【目黒区】二葉フードセンターの「ベーカリー ブラン」が惜しまれつつ7月31日(土)で閉店
武蔵小山の目黒平和通りにある地域密着のマーケット「二葉フードセンター」。建物老朽化に伴い、2021年2月27日(土)でほとんどのお店が閉店・移転してしまいました。
以下、7月末現在の二葉フードセンターの中です。魚屋さんが1軒まだ営業していましたが、がらんとして寂しい限りです。
ちなみに二葉フードセンターの中にあった八百屋さんはすぐ近くに移転し、元気に営業しています。
そんな中で平和通りに面したパン屋さん「ベーカリー ブラン」はギリギリまで営業を続けてきました。しかし、ついに2021年7月31日(土)で閉店することが決まってしまいました。
店頭には「閉店 マジか 間近」の張り紙が!
私が訪れた7月24日(土)は大勢のお客様がひっきりなしにパンを買い求めに来店。「ベーカリー ブラン」が地元の方々からいかに愛されてきたかが実感できました。
「ベーカリーブラン」は手ごろなお値段でおいしいパンが買える「町のパン屋さん」
目黒平和通り商店街は、武蔵小山駅からちょっと離れた場所(徒歩約10分程度)にあり、品川区側にある武蔵小山パルム商店街に比べるとこぢんまりとした商店街です。
チェーン店や大型スーパーなどがなく、八百屋さんやお肉屋さん、魚屋さんなど個人商店が立ち並び、地域密着で昭和の香りが残る懐かしい店構えがいまも残る古き良き雰囲気が残されています。
「ベーカリー ブラン」のパンは、イマドキのおしゃれで洗練されたパン屋さんではありません。私たちの暮らしに密着した親しみやすい地元のパン屋さん。
小さいお子さんが好きな甘いパンや昔懐かしい甘食、お惣菜パン、焼き菓子などが所せましと並べられ、毎日気軽に食べられるスタンダードなパンが揃っています。
「ベーカリー ブラン」は少しずつ時代に合わせ、日本人の味覚の変化にも応えるパンを開発しながら、飽きずに楽しめるいろいろなパンを販売してきました。
お店の奥には厨房があり、次々とパンが焼きあがるのが見渡せます。店内はいつも芳ばしいパンが焼きあがる香りでいっぱいに。“焼きたて”のポップについついあれもこれもと買ってしまいます。
パンを焼く職人さんの姿がいつも見えるので、子どもたちが将来の夢として“パン屋さん”になりたい!と憧れるのもうなずけますね。
「ベーカリー ブラン」でお買い物したお客様には“ありがとうございました”とパンのプレゼント
お店でパンを購入して外に出ると「長い間、ありがとうございました!」ということばと共に、パンのプレゼントをいただきました。
家に帰って開けてみるとあんパンでした!
これは嬉しいプレゼントです。ちなみに私が購入したのは「明太フランス」「辛口カレーパン」「アップルパイ」です。
「毎日食べても飽きないパン」「普通においしいパン」を焼き続けてくれた「ベーカリー ブラン」。本当に、本当にお疲れ様でした!
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