新型コロナウイルス感染拡大の影響で献血協力者の数が少なくなっています。日本赤十字社によると、関東甲信越地域では7月11日（日）から献血協力者数が必要人数に満たない日が続いているそうです。

東京都では8月17日（月）、緊急事態宣言が2021年9月21日（日）まで延長されることが決定。緊急事態宣言の対象地域やまん延防止等重点措置地域が拡大された影響により、さらなる献血協力者減少が懸念されています。

7月12日～8月8日までの4週間のうち、関東甲信越地域で400ml献血者数が必要人数に達した日はわずか2日間のみ。全体で約14.2％も減少（必要人数89,162人に対し、協力者は82,871人）してしまったそう。

特に献血バスによる団体献血の中止が相次いでいることから、血液の確保がさらに難くなっています。

緊急事態宣言下でも献血は不要不急の外出にあらず！医療を守るための“必要不可欠”な行動です

街頭などで献血を呼び掛けているのをよく見かけますが、目もくらむような暑さでなかなかその気になれないという方も多いことでしょう。また、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、不安に感じる方も。

しかし、血液は有効期間が短いため、できるだけ毎日多くの方にご協力いただくのがベストです。

献血にご協力いただける場合、最寄りの血液センター・献血ルームで事前予約を受け付けているそうです。予約締切は前日の17時まで、日本赤十字社のホームページや電話で受付可能。以下、問合せ先をお伝えします。

8月29日（日）に自由が丘駅前に献血バスが来ます

目黒区内で献血バスが来るのは直近で8月29日（日）。東急東横線・自由が丘駅前です。10時30分～11時30分、13時～16時30分の間で事前予約が可能。

ご自宅や職場に近い会場を知りたい場合は、日本赤十字社のホームページで献血バスの運行予定を公開していますので、そちらをぜひ参考にしてみてくださいね。

また、献血ルームでの協力を希望する場合は、こちらのページを参考にしてください。

日本赤十字社では「いこう！献血」キャンペーンを9月30日（木）まで実施中

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本日は #世界献血者デー?
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「いのちを救う」ボランティア、献血にいつもご協力いただきありがとうございます✨

本日まで@kenketsu_chance では、抽選で100名様に「いこう！献血」オリジナルワイヤレススピーカーをプレゼントしています?

▼詳しくはこちら▼

— 日本赤十字社 (@JRCS_PR) June 14, 2021

若い世代の場合、まだ献血をしたことがないという方も多いのでは？初めてという場合はいろいろ不安に感じることも多いことでしょう。

私（昭和世代）は“20（はたち）の献血”というのが流行（？）したので、高校卒業後に同級生と行ったという思い出があります。献血後にヤクルトをいただきました。

日本赤十字社ではお笑い芸人のぺこぱとタレント・山之内すずさんをキャラクターに「いこう！献血」キャンペーンを2021年9月30日（木）まで実施中です。

キャンペーン期間中に献血をした10～30代の「ラブラッド会員（日本赤十字社のWebサイトからも会員登録可能）」を対象にオリジナルトートバッグ・オリジナルマフラータオル・オリジナルマルチライトのいずれか1つをプレゼント。

プレゼントは先着となるため、無くなり次第終了となります。会員登録は献血当日でもOKだそうですよ。

最後にぜひご一読を！献血に協力可能・NGな条件があります

現在、新型コロナウイルス感染症の予防でワクチン接種が行われています。RNAワクチン（mRNAワクチンを含む）を摂取した場合、1回目・2回目いずれの場合も接種後48時間を経過していれば献血が可能だそうです。

つまり、ファイザー社と武田／モデルナ社のワクチンであれば、接種後2日以上経過していればOK。ただし、それ以外の種類のワクチンに関しては、現時点献血をお控えくださいとのこと。

※予防接種前については特に制限はありません。

心配なことがある場合は予約の際に問合せてみてはいかがでしょうか。献血を避けた方がいいケースについてはこちらのページからも確認ができます。

日本赤十字社では新型コロナウイルス感染症拡大により病床がひっ迫した地域へ看護師の派遣を行う、8月11日からの大雨災害で甚大な被害が発生した地域へ看護師派遣を行うなど、さまざまな活動に取り組んでいます。献血活動もそのひとつ。

「コロナ禍でなかなか思うようにボランティア活動が出来ない」「何か自分たちで手伝えることはないか」ということであれば、献血は最も身近で意義のあるボランティアです。

健康で献血可能、ということであればぜひご協力してみてはいかがでしょうか。

■引用元：日本赤十字社　関東甲信越ブロック血液センタープレスリリース