【目黒区】バームクーヘンが入手困難と地元で噂の学芸大学「マッターホーン」、もう一つの人気商品“ダミエ”をついに購入
学芸大学には“行列必至”とか“入手困難”といわれるスイーツがたくさんあります。予約を取ることすら困難という“幻”のスイーツ代表格といえば「Dans la Poshe(ダンラポッシュ)」のカヌレでしょうか。
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また、「タケノとおはぎ」も行列ができない日はほとんど見かけないほど。
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そして学芸大学駅から徒歩約3分のところにある「マッターホーン」もまた、常に行列が絶えない人気店。特にバームクーヘンは予約必至で、店頭に並ばない日もあるそうです。
そしてもう一つは「ダミエ」というケーキ。創業当時からあるロングセラーで、こちらも売り切れることが多い人気商品のひとつ。今回はこのダミエをぜひ購入すべく、開店時間に合わせて訪問してみました。
実は先日訪れた時は行列の長さに断念、今回は行列がなくてびっくり!
マッターホーンに2度目に訪れたのは2021年5月21日(金)の午前中、10時過ぎ頃。いつもはぎっしりと並んでいるのに拍子抜けするほど誰も並んでいませんでした。
ちなみに、1回目4月28日(水)に訪れた時の午前11時頃はこんな感じで大行列していました。
SNSでのつぶやきを見てもマッターホーンに行列が出来ていない日はないと感じるぐらいに、皆さん行列覚悟で買っている様子。まったく並んでない日があるなんて、驚きでした。
マッターホーンはなぜ人気?どんなスイーツ店なのか
マッターホーンは1952年創業。学芸大学駅前にお店を構えて以来、一店舗主義を貫いています。つまり、マッターホーンのお菓子を購入できるのはここだけということになります。
またマッターホーンの包装紙は、鈴木信太朗さんが手掛けたもの。
鈴木信太朗さんは、日本芸術院賞や文化功労賞などを受賞するなど、明朗な風景画を得意とする洋画家です。マッターホーンの包装紙やパッケージに描かれた親しみやすい鈴木信太朗さんのイラストは、こちらのお店のシンボルとなっています。
実は鈴木信太朗さんがイラストを手掛けたお店は他にも、西荻窪にある洋菓子とフランス料理「こけし屋」や千代田区にある稲荷寿司のお店「神田志乃多」、長崎の銘菓「CRUZ(クルス)」があります。もしかすると、いろんなところで目にしているかもしれませんね。
マッターホーン人気のヒミツは、おいしさはもちろんのこと、このオリジナルパッケージにもあります。生菓子はもちろん、焼き菓子の種類も豊富で、お土産やプレゼントにも最適。
遠くからわざわざお店まで足を運び、購入しに訪れるお客様も絶えないことから行列が出来てしまうというのも納得ですね。
創業当時から愛され続ける「マッターホーン ダミエ」
マッターホーンの生菓子といえばやっぱりダミエです!チェッカー柄にカステラを配置し、バタークリームをサンド。その周りをチョコレートでぐるりとコーティングしてあります。
ホールで購入することもできますし、1本をカットしたタイプでの購入も可能。ホールの場合はメッセージを入れてくれるので、母の日のプレゼントにされている方もいらっしゃいました。
バタークリームを使用している半生菓子ということで賞味期限は約5日間と日持ちがします。ホールで購入しても案外ペロリと食べられてしまうかも。
昔懐かしいバタークリームはほどよい甘みとコクがあり、おいしくいただきました!
生菓子は毎日9時30分頃から順次店頭に並ぶとのこと。こればかりはお店に足を運ばないと手に入れることはできませんね。
普段は行列必至といわれているお店でも、タイミングが良ければすんなり入れる場合もあるということを知った今回の訪問。諦めずに訪れてみるものです。
ちなみにダミエやバームクーヘンをカットした後の耳(切り落とし)を、マッターホンが手掛けている製菓材料販売店「フォンテーヌ」で販売することがあるそうです。いつでも販売しているわけではないようなので、偶然出会えたらラッキーですね。
「マッターホーン」店舗情報
↓バームクーヘンやダミエの切り落としがたまに販売される「フォンテーヌ」はこちら