学芸大学駅の東口商店街、恭文堂書店の手前を右折して約1分。ヤバい定食屋さん「猫にこ飯”（ねこにこばん）」はレトロなたたずまいの「壱福商店（バー）のお隣にあります。

猫好き、ダジャレ好きにとっては大変気になる存在のお店。取材のついでにランチで立ち寄ってみました。

店頭から猫だらけ！ダジャレだらけ！

お店入り口に向かって赤いオブジェの子が、近づくとしゃべるのでびっくりしないように。右手に置かれたケースの上にはぎっしりと書かれたメニュー表があります。

ちょっと情報量が多すぎて、頭の中に入ってきません。店内飲食の他、テイクアウト、UberEatsなど、いろいろなサービスに対応している様子。

”魚料理充実”“揚げ物万歳！”“大盛無料”の文字が飛び交うチラシ。がっつり食べたい男性にはとっても嬉しいお店のようです。

店内も情報量多め！何をどう頼んでいいか迷います

「猫にこ飯”」は店長さんのワンオペ。なのにこのメニューの多さは一体・・・。初めて来店する客を徹底的に惑わしてきます。

店内はテーブル席1つとカウンターのみ。とりあえずおすすめの定食の中から注文することにしました。

料理を待つ間、ダジャレを満喫

店内のそこかしこにダジャレが隠れています（隠れていないかも）。ウルフルズの「キャッツだぜ！」あたりは古めですが、テーブルの上には「菌滅の刃」があります。

ちゃんとダジャレもアップデートされているあたりはさすがです。1度訪れただけではこのお店の全貌を把握することは困難。

店長さんはとても猫がお好きなよう。猫がらみのダジャレがメインなところは、猫好きとしては共感してしまいます。

女子はごはんなどの量に注意！食べ残さないよう苦手なものは事前に申告して

女性におすすめのアンチョビバター、連れの注文した「平目のバター醤油」定食がやってきました。とってもボリューミーです。

そして私が注文したシーフードミックスフライ定食。量がヤバいと不安になります。『ごはん、お代わりしてくださいね』と声をかけてくださったのですが、無理です。絶対無理です。

ミックスフライは、肉厚のアジフライ、有頭エビフライ、白身魚フライ、牡蠣フライです。ワンオペでこれだけの種類を揚げるとはただモノではないと思います。どれもサクサクに揚がっていておいしい。

お味噌汁もお出汁が効いていておいしかった。普通のごはんを普通においしく提供するのは簡単なようで、簡単ではありません。さすがプロの料理人。平目のバター醤油もふわっふわ味付け濃いめで、白いごはんが進みます。

こちらの定食にプラスする形で、ポテトサラダや唐揚げなどいろいろな小鉢もラインナップ。カップ麺をプラス注文もできます。

お酒のおつまみになるようなものがいろいろあって、夜ちょっと立ち寄って1杯がとても楽しそうです。

いまは自粛中なので「ニャンアルビール」「ニャンアルレモンサワー」を提供中。早く普通にお酒が飲めるようになったら嬉しいですね。

地元には絶対欲しい、気さくな定食屋さん

コロナ禍なので、店主の方とおしゃべりを楽しむというのは難しいですが、夜に女性が1人でふらりと訪ねても安心して過ごせる定食屋さんだと思いました。今回は魚メニューを頼みましたが、肉料理も充実。味付けも和食風、中華風、洋風、韓国風といろいろあります。

おしゃれなお店がいっぱいある一方で、こうしたカジュアルな定食屋さんもあるのが学芸大学の魅力。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

店舗情報

猫にこ飯”（ねこにこばん）

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