【目黒区】1日1000個売れる長崎の人気和菓子「かりんとうまんじゅう」が中目黒でも楽しめる。8月11日(月・祝)に「長崎かりん」がオープン
中目黒の目黒銀座商店街の中に、長崎で長年愛されてきた揚げたて和菓子「かりんとうまんじゅう」が購入できる「長崎かりん」が2025年8月11日(月・祝)にオープンしました。
華やかでかわいらしいパッケージや、素朴だけど絶妙な食感・甘味のバランスなど、そのおいしさですでに地元の方のハートを鷲掴みにしているとの噂。
長崎出身で幼い頃からこの「かりんとうまんじゅう」に親しんできたというしばさんから情報をいただき、さっそくお店を訪問してきました。
また当日はお会いできなかった「長崎かりん」の店長である株式会社まんじゅうマーケティング・加藤菜月さんにも電話でインタビュー。「かりんとうまんじゅう」の魅力についてお話を聞かせていただきました。
知る人ぞ知る、長崎の老舗和菓子店が手がける人気の「かりんとうまんじゅう」
「長崎かりん」の「かりんとうまんじゅう」は、創業70年以上の老舗和菓子店が手がける揚げたて和菓子。朝4時から炊き上げた自家製あんこを、沖縄県産黒糖を練り込んだ生地でくるみ、蒸しあげた後にカリっと揚げて仕上げるシンプルなお菓子です。
実はこの「かりんとうまんじゅう」、地元長崎では知る人ぞ知る人気の和菓子で1日1,000個(多いときは2,000個)も売れる大ヒット商品なのだとか。
「長崎のお店は少し交通の不便な場所にあるにも関わらず、買いに来られる方がとても多いのに驚きました。
実際に食べてみるととてもおいしく、ぜひこの味をもっと大勢の方に知って欲しいと感じましたし、この先も残していきたいという三代目の思いに賛同し、今回都内に出店を決めました」と加藤さん。
現在お店がある中目黒の物件は“飲食禁止”だったそうですが、ご縁があり、また大家さんのご厚意で出店できることになったそうです。
試食をすればわかる、「長崎かりん」の「かりんとうまんじゅう」が売れ続けている理由
お店では実際に試食が可能。私もいただいてみました。
外側はとても香ばしくカリっとした食感で中はふんわり。甘さ控えめですが小豆のおいしさが際立つ絶妙なバランスです。
口の中に黒糖の優しい香りと味わいが広がり、余韻が楽しめます。小豆・黒糖・小麦粉だけで作られており、保存料や人工添加物は使われていないため消費期限は3日間です。
店内では「かりんとうまんじゅう」に合う「そのぎ茶(ICE/HOT)」「あんこに合う珈琲(ICE/HOT)」の提供も。
このそのぎ茶とは、長崎県東彼杵町(ひがしそのぎちょう)で栽培される「蒸し製玉緑茶」で、勾玉のような丸みを帯びた茶葉が特徴。その茶葉の形がグリッとしていることから「グリ茶」と呼ばれることも。
蒸し製玉緑茶は、全国生産量が少なく希少な茶葉であり、渋みが抑えられたまろやかな味わいが特徴です。
「長崎かりん」で扱っているのは1918年創業の「まるせい酒井製茶」のもの。実際に試飲させていただきましたがやさしい飲み心地で、旨味と甘味、芳醇な香りが楽しめました。
「かりんとうまんじゅう」の素朴な味わいを打ち消すことなく、引き立たせてくれる味わいです。
もう1つ提供されているドリンクは同じ目黒銀座商店街にある生豆珈琲焙煎香房「グラーノ」のスペシャルティコーヒー。あんこの風味を引き立たせ、余韻を楽しめる1杯に仕上がっているそうです。
心がときめくようなパッケージも素敵な「長崎かりん」
長崎は五島列島発祥の「玉之浦」という椿が有名で、県の花木となっています。関東エリアでは伊豆大島が椿で有名ですが、長崎では五島列島でしょうか。
椿は日本原産の花として「控えめな美」「完璧な美しさ」「謙虚な美徳」などの花言葉を持つ凛とした美しさが魅力。
この花言葉が「長崎かりん」の「かりんとうまんじゅう」が持つ、「見た目は地味だけど人々に愛される魅力」と通じるものを感じ、シンボルとしました。
真っ赤な椿の花をモチーフにデザインしたパッケージはお客様からも好評だそうです。
ちょうどおじゃました時は揚げたてとのことでしたので購入して帰りました。パッケージ越しに温かさが伝わってきて嬉しくなります。
ちょっとした手土産にも喜ばれそうな「長崎かりん」の「かりんとうまんじゅう」。1個から気軽に購入できるので、皆さんもぜひ揚げたてを狙ってみてはいかがでしょうか。
しばさん、情報ありがとうございました!
↓「長崎かりん」の場所はこちらになります。