【目黒区】注目の商業施設「Craft village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）」はグルメ・イベント・マルシェ・地域の憩いの場として賑わうスポット
東急目黒線・西小山駅から徒歩約1分のところに2020年10月オープンした「Craft Village NISHIKOYAMA」。コロナ禍でも楽しめるオープンエアのテラス席や中庭があるヒロバ型創造施設として、株式会社ビーエイがUR都市機構が保有する土地を借り受けて整備した施設です。
プレスリリースより
施設の名前にもなっている”Craft（クラフト）”を感じさせる個性的な店舗が大集結。イメージとしてはショッピングモールのフードコートが近いかもしれませんが、雑貨やファッショングッズ、調味料などを販売するマルシェが開催されるイベントブースもあります。
今回はごく一部ではありますが「Craft Village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）」の魅力をレポートしたいと思います。
東急目黒線・西小山駅は品川区と目黒区の境目！
実は西小山駅。目黒区と品川区の境目にあります（駅は品川区内にある）。東急目黒線の駅のほとんどは品川区。目黒区内にあるのは洗足駅だけだってご存じでしたか？目黒駅も品川区なんです！（ちなみに品川駅は港区とかなりややこしい）
改札を抜けて右手に進むと目黒区で、左手は品川区。
品川区側には「西小山商店街」が広がっています。そして目黒区側には「にこま商店街」です。「Craft Village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）」は目黒区側にあるので、右手のにこま商店街方面へ進みますよ！
ちなみに「にこま商店街」にはフルーツしぼりたての生ジュースが飲める「フルーツの一実屋」。
以前ご紹介した「目黒 ぎょうざ宝舞」。
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そして「たこ焼き あほや」も！
「Craft Village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）」は「たこ焼き あほや」を左手に見ながら、その先の果物屋さんを右に曲がるとすぐに到着します。
「Craft Village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）」は、街のにぎわいと地域交流を活性化させる拠点
コンテナを利用して作られた「Craft Village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）」のユニークなところは、施設内だけで完結しているわけではないというところ。
地元商店街などが活用できるブースがあり、地域の方と連携したイベントやワークショップなども開催されています。
現在はコロナ禍ということもあり、思うように展開できない部分もありますが、にこま商店街とゆるやかにつながり、いろいろな人が気軽に出入りできるオープンな雰囲気が魅力です。
訪れた時はまだ早春で肌寒い日。イベントが行われるステージ前は通常は芝生エリアですが、風よけのシートで囲んだこたつ席になっていました！これなら冬の夜でも暖かくくつろげますね。
好みのお店でテイクアウト！オープンエアのテーブル席で食事が可能
イベントブースを囲むようにいろいろなお店が立ち並ぶ「Craft village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）」。1階にはベーカリーや中華、クラフトビール、トルコ料理、居酒屋など多彩な顔ぶれです。
2階は飲食可能なオープンエアのテーブル席とレンタル会議室があります。訪れた日はちょっと雨模様。1階の屋根があるテーブル席でランチを楽しみました。
同行者は「肉！」ということで「鉄板商会」さんで牛タンを注文。私は「七福餃子楼」で餃子定食をいただくことにしました。
ビールやソーセージ、お肉に餃子といろいろなメニューを1か所で楽しめるのが嬉しい
出来上がりを知らせるベルを渡されるので、席でしばしくつろぎます。ビールは手作りソーセージが人気の「つながりキッチン」で購入。ついでにソーセージも注文しておきます。
ベルが鳴り、牛タンが焼きあがりました！
「鉄板商会」の牛タン焼き
「鉄板商会」では牛タン以外にもサーロインやフィレ肉など、お好みの部位を焼いてくれます。海鮮やお好み焼き、焼きそばなど、鉄板料理がずらり。焼きたて、熱々がいただけるのは嬉しいですよね。イートインはもちろん、テイクアウトもOKです。
そしてこちらが「七福餃子楼」の餃子定食。
七福餃子楼の餃子定食
本店は恵比寿にある「七福餃子楼」。店頭で包みたて＆焼きたてを提供するので、皮の内側はもちもち、外はパリっとした食感です。荒挽の豚肉を使っているので肉汁もたっぷり。たれはオリジナルのみそだれです。
初めて食べましたがみその甘みが独特でおいしかった。ニンニクではなく生姜を使っているので相性がいい感じです。
付け合わせの「よだれ鶏」も旨味たっぷりのピリ辛でビールが進みます。
「つながりキッチン」手作りソーセージ
そうこうしているうちにソーセージが焼きあがりました。「つながりキッチン」の手作りソーセージです。1本は粗挽きペッパー、もう1本は木の実入り。
お肉の旨味が閉じ込められていて、スパイスの香りがしっかり効いてておいしい！ビールのお供に最高です。これで天気が良かったら、もう1本飲みたいところです。
休日は家族連れでにぎわう「Craft Village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）」
飲食店が集まる施設の周りにはなんとグランピングエリアも！別の日に訪問した時は天気のよい土曜日だったので、大勢の家族連れがアウトドア気分を満喫していました。
さらにドッグランまであるので、お散歩がてら立ち寄るのに便利。都内の駅前でこれだけ広いスペースを持つドッグランはなかなかないのではないでしょうか。
「自由が丘バーガー 本店」がクラフトコーラと食材にこだわったハンバーガーを提供する「コーラとハンバーガー」
お店が集まるコンテナタイプのメイン施設と道路を挟んで向かい側にあるのが「コーラとハンバーガー」というお店。
こちらは自由が丘に本店を構える「自由が丘バーガー」がやっているお店です。
北海道産「厳選赤身肉」を100%使用したパテ、添加物不使用の「自家製オーロラソース」、淡路島産の「ローストオニオン」などなど。おいしさと安心にこだわったハンバーガーを提供。
そういえば、淡路島産の玉ねぎを使った厚切りオニオンリングは、TBSテレビ「マツコの知らない世界」でも紹介されてましたね。
クラフトコーラはオーガニックスパイスと無農薬の国産柑橘、素焚糖、隠し味に実山椒・ハト麦を使用した優しい甘みの味。ハンバーガーとの相性もばっちりです。
「Craft Village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）」全体で取り組む“サスティナビリティ”
「Craft village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）」のコンセプトとして「クラフト=大量生産ではない安全でこだわりをもったモノ」があります。各お店とも趣向を凝らし、安全な食材を使ったメニューや飲み物が楽しめるのが特徴です。
そして、持続可能な発展のためのコミュニティを作る「ハブ」としても機能させたいということ。環境保護に配慮した試みとして各テナント同士が協力し合い、廃棄食材ゼロを目指す取り組みを行っています。
使い捨ての皿、箸、グラス類の使用を極力減らし、食器類は再生可能な素材のものを使う。「コーラとハンバーガー」でも食材ロスを減らす試みとして、作り置きせず、メニューの種類を絞って提供しています。
手間や時間はかかっても、10年先、100年先を見据えたサスティナブルなチャレンジ。私たちは利用する側として食べ残しをしないよう、持ち帰り袋を用意するなど協力したいものです。
目黒区では希少！庶民的な商店街「にこま通り」
「Craft village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）」の延長としてつながりをもたせた「にこま商店街」は、昔ながらの小さなお店が軒を連ねるレトロなスポット。おしゃれで洗練された高級住宅街といったイメージのある目黒区ですが、ここは別世界です。
下町の雰囲気が残り、目黒区とは思えない物価の安さが魅力。西小山を訪れたら、ぜひ商店街にも足をお運びください。
めちゃめちゃリーズナブルなランチもいただけますよ。
店舗情報
Craft village NISHIKOYAMA（クラフトビレッジ西小山）
