【目黒区】都内では随一の品揃え!愛媛の伝統的工芸品・砥部焼が買える「浜陶 東京自由が丘店」で楽しむプチ贅沢

砥部焼の浜陶・自由が丘店

東急東横線・自由が丘駅の自由通り沿いにある砥部(とべ)焼のお店「浜陶 東京自由が丘店」。前からずっと気になっていましたがようやく来店できました!

砥部焼は愛媛県伊予郡砥部町を中心に作られている陶磁器。繊細な器だと日常的に使うのをためらってしまうこともありますが、砥部焼はぽってりとして厚みがある器で、電子レンジや食洗器もOKと日常使いに最適です。

以前から愛用してきた砥部焼のどんぶりやマグカップは、藍色の唐草模様が大胆に描かれ、とても使いやすいもの。手に良くなじむので気に入り、愛用しています。

「浜陶 東京自由が丘店」ではどんな砥部焼に出会えるのでしょうか。楽しみです。

創業180年以上を誇る「浜陶」は愛媛県松山市が本店、自由が丘店は東京随一の品揃え

東京随一の品揃えを誇る浜陶

「浜陶」は愛媛県松山市に本店を構える老舗。砥部で現存する中で最も歴史ある釜元「梅山窯」の器を数多く取り揃えていることでも有名です。

老舗の梅山窯の器

「浜陶 東京自由が丘店」では、愛媛から直送される砥部焼が豊富にラインナップされています。
ずらりと並ぶ手になじむ温かみのある器は、目移りしてしまいなかなか決められないのではないでしょうか。

江戸時代に白磁器の焼成に成功、砥石屑をアップサイクルするサステナブルの先駆け「砥部焼」

実はサステナブルな器「砥部焼」

砥部焼は愛媛県伊予郡砥部町を中心に作られている陶磁器です。地元で採掘される陶石を使用し、職人による手作り・手書きでつくられる伝統的工芸品。

その原点は6~7世紀頃といわれる大下田古墳(おおげたこふん)から発掘された須恵器にあるといます。遺跡から数多くの窯跡が発見されており、中でも「子持ち高杯」という7個の小さなふた付き杯が器台に乗っているものは、高度な焼き物技術が必要。

発掘された「子持ち高杯」は千葉県にある国立歴史民族博物館に所蔵されており、1968年(昭和43年)国指定文化財に指定されています。

砥部焼きが生まれた背景には、伊予砥(いよと)という砥石が特産品だったことから。1777年(安永6年)伊予国大洲(おおず)の大洲藩が独自の技術で作り上げた工芸品です。

財政難に陥った大洲藩は、砥石を切り出した時にでる砥石屑を原料に磁器を作ることを考案。試行錯誤の末1777年(安永6年)に白磁器の焼成に成功したそうです。

その後近代化が進み、昭和初頭の不況と相まって砥部焼の生産や販売が落ち込んだ時期もありました。しかし戦後、砥部焼が持つ手仕事の美しさや技術が再評価され、1976年(昭和51年)に「伝統的工芸品産地」に指定。

最近では伝統的な技法を受け継ぎつつ、若手作家の新しいデザインなどが注目を集めています。

SDGsの潮流で、そのままでは廃棄されてしまうものを新しい価値のあるものに生まれ変わらせる「アップサイクル」が話題に。ゴミにしかならなかった砥石くずが日用を美しく実用的に彩る器「砥部焼」に生まれ変わるというのは素敵ですね。

砥部焼のワインボトルに目が釘付けに!

砥部焼のワインボトル

上写真、一番上の棚に並ぶふた付きのボトルは、なんと砥部焼のワインボトルです。お店の方にうかがったところ、花瓶として購入される方が多いとのこと。

容量は400ml~500ml入るとのことなので、ボトルを開けて飲み切れなかった分を保存しておくのにいいなと購入を悩みました。

少し厚みが薄いので不安定になりやすいのと、フタの密閉性が低いため、酸化しやすくなるのが欠点。冷蔵庫のスペースを考えて今回は断念しました。

しかし、インテリアとして飾っておくのも素敵だと思います。

「浜陶 東京自由が丘店」でお醤油差しとお皿2種類を購入!

浜陶で購入した3種

「浜陶 東京自由が丘店」で購入した砥部焼の器

悩んだ末、少し大きめの取り皿とそれよりも少し大きいお皿、お醤油差しを購入しました。お醤油差しは100均で買ったものを使っていたのですが、やっぱりプラスティック容器は味気ない・・・。

砥部焼のお醤油差し

お醤油差しにちょっと汚れがついてしまっていて恐縮ですが、手によくなじみ、手書き藍色の唐草模様が味わい深く気に入っています。

数十年も前に購入してずっと愛用してきている我が家の砥部焼(どんぶり)は下記のもの。

砥部焼のどんぶり

どこで購入したかは定かではないのですが、唐草模様がこの当時よりも少し洗練されて、繊細な印象になっているなと思いました。このどんぶりは麺類だけではなく、煮物の盛り付けなどにも愛用しています。

砥部焼らしい厚みのあるどっしりとした重みが感じられる器。

また、こまめにお店を訪問して、少しずつお気に入りの器を揃えていきたいと思います。皆さんもぜひ、掘り出し物を発掘しに訪れてみてはいかがでしょうか。

↓「浜陶 東京自由が丘店」の場所はこちらになります。

Chikuwa

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