【目黒区】2025年は気仙沼から2,000匹の生さんまが到着。当日追加で”焼きさんま”の提供もあった「第49回目黒区民まつり」

目黒さんま祭り2025

曇り空ではありますが、爽やかで過ごしやすい気候の下、2025年10月12日(日)に開催された「第49回目黒区民まつり(通称:目黒のSUNまつり)」。

目黒区民まつりといえば「目黒のさんま」
目黒区で行われる秋のイベントといえばやっぱり「目黒区民まつり」です。落語“目黒のさんま”にちなんで田道広場公園 …

メインイベントとして毎年大いに盛り上がる「目黒のさんま祭」をはじめ、「ふるさと物産展」「子ども広場」「おまつり広場」とどの会場も大いににぎわいました。

「目黒区民まつり」の各会場を取材してきましたので、当日の様子をダイジェストでご紹介しましょう。

目黒のさんま祭

目黒のさんま祭は大盛況

田道広場公園で行われた「目黒のさんま祭」。会場内には炭火で焼き上げるさんまの香ばしい香りと煙でいっぱいに!

抽選で当たった「焼きさんま券」を握りしめる目黒区民の皆さんと報道陣がごった返す中、こんがりと焼きあがるさんまが手際よく次々と提供されていました。

焼きあがったさんまにカボスと大根おろし

焼きあがったさんまには、大根おろし、大分県臼杵市産のカボスを添えて提供。秋ならではの味覚に皆さん、最高の笑顔です。

気仙沼直送の生さんま

2025年はさんまの豊漁が伝えられており、会場には気仙沼市から直送された生さんまが2,000匹用意されていました。丸々と太った大きなさんま1,500匹は、事前応募で目黒区民限定に配布された”焼きさんま券”と引き換えに提供。

“焼きさんま”に申し込んだ方は20,259名、倍率は約13倍だったそうです(目黒区 文化交流課調べ)。

2,000匹のうち残り500匹は…?

当日500匹が追加提供

当日500匹が追加提供

そう、当日会場で先着順に配布されるということになり、焼きさんまを求めて目黒川沿いに大行列ができていました。抽選に外れて”焼きさんま券”を入手できなかった方、目黒区外から訪れていた方など、諦めずに足を運んで本当にラッキーでしたね。

ふるさと物産展

ふるさと物産展

「目黒のさんま祭」と同じ田道広場公園で行われた「ふるさと物産展」。宮城県の気仙沼市・角田市、友好都市を結んでいる石川県金沢市、かぼすを提供してくれる大分県の他、地元目黒ではおなじみのお店が出店されていました。

石川県人会が提供した”焼きちくわ”、気仙沼市が提供した海鮮焼きなどは長い、長い行列が…。

ホヤぼーや

ホヤぼーや

気仙沼市の観光キャラクター「海の子 ホヤぼーや」や、大分県のキャラクター「カボたん」も来場して盛り上げていました。

カボたん

カボたん

地元目黒でおなじみの「マルニハム」や地ビール「マイスターブロイ」、「玉川屋」「Coffee Roast Vivace」など…。

地元目黒のお店が出店

“焼きさんま”の抽選に外れてしまっても、いろいろなお店の味や地方の名産を気軽に楽しめる「ふるさと物産展」は毎年人気があるコンテンツの1つです。

「地元にこんなお店があったんだ」「これおいしい!」など、さまざまな発見があったのではないでしょうか。

おまつり広場

お祭り広場

目黒区民センター・ホール前・中庭では「おまつり広場」が行われていました。43団体が出店、35団体が出演されたそうです(目黒区 文化・交流課の資料より)。

飲食店や物販、各企業からの出展など、たくさんのブースが出ていてすれ違うのもやっとというぐらいに賑わっていました。

野外ステージ

野外ステージ

野外ステージではダンスや歌、パフォーマンスなどが次々と披露され、拍手喝さいを浴びていました。

飲食ブースは大盛況

飲食ブースはどこも行列ができていたので、ちょうどお客様が途切れたタイミングを見計らい、学芸大学駅高架下にある「学大おむすびマルムス」へ。

学大マルムスでおむすびを購入

腹ごしらえをして取材を続けます。

目黒区内の福祉施設ではそれぞれが製造・製作した食品や雑貨などを出展。

福祉施設の出展

福祉施設の出展

「目黒都税事務所・目黒区税務課・目黒区納税貯蓄組合連合会」のブースでは1億円の重さ体験や税金クイズなどを実施していました。

1億円の重さ体験

1億円の重さ体験

2024年の11月に行われた「目黒区商工まつり(目黒リバーサイドフェスティバル)」で、この1億円の重さ体験をしたことがありますが、前回は福沢諭吉だったお札がちゃんと”渋沢栄一”になっていました。

税金クイズは惨敗

税金クイズは半分しか正解できず惨敗です。

続いて地元の有志で立ち上げた「チーム防災めぐろ」のブースへ。

チーム防災めぐろの代表・前澤さん

「チーム防災めぐろ」の前澤さん

激化する自然災害への備えについて役立つ情報を発信し、目黒区内で活躍中の「チーム防災めぐろ」では、オリジナルの”防災てぬぐい”を開発。簡単な手縫いでポーチをつくるワークショップを開催していました。

子ども広場

子ども広場

続いて田道小学校で行われている「子ども広場」へ。毎年出現する段ボールの巨大迷路や縁日、体験コーナーなど、お子さんたちが主役の企画がもりだくさんです。

段ボールの迷路

段ボールの迷路

毎年、東京大学運動会がお子さま向けに行っているスポーツ体験教室。

少林寺拳法体験

今年は「少林寺拳法体験会」でした。

そして目黒のさんま祭気仙沼実行委員会が出展している「気仙沼の自然を味わおう!」では塩づくり体験やホタテ貝に絵を描くコーナーなども。

気仙沼の自然を味わおう!

1日ではとても回り切れず、もっと楽しみたいと思われた方も多かったのではないでしょうか。

また、「目黒区民まつり」開催に合わせて、目黒区美術館が無料公開。現在開催中の「目黒区美術館コレクション展 新収蔵品を中心に+清原啓子の銅版画」が楽しめるという粋な企画もありました。

気仙沼の皆様、いつもありがとうございます。また来年もおいしいさんまが食べられることを願いつつ…。

■取材協力

目黒区 文化交流課

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