【目黒区】中目黒の居酒屋「初場所」は昭和世代に懐かしい店構え、お値段もかなりリーズナブルでした
中目黒駅から歩いて約10分ぐらい、ドン・キホーテ中目黒本店の手前にある居酒屋「初場所」。2021年7月9日(金)にオープンしたお店です。
コロナ禍ということもあり、なかなかお邪魔するチャンスがありませんでした。ひさしぶりに知人と中目黒で飲もうということになり、足を運んだというわけです。
「初場所」は昔懐かしい大衆酒場を現代的に洗練させた店構え
居酒屋「初場所」の店内は、厨房前の長いカウンター席とテーブル椅子席、小上がりになった座敷テーブル席の3タイプ。全体的にシンプルな内装で昔よく見かけた大衆食堂のような雰囲気です。
今回は月曜の19時過ぎに3名で来店。平日なので比較的空いているかなと思いきや、ほぼ満席の状態。テーブル椅子席の端っこで相席になりました。
こんな飲み方も久しぶりで、昭和世代にはちょっとワクワクします。
メニューは板書きされたものを店内で掲示、15時過ぎからは未成年者NG
初場所はランチタイムと居酒屋タイム、2部制での営業。お昼は定食メニューを提供しています。居酒屋タイムは15時から。
15時からは未成年者NG。居酒屋営業時間はお子様連れでの利用はできません。
メニューは特に凝ったものを出しているわけではなく、居酒屋らしいラインナップ。普通といえば普通だけど、しっかりと旬を感じるものも用意され、バランスの良いおつまみ&お食事メニューだと思いました。
懐かしくもおいしい、丁寧な手仕事で提供しているメニューの数々
まずいただいたのは揚茄子。
一見普通にみえますが、出汁をしっかり効かせておいしい。味付けのバランスがよく、一口たべると旨味がじゅわりと口の中に広がります。
お酒のアテにもご飯のおかずにも最高、さばのみりん干し。甘すぎず、ふっくらと焼けています。
居酒屋鉄板のメニュー、厚揚げ。中はふっくら外側はカリっと焼けています。店内で揚げた後、外側をさらに焼いているそうです。
卵焼きは初場所で人気メニューのひとつ。卵の中に炒めたひき肉と玉葱、ニンジンが入っていました!
オムレツみたいでおいしいです。そして最速で出てくるという牛煮込。
牛バラ、牛すじ、こんにゃく、たまねぎなどをお醤油ベースのタレで煮込んであり、甘辛くトロトロに仕上がっています。七味と山椒の両方を薬味として出してくれました。
どれも一見すると普通に見えますが、とても丁寧に作られていることがわかります。おしゃれで個性的なお店はたくさんありますが、誰もがおいしいと感じる定番のメニューを大切にして気軽に楽しめる店は少なくなりました。
お店の中もゆったりとしていて、居心地よく感じました。
「初場所」はドリンクメニューがなかなかユニーク!
飲み会のメンバー1名は、秩父でわらじカツを食べ過ぎて胃腸を壊し中。ということでミカンジュース。
私は清見みかん酎、もう1名は「ボール」をいただきました。
「ボール」は下町で昔から飲まれてきたドリンクで、ウイスキーを使った「ハイボール」とは違うそうです。数種類のリキュールとレモンを効かせたものをソーダで割っているとのこと。
すっきりしておいしいといっていました。
そしてこちらのミルキーは、泡盛と練乳を使用しているそうです。初場所独自の配合で、熟成させて提供。
マイルドな口当たりで、甘すぎずに飲みやすい印象です。お酒に弱い方は注意ですね。
初場所はドリンクメニューにも工夫がいっぱいあり、これはしばらく通わねばと思いました。皆さんもぜひ訪れてみては?
↓「初場所」の場所はこちらになります。