【目黒区】目黒不動尊門前の人気うなぎ店「八ッ目や にしむら 目黒」で蒲焼大串を自分へのご褒美にテイクアウト
目黒不動尊の門前で昭和35年(1960年)から営業を続けている「八ッ目 にしむら 目黒」。国産うなぎを使用していながら、リーズナブルなお値段で地元の方から愛されているお店です。
2021年4月12日(月)から16日(金)まで焼場の改修でお休みしていた時は、閉店を心配する声がSNSで飛び交っていたほど。新型コロナウイルス感染症の影響で2階のイートインスペースは、緊急事態宣言解除まで再びお休み中です。
自粛生活の楽しみといえば“おいしいものを食べる”こと。そこで頑張っている自分へのご褒美として「にしむら」のおいしいうなぎをテイクアウトすることにしました!
うなぎの老舗「八ッ目 にしむら 目黒」の歴史をちょこっと
「八ッ目や にしむら」は福岡から上京した初代西村武次郎が巣鴨に大正15年(1926年)に開業したのが始まりだそう。その後、関東最古の霊場として数多くの参拝者が訪れる目黒不動尊の門前で商売を始めたのが「八ッ目や にしむら 目黒」です。
開店当時の昭和の面影を残した店構え。1階は焼場とテイクアウト用のカウンター、テーブル座席があり、急な階段を登った2階にはお座敷のイートインスペースです。
一時、イートインスペースを再開しましたが、緊急事態宣言の影響で現在(2021年5月3日現在)は店内飲食をお休み中。テイクアウトもしくは配達のみの営業になっていました。
「八ッ目 にしむら 目黒」のうなぎは国産で注文後に紀州備長炭で焼き上げるこだわりのおいしさ
うなぎのおいしさを引き出すには裂いてから焼き、食べるまでの時間をいかに迅速にするかが勝負なのだそう。「にしむら」のうなぎは注文してから紀州備長炭で焼き始めます。
それゆえ、いつもお店の前は大行列!最近では電話であらかじめ予約し、焼き上がり予定時間にお店に受け取りに行くというスタイルが定着してきた様子。店先には並んでいる人影はちらほらという印象でした。
私は5月3日(火)の午前中11時ぐらいに電話したところすでに14時までの予約受付は終了。14時30分に受け取り予約をし、焼き上がりまで目黒不動尊にお参りすることにしました。
コロナ禍の自粛生活を頑張る自分にご褒美!蒲焼の大串を奮発しちゃうぞ
店頭販売は蒲焼(もしくは白焼き)の中串、大串、肝焼き(1本から)とうな重弁当(中・上・特上)の2種類。特上は白焼きと蒲焼の中串を1枚ずつ乗せることもできます。
出前はうな重定食とお弁当、蒲焼で下目黒1~6丁目、西五反田3~6丁目、小山台1~2丁目、小山1~2丁目、荏原1丁目、上大崎4丁目と近隣のみ。平日は5千円以上(土日祝や年末年始など特定日は1万円以上など条件が異なります)の注文が条件だそうです。
遠方でテイクアウトも難しい場合は、通販もありますよ!
今回はごはんなしで、大串を購入。おうちでほかほかごはんに乗せてセルフうな重にする計画です。
ふわっふわの身と芳ばしいタレの旨味!幸せな気持ちになりました
「八ッ目や にしむら 目黒」のうなぎは仕入れ後、井戸水で旅の疲れを癒してから使っているそうです。お不動様の霊験あらたかな水で命を吹き返し、脂ののったおいしいうなぎになったものをいただいているわけですね。
ふっくらとした身はふわっふわで、口の中でしあわせにほどけていきます。焼き上がりを待つ間、目黒不動尊でひいたおみくじは「末吉」だったけど、おいしいうなぎで自分の中では「大吉」です。
タレは巣鴨で開業当時から継承されてきた醤油と味醂をつぎ足しながら守り続けてきた味。焼いたうなぎをひたして、その旨味やコクも加わり、奥行きのある味わいへと変化したものです。
「にしむら」の蒲焼大串は、滋味あふれるおいしさで、自粛疲れの心をしっかりと癒してくれました!しかもお財布にとっても優しいお値段。
創業以来、歯を食いしばり頑張る庶民の元気を支えてきた「にしむら」の心意気を感じます。
「八ッ目や にしむら 目黒」は目黒不動尊からすぐですが、駅からはちょっと遠いのが難点。最寄り駅は東急目黒線・不動前駅ですが約12分ぐらいかかります。
そこでうなぎのテイクアウトに車で来店した来た方向けに駐車場が用意されています。
コインパーキングの他、目黒平和会館の方にもありますので、車で来店した場合はこちらを活用してください。お店周辺は大変道路が狭く、人通りもあるので一時的であっても駐車しないようご協力を!