリバ)」で、「NAKAME OHANAMI PARK」イベントと同時開催

「NAKAME OHANAMI PARK」では、約10台のキッチンカーが大集結。事前予約可能な「花見席」を予約しておけば、目黒川の桜を愛でながらゆったりとお花見が楽しめます。

「花見席」は1テーブル(最大4名まで)2時間まで利用可能で事前予約制です。イベント後半では資源になる工程を実際に見ることが出来る企画も予定されています。

フナイリバ

フナイリバ(2022年撮影)

「NAKAME OHANAMI PARK」のメイン会場となるのは目黒川船入場にある「FUNAIRI-BA(フナイリバ)」。2023年4月上旬にリニューアルし、キッチンカーの出店やマルシェ、フリーマーケットなどのイベントがスポット的に開催されいます。

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イベントでは、アサヒユウアス株式会社のポリスチレン(PS)素材の循環型カップとリユースカップを使ったフードコートを開設。⽬⿊川沿いに回収ステーションを設置します。

イベントで出たPS・PP・Pet・割り箸を集めてリサイクル。資源として循環させ、使い捨てゴミ0を目指します。

今回の「ナカメサーキュラーチャレンジ」に共感し、協力する企業は以下の通りです

  1. ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社:プラスチック・ペットボトルをリサイクルグッズへ
  2. 東洋スチレン株式会社:PS素材の容器を資源として新たな容器へと循環
  3. Chop Value Japan:回収した割り箸をサーキュラーエコノミー製品へ活⽤
  4. 株式会社カマン:リユース容器のシェアリングサービス「Megloo」を提供、特定日の一部店舗でリユース容器を導入
  5. アサヒユウアス株式会社:剪定した目黒川の桜を使った桜タンブラーを制作しリユース。また、剪定した桜を使った「目黒川さくらエール」も提供
  6. 中目黒村美化委員会:回収ステーションを開設し、ゴミを分別
  7. ファブリック株式会社:今回の取り組みを可視化し、地域の皆さんと一緒に街の未来について考える機会を提供
  8. 一般社団法人環境教育普及推進フォーラム:自然と人の両方が幸せになる ”Well-being” を目指す「しあわせめぐるガチャ」を実施
  9. finders:メディアパートナーとして取り組みを発信
▼「ナカメサーキュラーチャレンジ」「NAKAME OHANAMI PARK」イベント概要

【開催日時】2025年3月20日(木・祝)~4月6日(日)11時〜19時30分
【開催場所】NAKAME OHANAMI PARK(フナイリバ ⽬⿊区中⽬⿊1-11-18)、⽬⿊川沿い、中⽬⿊駅周辺
「お花見席(事前予約制)」の購入はこちら≫
【主催】⼀般社団法⼈ ナカメエリアマネジメント
【後援】⽬⿊区
ナカメサーキュラーチャレンジについて詳しくはこちら≫

イベント会場で提供される「森のタンブラー 桜 目黒川」「PSカップ」「目黒川さくらエール」

これまで開催されてきた「ナカメチャレンジカップ」で提供されてきた東洋スチレンが展開する「PSカップ」の他、新開発されたアサヒユウアス株式会社の「森のタンブラー 桜 目黒川」も登場。

アサヒグループホールディングス株式会社が企画支援し、クラフトビール醸造所「さかづきブルーイング」がレシピ開発・製造した「目黒川さくらエール」の発売もあります。

「森のタンブラー 桜 目黒川」

「森のタンブラー 桜 目黒川」

森のタンブラー(プレスリリースより)

目黒区では老齢化などにより折れて落下する危険性のある桜の枝を定期的に伐採しています。「森のタンブラー 桜 目黒川」は伐採された目黒川沿いの桜の枝を51%使用し、つくられたリユースカップです。

伐採された桜の枝

プレスリリースより

メイン会場となる「NAKAME OHANAMI PARK」内で数量限定販売されます。「森のタンブラー」は“使い捨てしない”飲料容器として2019年に誕生したリユースカップ。

ビールを注ぐ場合、原料由来の細かな凹凸がきめ細やかな泡をつくるため、ビールをよりおいしく楽しむことができます。

「PSカップ」

東洋スチレンの「PSカップ」

PSカップ(プレスリリースより)

東洋スチレンが展開する「PSカップ」。使用済みのプラスチック製品を化学的に分解し、プラスチック製品の原料として再生利用する技術でつくられたものです。

冷たい飲み物用のカップ(430ml、310ml)の2種類を提供。「NAKAME OHANAMI PARK」のほか、アルカス春祭りや⽬⿊川沿いの協⼒店舗でも使用されます。

「目黒川さくらエール」

北千住にある「さかづきブルーイング」。「目黒川さくらエール」は、伐採された目黒川沿いの桜の枝を焙煎し、発酵工程の途中でエールタイプのビールに漬け込み醸造したものです。

桜餅のような甘い香りとすっきりとした飲み口が特長となっています。

メイン会場となる「NAKAME OHANAMI PARK」内で数量限定販売。ビールは「PSカップ」を使って提供されますが、参加者が「森のタンブラー 桜 目黒川」を購入していればタンブラーに注いで提供されます。

目黒川の桜、満開予想は3月29日(土)頃と予想。今年も皆さんの協力でさらなるゴミ減量と環境負荷の低減を目指していきましょう。

■取材協力

一般社団法人 中目黒駅周辺地区エリアマネジメント

↓「NAKAME OHANAMI PARK」が開催される「FUNAIRI-BA(フナイリバ)」の場所はこちらになります。

プレスリリース

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