【目黒区】「nana’s green tea 自由が丘店」で開催された「売茶中村」のほうじ茶焙煎ワークショップを先行体験してきました

「nana’s green tea 自由が丘店」でメディア向けに行われたバレンタインシーズン限定の「Hojicha & Chocolat」の試食会に参加。

同時開催された「売茶中村」のほうじ茶焙煎体験を通じて、ほうじ茶の魅力やnana’s green teaと共同開発した”ほうじ茶パウダー”について、代表の中村淸孝さんにご紹介いただきました。

「売茶中村」代表の中村淸孝さん

「売茶中村」の中村淸孝さん

普段何気なく飲んでいるお茶のおいしい淹れ方や楽しみ方なども伝授していただきましたので、ぜひ参考になさってくださいね。

京都・宇治にお店を構える「売茶中村(ばいさなかむら)」

宇治市にある「売茶中村」

(画像提供:株式会社七葉)

「売茶中村」は京都府宇治市・平等院そばにある日本茶専門店。喫茶に小さな製茶場を併設したこれまでにない「製茶場併設型」店舗として注目を集めています。

最大の特徴は、茶畑で摘んだ新芽をその場で蒸し、揉み、乾燥させた「揉み立ての煎茶」をすぐお隣の喫茶スペースで味わえること。本来は製茶場の作り手しか飲めない、極めて希少で新鮮なお茶を一般の人に届けたいという思いから誕生しました。

京都を中心に、鹿児島など全国の信頼できる茶農家から集めた多様な茶葉を使用し、少量ずつ丁寧に製茶。品種や畑ごとの個性を生かした、香り高く、まろやかでフレッシュな味わいが楽しめます。

通常であればお茶は一括で製茶され、乾燥した状態で保管されるものですが、5月の新茶時期に収穫し、蒸した直後の茶葉を特殊な技術で急速冷凍。毎日使う分だけ解凍し、店内に設置された特注の小型製茶機で、数時間かけて揉み・乾燥を行います。

店主である中村栄志(えいじ)さんは、宇治茶の老舗で40年近く合組(ブレンド)や火入れの経験を積んだ中村淸孝さんの息子さん。茶農家と製茶場の両方で修業した経験を持ち、現在は淸孝さんとともに「売茶中村」運営しています。

栽培以外のすべて(製茶・販売・喫茶)を一体で行う、他にないスタイルのお茶屋誕生の背景には、中村さん親子の類まれな経験・技術・チームワークがあった、ということですね。

抹茶はもとより、ほうじ茶も海外で人気が高まっている

中村淸孝さんによるお茶の市場動向説明

ほうじ茶焙煎体験の前に中村淸孝さんから近年のお茶マーケットについてのご紹介がありました。

現在、空前の抹茶ブームが起きており、国内のお茶の値段が高騰しているそうです。しかし、2025年は天候不良により2割ほど、生産量が少なく、お茶不足の状況。

抹茶の生産量は2010年以降、ほぼ3倍に増えており、国は抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)の栽培促進を行っているものの、気候変動の影響、茶農家の高齢化などで供給が追い付いていないのだそう(参照元:農林水産省「茶業及びお茶の文化に係る現状と課題」より)。

また、ほうじ茶も香りの良さで欧米人からの人気が上がっており、輸出は増加傾向にあります。日本人が自国で生産したお茶があまりにも高くなって飲めなくなる日が来るのではないかと懸念されていました。

「売茶中村」のほうじ茶は玉露の茎を使用し、香りよく焙煎

ほうじ茶に使うお茶の説明

「売茶中村」のほうじ茶に使われる茶葉は、高級抹茶や玉露などから選分けられた茎や葉脈などをメインに合組(ブレンド)したもの。碾茶(てんちゃ、玉露)の茎(てんぼね)と煎茶雁金が使われています。

碾茶茎は渋みが少なく、葉よりも甘み・旨み成分(テアニン)が豊富で、爽やかな香りが特徴。茎をぎゅっと握って簡単につぶれるのが良質の証なのだそうです。

よくお茶の製造過程ではじかれる”デモノ”として扱われることも多い「茎茶」ですが、茎には茎のおいしさがあると中村さん。碾茶茎は葉っぱとは異なる上品な味わいがあり、芳醇な香りも楽しめる逸品となっています。

中村さんによるほうじ茶焙煎の実演

中村さんによるほうじ茶焙煎の実演

「売茶中村」のお茶を使い、中村さんによる焙煎の実演がスタート。

あっという間に香ばしいほうじ茶が出来上がるのを目の前で見ることができました。

碾茶の茎、煎茶雁金茶のブレンド

焙煎前のお茶

焙煎後のお茶

焙煎後のお茶

中村さんが使った陶器製の焙煎器はご自宅でも簡単にほうじ茶が作れるもので、持ち手から茶葉を器や急須に入れることができるという優れもの。

持ち手から焙煎した茶葉を移せる

持ち手から焙煎した茶葉を容器に移せる

香ばしく焙煎されたお茶の素晴らしい香りに包まれて至福のひと時です。

時間が経って湿気てしまったお茶はレンチンでも復活可能!?

今回、中村さんが使用した焙煎器を使うと、古くなった煎茶や風味が落ちた煎茶も、焙じ器で煎ることで美味しくいただくことができます。

こういった道具を使わなくてもご家庭にあるフライパンでもOK。また、レンジでチンしても復活するそうです。今度チャレンジしてみようと思います。

ほうじ茶は熱いお湯で淹れるべし

おいしいお茶の淹れ方

お茶のおいしい淹れ方としては、茶葉約4gに対し、お湯180㏄、20秒ほどで抽出します。玄米茶やほうじ茶は熱湯で入れるのがベスト。

熱湯で淹れるほうじ茶

茶器はnana’s green teaがオリジナルで開発した急須「360KYUSU」です。360度どの方向からもお茶が注げる優れもの。

哺乳瓶と同じ素材でできてる

哺乳瓶と同じトライタン樹脂でできているため、お湯を注いでも熱くならず、落としても割れないのがメリットで、茶葉がよく対流するため、おいしく淹れることができます。

焙煎したばかりのほうじ茶を試飲

焙煎したてのほうじ茶を試飲。香りや味わいに深みがあり、ゆったり贅沢なひと時を過ごせました。

緑茶はぬるめの温度で一煎目を入れ、三煎まで楽しめる

nana's green teaのお茶

(2025年6月撮影)

nana’s green teaのお茶は旨味成分が豊富な一番茶のみ(春に摘む新芽)を使用しているのだそう。ちなみに、初夏に摘む二番茶はカフェインやカテキンが増えるため、渋み・苦味が特徴で価格も手頃になります。

こちらを淹れる場合は、最初はぬるめの温度(70~80度)で約40秒ほど蒸らし、最後の一滴まで絞り切るのがポイント。その後、急須の蓋を取り、茶葉が開き切らないよう注意します。

二煎目は一煎目よりも少し高い温度で淹れ、三煎目は熱いお湯で淹れるなど、徐々に温度を高くしていくのがおいしい淹れ方だそうです。

nana’s green teaのほうじ茶も一番茶を使うので、極上の香りを引き出しています。一度飲んだら忘れられない味になること間違いなしですよ。

“ほうじ茶パウダー”は一般のお茶とは異なる手法で生まれたオリジナルレシピ

オリジナルレシピで完成させたほうじ茶パウダー

nana’s green teaのスイーツなどで使われている”ほうじ茶パウダー”は、「売茶中村」と共同で開発したもの。「売茶中村」では抹茶の生チョコレート用のパウダーを作ってみたことがあり、そのほうじ茶バージョンが作れないかと試行錯誤しながら取り組んだそうです。

石臼で挽いてパウダー状にするのですが、どのぐらいの細かさにするのか、臼での挽き方の角度なども調整。通常よりも強めの深煎りにし、目の粗いパウダー状にするなど、オリジナルレシピで作り上げたものなのだとか。

飲用として販売しているほうじ茶とは異なる”ほうじ茶パウダー”。乳製品やカカオなどと組み合わせても負けない、お茶としての存在感がしっかりと香るnana’s green teaらしい素材として、さまざまなスイーツに使われています。

1月6日(火)からはバレンタインシーズン限定の「Hojicha & Chocolat」がスタート。ぜひ、「売茶中村」のお茶とともに、甘い季節を楽しんでみてはいかがでしょうか。

■取材協力

株式会社七葉売茶中村

nana's green tea 自由が丘店
住所
東京都目黒区自由が丘1-14-16 Nanaha.bldg, 1F
営業時間
11時~21時
最寄り駅
東急東横線・大井町線 自由が丘駅
電話番号
03-6421-2066

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

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