【目黒区】都立大学駅近くで昭和の面影を色濃く残すザ・町中華「銀水」、懐かしくてホッとするおいしさのラーメンと炒飯を楽しみました
都立大学駅南口を出て中根小通りを進むと、緑道と交差する三角地にある中華料理店「銀水」。お店の建物も土地に合わせてシャープな三角形をしています。
今回はラーメンと炒飯というスタンダードな町中華メニューを楽しみたくて、家人と訪問。普段は男性のお客様が多いと聞いていたので、女性1人だとためらってしまいそうですが、気さくな女性店主さんが1人で切り盛りされているので入りやすそうです。
看板に「ラーメンの」と入るぐらい、ラーメンメニューが豊富な「銀水」
お店に入ると、建物の形に合わせてV字型にしつらえたカウンターのみ。開店してすぐを狙ったのでお客様は私たちの他、父娘さんがもう1組だけです。
店内には手書きのメニューが壁に貼られていて、まさにザ・町中華の風格。ラーメンのメニューがずらりと書かれていて、看板に「ラーメンの」と入っているだけのことはあります。
1960年(昭和35年)開業とのことなので、もうかれこれ60年以上、ここで営業されていることになります。セットメニューや定食も充実していて、昔から都立大学に住む方の胃袋を優しく満たしてきたのだなと感じました。
セットメニューで「ラーメンと炒飯」「ワンタンと炒飯」、それぞれハーフサイズの組み合わせで注文
ラーメンも食べたいし、炒飯も食べたいという場合に便利なのがハーフサイズ。よくあるのは炒飯は普通サイズ、それにハーフラーメンが付く、というパターンです。
でも「銀水」の場合は、両方をハーフサイズにして組み合わせることもできるので、少食な方には嬉しいセット。
家人は「ハーフラーメン×ハーフ炒飯」を注文し、私は「ハーフワンタン×ハーフ炒飯」を注文しました。
家人の頼んだハーフラーメンです。昔ながらのシンプルな醤油味。
具材はもやしやネギ、海苔、チャーシューで、麺の太さも中ぐらいとスタンダードな感じです。
最近の凝りに凝ったラーメンではなく、ごくごくシンプルな町中華のラーメン。昭和世代には「舌が覚えていたおいしさ」を感じます。
そして私が注文したハーフワンタン。
手作りワンタンで、つるんとした食感で肉餡がおいしく、しょう油味のスープとの相性抜群でした。
寒くなってきたので体が温まります。
そしてハーフサイズの炒飯。パラパラ感としっとり感のバランスが良く、こちらも懐かしい味です。
「銀水」の店主さんからいただいた福引券で念願の米をゲット
「銀水」を訪問した際、ちょうど平町商店街振興組合主催の福引「ふらっとタウン夢まつり」を開催中でした。店主さんが「すぐに商品がなくなっちゃうから食べ終わったら、すぐにいきなさい」と福引券をくださいました。
本来なら2枚なのに、4枚も・・・。ありがとうございます。
12時過ぎに福引会場を訪れると、すでに長い行列ができています。1等は「Apple Watch」と現代風です。
2等の「ホテル雅叙園東京(看板の表記は目黒雅叙園となっていますが・・・)商品券」となかなか豪華。
あ、3等当たった・・・。すごい引きです。
見事、新米コシヒカリをいただきました。「銀水」の店主さん、ありがとうございました。
「銀水」のようにアットホームで昔ながらの味を継承してくれているお店は年々少なくなっています。皆さんもぜひ、「銀水」のザ・町中華を楽しんでくださいね。
↓「銀水」の場所はこちらになります。