【目黒区】2024年は7月24日(水)・8月5日(月)が夏の「土用の丑の日」。目黒の「うなぎ 鮒一本店」でうな重食べてきました
皆さん、2024年夏の「土用丑の日」は7月24日(水)、そして8月5日(月)ですよ。
ということで早速、7月24日(水)に権之助坂の交差点にある老舗鰻屋「うなぎ 鮒一本店」へ足を運んできました。
「うなぎ 鮒一本店」2階の食堂は限定8席、お店のオープンに合わせて出陣!
2023年の12月に「うなぎ 鮒一本店」におじゃました時、食堂の席は8席だったのを確認済。
【目黒区】目黒・権之助坂の交差点にある老舗鰻屋「うなぎ 鮒一本店」でランチ。鰻・ご飯・タレ、すべてが絶妙なバランスでおいしい!
テイクアウトもできるのですが、できれば焼立て熱々をいただきたい。ということでランチタイムが始まる時間を目指して来店しました。
ちょうどギリギリ、2席だけ空いていたのでラッキーでしたー。
うな重を注文、家人は「松」、私は「竹」をいただきます
普通「松」がいちばんランクが上、と思いますが、「うなぎ 鮒一本店」のうな重はうなぎの量が少ない順に「松」「竹」「梅」となっています。
うなぎ業界における「松」「竹」「梅」は単純にうなぎの量の違いなのだそうです。
ふんわりと焼きあがったうなぎ。この瞬間が幸せです。
「うなぎ 鮒一本店」ではどの「うな重」を頼んでも、肝吸いがついてきます。
これはなかなかお得感がありますよね。テレビで山椒はごはんとうなぎの間にかけるのがおススメ、と紹介されていたのでやってみました。
うなぎの美味しさをしっかり味わえるとのこと。確かに山椒の刺激が最初に舌を直撃せず、おいしかったです。
ところで「土用の丑の日」とはどんなもの?なぜうなぎを食べるの?
なんとなく「土用の丑の日」と聞くと、うなぎを食べるという漠然としたイメージがあります。ここで古代史友であり、オーラ視を中心としたスピリチュアルリーディングをされているゆだぽんさんに暦のことなどについて教えていただきました。
「土用」とは季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間をいう
1年を春夏秋冬4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けて季節を表す「二十四節気(にじゅうしせっき)」。一年の太陽の黄道上の動きを視黄経の15度ごとに24等分して決められているものなのだそうです。
春分の日や秋分の日、夏至など、私たちが普段使っている身近な暦の一つです。二十四節気をさらに補助するべく考えらえた日本独自の暦のことを「雑節(ざっせつ)」といいます(引用元:ゆだぽんの虹色オーラブログより)。
「土用」とはこの「雑節」の一つで、二十四節気のうち、季節の変わり目を表す「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の直前の約18日間を差すそうです。
「土用」期間はガーデニングや草むしりなど“土に関すること”はタブーとされている
「土用」の期間は、「土公神((こうじん)」という土を司る神様の支配する時期。「土用」の期間には土の中におられるそうで、その時に土いじりされると嫌がって祟りを起こす、と避けてきたのだとか。
2024年は7月19日(金)から8月6日(火)まで「夏の土用」に入ります。この期間は土いじりだけでなく、家や庭などの増改築、不動産、地鎮祭などの“土に関すること”は避ける。
また、新居の購入や結婚、転職などの“新しいこと”も控えた方がよいそうです。また、この期間はどの方角も良くないといわれているので、旅行や引っ越しなどもタブー。
特に注意した方がよい「土用殺」は南西ということで関東からみたら沖縄方面!?
夏休みなのに何もできない、どこにも行けないじゃん、という方、ご安心ください。
土公神が地上を離れ天上界に行く「間日(まび)」という日があるそうで、この日は土を動かしても問題ないのだとか。2024年の「間日」は7月19日(申)・26日(卯)・27日(辰)・31日(申)(引用元:ゆだぽんの虹色オーラブログより)。
ぜひ参考にしてくださいね。
「土用の丑の日」は日にちを十二支で数えた時に「丑」に該当する日のこと
私たちは普段、生まれ年を十二支で「ねずみ年」「うし年」というようにあらわすことがありますよね。その干支を年ではなく「日」であらわしたときに「丑」の日となるものを「丑の日」といっています。
つまり、「土用の丑の日」は夏だけに限らず、春にも秋にも冬にも存在するというわけです。土用は約18日間ありますので、丑の日が2回巡ってくることも。
2024年の夏土用は一の丑として7月24日(水)、二の丑として8月5日(月)と2回ある、ということになります。
夏の「土用の丑の日」になぜうなぎを食べるようになった?
古くから日本ではうなぎを食べてきたようで、「万葉集」で大伴家持(おおとものやかもち)が「夏痩せにはうなぎがよい」と詠んだ歌があるのだとか。
しかし、うなぎを夏の「土用の丑の日」に食べるようになったきっかけは、蘭学者の平賀源内(ひらがげんない)の発案によるというのが有力だそうです。
天然うなぎの旬は秋~冬で、夏になるとうなぎが売れなくなると平賀源内に店主が相談したところ、「土用の丑の日はうなぎの日」と店頭に張り紙をして宣伝せよとアドバイス。
「丑の日」に「うの付く食べ物」を食べると縁起がいい、というゲン担ぎと相まって、「う」の付く「うなぎ」を食べる習慣は瞬く間に浸透したようです。
夏は消化が良く、栄養豊富なうなぎで元気をつけよう
うなぎのお値段は年々高騰しており、なかなか気軽に食べるというわけにはいきません。でも「土用の丑の日」だから、とたまには贅沢するのもいいのではないでしょうか。
住所は品川区側になりますが、うなぎをリーズナブルに楽しめると評判の「鰻の成瀬 目黒駅前店」がJR目黒駅東口すぐのところにオープンして話題になっていますね。
この他、目黒区内で私がおじゃましたことのあるお店は以下の通り。
つい先日、目黒通り・八雲三丁目交差点に再オープンしたばかりの「うなぎ大黒屋」も気になります。
夏の「土用の丑の日」はまだ8月5日(月)にも巡ってきます。7月は食べそこなっちゃったという方、ぜひ8月に食べて暑い夏を乗り切りましょう!
もちろん、うなぎだけではなく「う」のつく食べ物もOK。「牛肉」「瓜」「梅干し」「うどん」などなど。
うなぎは苦手、という方はぜひ他の「う」の付く食べ物を取り入れてみてはいかがでしょうか。
↓「うなぎ 鮒一本店」の場所はこちらになります。