【目黒区】学芸大学のエステティックサロン「フルーツルーツ」で“フルーツ漬け”の癒し体験を!
「フルーツルーツ」は学芸大学駅から徒歩約5分。駒沢通りの五本木交差点に面したビル1階にあるエステティックサロン&ショップです。自社オリジナル開発の国産フルーツ&ハーブを使ったオーガニックコスメ商品を購入できるとともに、フルーツの恵みたっぷりのエステが受けられます。
エステティック業界の全国大会「第2回エステティックグランプリ」でモデルサロン部門・フェイシャル技術部門で全国1位・ダブル受賞するなど、確かなトリートメント技術で女性たちを虜に!
今回はフルーツルーツの代表取締役社長である榎戸淳一さんにインタビュー。オーガニックコスメの心地よさとフルーツルーツならではの癒しのひとときについて、徹底解説します。
手に取って気分が揚がる!使って心地よい!国産オーガニックコスメ「フルーツルーツ」
榎戸さんがコスメブランド「フルーツルーツ」を立ち上げたきっかけは、日本人の肌質に合う、使って気持ちが華やぐ国産のオーガニックコスメをつくりたいという思いから。
『約10年前の日本国内でオーガニックというと“地味・素朴”という印象が強く、女性が手に取ってワクワクするような楽しさや華やかさが感じられないものが多かった。
海外のオーガニックコスメは色とりどりで洗練されたおしゃれなものがたくさん。ニューヨークを視察した際は、オーガニックコスメを使用したエステティックサロンもたくさんありました。
日本でも同様にカラフルで使い心地がよいオーガニックコスメをつくりたい。そしてそのコスメを使用した魅力的なエステティックサロンを立ち上げてみたい。
そんな思いでオープンさせたのが“フルーツルーツ本店(学芸大学)”です』と榎戸さん。
いまでは全国にフルーツルーツのオーガニックコスメを取り扱うお店が増え、期間限定で百貨店やショッピングモールでポップアップストアを展開するなど、注目を集める人気コスメブランドの一つとなりました。
試行錯誤の末生み出された国産オーガニックコスメ「フルーツルーツ」
フルーツルーツがこだわったのは“国産”で出来る限り有機・無農薬栽培された原料を使うこと。素材を提供してくれる農家さんと顔の見える関係を築き、しっかりとトレサービリティが確保できること。
パラベン・フェノキシエタノールなどの防腐剤や鉱物油、合成香料、合成着色料不使用。しかも動物実験は行わないクリーンビューティでもあります。
苦労したのはやはり防腐剤を使わず、自然素材で安定した品質のコスメをつくるということ。
『自然が育む植物や農作物は常に同じ成分・品質とはいきません。同じ畑で育ったものでも、毎年違うものができる。色・香りともに時間とともに薄くなるなど、一筋縄ではいきません。
化粧品は肌に直接触れるものですから安全・高品質なものが求められます。化学物質を使えば簡単に確保できますが、自然素材が持つ肌そのものの美しさ・健やかさを引き出す力にこだわりたかった。
フルーツルーツのコスメはレベル1~5までをカテゴライズ。どのような成分が使われたどんなコスメなのかの情報を公開し、お客様がきちんと納得して選べるようにしています』とおっしゃっていました。
“自然派”や“ナチュラルコスメ”などあいまいなことばで表現するのではなく、どのように作られているコスメなのかを一目でわかるように表示しているので、とても分かりやすいですね。
榎戸さんの理想を実現したオーガニックのエステティックサロン「フルーツルーツ」
2010年、学芸大学にオープンした「フルーツルーツ本店」。オリジナル商品を販売するショップには、フルーツルーツを使用した施術が受けられるエステティックサロンが併設されています。
実は榎戸さん、前職は全国のエステティックサロンの経営コンサルタントを行ってきたキャリアの持ち主。
『約1,300店舗のエステティックサロンを担当しましたが、多くのエステティシャンの手が荒れていたのが印象に残っています。
そして、エステティックに通っているお客様も一時的にはキレイになっても、季節により肌トラブルを起こすなど、根本的な解決に至っていないという課題を抱えていました。
そんな時に出会ったのがオーガニックコスメです』
オーガニックコスメのコンセプトは自然の恵みを活かし、肌本来が持つ健康で美しくあろうとする力を引き出すこと。肌・心・体は一つであり、ストレスを癒し、体の健康を正常に保つことで肌もまた美しく保たれるというホリスティック(全体的・包括的)な考え方に感銘を受けたそうです。
そして、オーガニックコスメを作り、使うことで環境を守る、地域活性化につながる。そんな点にも魅力を感じ、自らが理想とするエステティックサロンを立ち上げたというわけです。
施術ルームで使われているタオルやリネン類などもすべてオーガニックというこだわりよう。極上の癒しを感じてもらえるサロンとなっています。
「フルーツルーツ」の施術はオールハンド!しかも“フルーツ漬け”のひとときが楽しめます
フルーツルーツのエステティックは、2012年に開催された第2回エステティックグランプリ、モデルサロン部門・フェイシャル技術部門で全国1位のダブル受賞。機械を使わず、人の手の温もりや癒しを伝えるオールハンドで施術します。
お店を訪れたら、まずはオリジナルのドリンクをサービス。私が取材で訪れた時は夏の暑い日でしたのでオリジナルの「フルーツヴィネガー」をごちそうになりました。
フルーツ果実を伝統的な技術で発酵させたもので、香料、保存料、着色料などはすべて無添加。自然なフルーツの甘さと香り、まろやかな口当たりですっきりおいしくいただきました。
この他にも伊豆天城山に生息する野生の天然酵母を使ったフルーツ酵母ドリンクがあり、不足しがちな「代謝酵素」「消化酵素」を補うことができるオリジナル商品。酵母ドリンクはファスティングなどにもよく利用されています。
フルーツルーツの「フルーツ酵母ドリンク」は、50年以上前から続く伝統技法・職人手作りで、1年~1年半かけてゆっくりと醸造。体の内側から美しさを引き出してくれるオリジナルインナーケアとなっています。
初めて来店した場合、エステに使用するコスメを選ぶため、まずは肌タイプをチェック。環境やストレスの影響は受けるものの、人の肌質は生まれた時から決まっており、変わらないといいます。
フルーツルーツは「オイリー肌」「ノーマルオイリー肌」「ノーマルドライ肌」「ドライ肌」「敏感肌」の5タイプに肌質を分類。その方の肌のコンディションをチェックしながら、最適なコスメを選んでくれますよ。
メニューはフェイシャルの他、オイルを使ったリンパトリートメントやストレッチを組み合わせたボディケア、ヘッドケア、フットケアもあり。オイルトリートメントはハーブを漬け込んだ滲出油(マセレーションオイル)を使っているとのこと。
施術の間もフルーツや植物の自然な香りに包まれ、嗅覚・触覚へと刺激が伝わります。
施術後はおいしいドライフルーツやフルーツ&ハーブティーでリラックス。まさに来店してからお店を出るまで徹底的に“フルーツ漬け”を堪能できるのが魅力となっています。
こちらのフルーツ&ハーブティーは2021年9月22日(水)にリニューアル!
新しいブレンドティー“WARM(ウォーム)”と“MATERNITY(マタニティ)”の2種類が追加発売されています。
「フルーツルーツ」のイチオシコスメは泡立てない泥洗顔“ジューシースパスクラブ”
榎戸さんイチオシの商品はファイブフルーツラインの「ジューシースパスクラブ」。泡立てない泥洗顔で、パラオ白泥(クレイ)とハーブの力で古い角質や毛穴の奥の汚れまでをスッキリ落とせるすぐれものです。
ダマスクローズの華やかな香りとぶどうやいちご、レモン、リンゴ、モモと5種類のフルーツ素材を使用。こすらず汚れを吸着するように手のひらで押して・離してを繰り返した後、ぬるま湯で洗い流します。
私も実際にお店で試しに使ってみましたが、肌色がワントーン明るくなった印象。しっとりとした使い心地で、肌が柔らかくみずみずしくなったように感じました。
ファイブルーツラインには、この他にも肌質に合わせたクレンジングフォーム、クレンジングジェル、クレンジングミルクなど、使用感が異なる洗顔料をラインナップ。原料として使用するフルーツやハーブも肌への働きかけに応じてバランスよく組み合わを変えています。
ダマスクローズやフランボワーズの香りが女性らしい美しさを引き出すロマンチック ハンド&ネイルクリーム
フルーツルーツのオーガニックコスメは肌タイプ別に選ぶこともできますし、シリーズ別に選ぶことも可能。その中でも「ロマンチック ライン」は信州蓼科で無農薬栽培されたダマスクローズをふんだんに使用したエレガントな香りが魅力的なシリーズです。
こちらのシリーズのハンド&ネイルクリームは、コロナ禍で手洗い&消毒で荒れがちな手を美しく整えるとともに、ローズ&フランボワーズの甘く上品な香りで心もうるおしてくれます。
ベタつかずスーッと肌になじむ極上シアバターをふんだんに使用。アミノ酸系ネイルケア成分配合で爪や甘皮のお手入れにも最適です。
ローズの香りには自律神経やホルモンバランスを整える脳の部分を刺激するといわれています。フランボワーズの香り成分には脂肪燃焼効果が期待できると一時話題をさらいました。
女性を美しく健やかにする香りで満たされるロマンチックラインは、コロナ禍のストレスも癒してくれるコスメですね。
この他に瀬戸内で無農薬栽培されたオレンジ&レモンを使用した爽やかな香りの「リフレッシュライン」。
山梨県甲州産の無農薬マスカットを使用した「リラックスライン」、信州駒ケ根で育てられたラベンダー・ラフランスを使用した「レスキューライン」、高知県産の無農薬ユズ・信州産のミントを使用した「クールライン」、無農薬栽培のレモン・ゼラニウムを使用した「アウトドアライン」があります。
敏感肌にやさしい「リアルオーガニックライン」
フルーツルーツが扱うコスメの中でもオーガニックレベル5のシリーズが「リアルオーガニックライン」です。無農薬証明・栽培履歴がある植物原料のみを使用したコスメ。
化粧品、特に化粧水はほとんどが水でできています。「ジェントルスパドロップス(化粧水)」は水の替わりにダマスクローズ水をベースに使用しています。
保湿力の高いシラカバ樹液、コメ発酵エキスなどを配合。リンゴエキス、モモ果汁のフルーティな香りに包まれ、楽しくお手入れできます。
洗顔料は泡で出てくるタイプで、敏感に傾いた肌に刺激を与えず、やさしく洗い上げる設計。
化粧水でたっぷりと水分を補給した後は、植物性スクワランとミツロウでつくったクリームで、肌に与えた水分をしっかり閉じ込め、外部からの刺激から守ります。
オーガニックにこだわりたい方、肌が敏感でできるだけ刺激の少ないものを選びたい方におすすめのラインです。
オーガニックはライフスタイルそのもの!生活すべてが心地よくオーガニックで
『オーガニックとは生き方であり、ライフスタイルでもあります』と榎戸さん。フルーツルーツではコスメ(スキンケア・ボディケア・ヘアケア・パーツケア)、インナーケア(ドライフルーツ、ドリンクなど)の他にも、ライフスタイルケアを展開しています。
アロマテラピーに欠かせない国産のエッセンシャルオイル(精油)、天然成分100%のランドリーリキッド(洗濯石けん)、オーガニックタオル、エコバッグもラインナップ。
人にも自然にもやさしくエシカル消費を心がけている方にとって、フルーツルーツのラインナップやポリシーは共感できるのではないでしょうか。
TBSテレビ「マツコの知らない世界」で一時、品切れ続出になったドライフルーツ
最後にフルーツルーツのヒット商品「ドライフルーツ」をご紹介しましょう。
フルーツのおいしさを閉じ込める低温・長時間乾燥で、風味や旨味がそのまま凝縮されています。日本の農家さんを支援したいと開発した商品で、傷や形の不揃いなどで買い手がなく、 廃棄処分されてしまうフルーツを活用しています。
2019年3月5日に放送されたTBSテレビ「マツコの知らない世界」で紹介され、一時は品切れ状態が続いてしまったとか。
国内で手に入るドライフルーツのほとんどは海外からの輸入が多く、保存料や砂糖などが使われていることがほとんど。こちらのフルーツは酸化防止剤や砂糖などは不使用です。
自然な甘みと香りや味わいが楽しめ、そのままおやつ代わりに食べてよし、ヨーグルトやグラノーラに混ぜたり、水出しのフォンダンウォーターにしてもおいしいです。
時期によってはパインやアプリコット、バナナ、マンゴーなども国産で手に入るので、ぜひ食べてみてくださいね。タイミングよく来店するのが難しい方は、オンラインショップもありますよ!
コロナ禍でむしろ来店数が伸びているという「フルーツルーツ」
榎戸さんがフルーツルーツを学芸大学で始めようと思ったのは、オーガニックに対する関心や興味が高い方が多く暮らしている街だったからといいます。
確かにオーガニックレストランやショップなどが古くからあり、健康意識が高く、地球環境にやさしいエシカル消費に積極的に取り組んでいる人が多い、という印象を私も受けました。
コロナ禍で外出が制限される中、都心のヘアサロンやエステサロンに通っていた方が、住まいの近くで通ってくれるようになった、という声もよく聞きます。
『フルーツルーツではむしろ、エステに通う回数が増えたり、商品購入される方が増えている印象です。エシカル消費への関心高まりもあると思いますが、自分の美や健康へ投資しようという方が増えているのかもしれません』と榎戸さん。
特に若い世代の方が、オーガニックコスメや動物実験を行わないクリーンビューティへの関心が高いそうです。これからのSDGs社会実現をリードしてくれる頼もしい世代といえそうですね。
「フルーツルーツ」のエステサロン(女性専用)の利用希望の場合は、事前予約が必要(Webもしくは電話)です。都度払いOKでお得なパス(回数券)も用意。ギフト券もあるので、ご両親や奥様のお誕生日にエステをプレゼントするのも素敵ですね。
学芸大学本店にはコスメやインナーケアを購入できるショップを併設しているので、エステサロン利用以外でも気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
■取材協力
「フルーツルーツ本店」店舗情報
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